はじめに
皆さんこんにちは!武田塾久喜校です!
最近寒さも厳しくなってきましたが、体調などは大丈夫ですか?
体調に留意しつつ、受験に向けてラストスパート頑張って行きましょう!
さて、皆さんそろそろこれくらいの時期から過去問演習を行っていくと思います。
そこで、どのように過去問演習を行っていけばいいのかわかりますか??
せっかく過去問演習を行うなら、効果的に行いたいですよね。
そこで今回は、皆さんに過去問演習の効果的なやり方と、過去問シートの使い方をお教えしたいと思います!
この記事を読んだ後でしたら、皆さん、過去問演習のプロになっていると思います!
それでは行きましょう!
どの大学を何年分やればいいの?
過去問演習を始める前に、まず、どのレベルの大学を何年分くらいこなせばいいのかわかりませんよね…
ここでは基本となる過去問演習の量をご紹介したいと思います。
挑戦校:5~10年
自分の第一志望校や、それに準ずる大学は、基本的に5~10年程過去問演習を行うことが理想だとされています。
この数字を聞いて、多い!と思いましたか?
しかし、意外とやってしまえばあっという間だったりします。
また、これだけやったんだ、ということが自信に繋がるとも思います。
そのため、第一志望校やそれに準ずる大学はこれくらい演習量をこなすことが理想ですね。
実力校:3~5年
今のまま勉強していけば受かるだろう、と思われる大学は、基本的には多くとも5年程こなせば十分だと思います。
このレベルの大学は、きっと皆さんの実力を鑑みれば、受かるとは思います。
しかし、どれだけ実力があっても、その大学の問題形式で問題が解けなければ、つまり合格点を取らなければ合格することはできません。
そのためには多少なりとも出題形式に慣れている必要があります。
という観点からしてみても、5年程解いておけば安心でしょう。
安全校:2~3年
いわゆる滑り止めにする大学は、2~3年分解けば十分だと思います。
一度解いてみて、それで合格点に楽々届いているようでしたら、そこまで演習量をこなすことは必要ないでしょう。
しかし、油断は大敵です。
本番、落ち着いていつも通り点数を取るためにも、2~3年は演習しておくことが必要だと思います。
どうやって復習すればいいの?
では次に、今回の本題、「どうやって復習すればいいのか」ということです。
基本的には、まずは赤本の解説を隅々まで読み込みましょう。
特に現代文や古文であれば、本文解説が載っているようなら、そちらもしっかりと読み込むことをお勧めします。
しかし現状、赤本の解説はとても浅いことで有名です。
そのため、解説を読んでもよくわからないような場合には、自分が使っていた参考書に一度立ち返りましょう。
自分の使っていた参考書であれば、自分の納得する解説が載っているはずです。
赤本の解説が薄いことは、とても難点に思われますが、その分自分で考える機会がある、ということです。
勉強とは結局、自分で考えることがとても大切です。
そのために、今まで使っていた自分の参考書に立ち返ることはとても大切で、かつ効果的であると思います。
また、もし自分の参考書に立ち返りましたら、そこには付箋を貼るなり、書き込みをするなり、印をつけておきましょう。
そうすることで、受験前、素早く復習できると思います。
過去問シートって何?
次に、「過去問シート」についてご説明します。
過去問シートとは、武田塾オリジナルの過去問演習を復習するためのシートです。
以下画像
画像にあるように、過去問演習をして自己採点をした後に、様々記入する箇所があります。
例えば得点率はもちろんのこと、問題数や難易度、解答方法や時間的余裕まで記入する箇所があります。
意外とこのような細かいポイントというのは、解いてから時間が経ってしまうと忘れがちですよね。
時間がたっても思い返すことができる、という点においても、このシートはとても役に立ちます。
また、このシートに記入を行うことで、自分の弱点などに客観的に向き合えます。
意外と自己分析というのは難しいです。文字にして書き起こすことで自分に本当に足りていないものは何なのか、その足りていない部分はどのようにしたら埋められるのか、ということがわかります。
この自己分析と、その弱点を埋めるための勉強というのはとても受験勉強において重要です。
その重要な部分を満たせる、という点でも、この過去問シートはとても有用であることがわかります。
目標点は?
では、過去問演習を行うにあたって、目指すべき点数を提示します。
ただ過去問演習を行うより、目標点があった方がやる気も起きますよね。
基本的には最低合格点が提示されている大学であれば、その割合+5~10%を目指しましょう。
合格最低点とは、得点調整がはたらいていますので、実際の点数よりも低く提示されていることがほとんどです。
そのため、合格最低点を取れば受かる!と思うのではなく、あくまでそれよりもプラスの点数、得点率を目指しましょう。
合格最低点が提示されていない大学であれば、7割5分~8割あたりの点数を目指せるようにしましょう。
7割が合格と不合格を分ける大学がほとんどです。
そうなると、7割を取っても受かるかどうかわかりません。そのため、もう少し多めの点数を取れるようにしましょう!
演習の時点で高い点数を目指していれば、本番も臆せず取れると思います!
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回の記事によって過去問演習の効果的な復習方法を伝えることができたら嬉しいです。
また、もし武田塾久喜校や予備校、塾に通っている皆さんでしたら、過去問演習に困ったことがあれば担当の講師に質問してみてください。
やはり自分で参考書等を使って調べるといっても、限界があると思います。
その点、久喜校の講師は、実際に入試や過去問演習を経験した経験者です。
先に経験した人のアドバイスはためになることも多いのかな、と思います。
また、この時期になって、もしかしたら受験に対してマイナスなイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし、泣いても笑ってもあと数か月です。
きっと人生でこんなに勉強することってこの先そんなにないと思います。
この数か月がラストだと思って、最後のひと踏ん張り!一緒に頑張りましょう!
それでは今回はここまで読んでくださってありがとうございました!
塾・予備校に通い始める時期は?