みなさんこんにちは!!
9月も終盤に差し掛かり、いよいよ10月になろうとしていますね。
急な寒暖差で体調を崩さないように上着を携帯するなどして体温調節を心掛けましょう!
ところで皆さんは勉強中にどれくらい休憩時間を取っていますか?
受験勉強の疲れを癒す、数少ないタイミングの休憩時間。
この時間の使い方次第で、その後の勉強効率やモチベーションが大きく変化することをご存じですか?
中には休憩なんてしないで一日中ぶっ通しで勉強する人もいますが、過剰なストレスがかかり精神的に滅入ってしまうのであまりオススメできません...
伸びる生徒ほど休憩の取り方が上手、言い換えるとON/OFFの切り替えが上手な人が受験で成功しやすいです。
そこで本稿では「適切な休憩時間」についてご紹介しようと思います!
勉強はしたいけど集中力が続かない...という方は是非ご覧になっていってください。
限界は誰しもある
当然ですが、人間の集中力には限界があります。
永遠に勉強し続けることはもちろん不可能です。睡眠だってとらなくてはいけません。何時間も勉強を続けると、いつしか集中が切れて、参考書の内容が全く頭に入ってこなくなります。
ひとたび集中力が切れてしまうと、回復させるのは非常に難しいです。
なぜなら、長時間集中して勉強してしまうと、集中が切れた後に達成感を感じてしまうからです。
そのため、その日はもう勉強できないしたくない!と感じてしまうかもしれません。
こうした事態を防ぎ、効率よく長期的に勉強して行くために必要なのが「休憩」なのです。
集中したけどそこまで疲れていない、くらいの状態で休憩を挟んで、もう一度全力の状態で勉強を再開することが非常に大事だと言えるでしょう。
要はつまり、HPが高い状態で回復し続けることが大切なのです。
効率のよい休憩時間とは?
ここまでで勉強中に適度に休憩をはさむことがいかに重要なことかをご理解いただけたかと思います。
それではどれくらいのタイミングで休憩を入れるのがよいのか。
これを説明するために、休憩を「小休憩」「大休憩」の2つに分けて考えていきたいと思います!
以下で説明する方法に関しては、しっかりと時間を測っていることを前提としています!自分に甘えることなく時間を有効活用していきましょうね!
勉強中の休憩タイミング:小休憩
「小休憩」とは1時間に1~2回ほど休憩を入れる方法です。
ポモドーロ法
ポモドーロ法は有名なので、ご存じの方もらっしゃるかもしれませんね。
これは「勉強時間と休憩時間を25:1でとる」という方法です。
25分くらいなら辛くならずに集中できる人が多いのではないでしょうか?
ただ、この方法だといい具合に集中してきた時に休まないといけない、という可能性があります...
48:12分法
文字通りこちらは、勉強時間と休憩時間を48:12で取るというやり方です。
この方法であれば、前述したポモドーロ法で起こりがちな、
「一旦集中してもすぐに休憩に入る時間帯になってしまう」
という問題を多少避けることが可能です。
さらにこのやり方では1時間単位で勉強できるので、勉強スケジュールを考えやすいというメリットもあります。
勉強中の休憩タイミング:大休憩
次に「大休憩」という考え方についてです。
こちらは3時間に1度、30分ほど休憩することを指します。
もちろん小休憩だけでも集中は継続するのですが、受験生は休日に1日中、勉強をすることになります。
そんなときに、小休憩だけでは集中を維持するのは至難の業です。
大休憩といっても、「N時間勉強したらM分休む!」といったように厳密に決めておく必要はなく、自分が疲れたなと感じたら適宜長めに休むというような形でよいでしょう。
かといって必要以上に休憩していては元も子もないので、自分に合う形の休憩をしてくれたらと思います。
TMI:志望校の試験時間に合わせて休憩をとる
これは、たとえば志望校の試験時間が1科目90分の人は、90分勉強したら15分休むという方法です。
この方法の最大のメリットは、入試本番に集中力MAXかつ最高のコンディションで臨めるようになることです!
ただし大学入試の試験時間はとても長いため、高校1年生や高校2年生はまだ少しきついと感じるかもしれません...
高校1年生・2年生の皆さんは無理せず、短いスパンで休憩をとってください。
しかし、入試本番が迫った高校3年生や浪人生には非常にオススメです!集中力が入試本番で最後まで続くように、ぜひこの休憩方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめの休憩方法
以下では筆者の独断と偏見でおすすめの休憩方法をいくつかピックアップしました!
1.仮眠
勉強で疲れた頭を回復するには仮眠が1番!
特に勉強中眠くなってしまうことがあるという人は休憩時間に仮眠しましょう。
仮眠を取るときは、椅子に座ったままで15分ほど目を瞑るのをお勧めします!!
仮眠の時間は15分以内、長くても30分以内にすべきという医学的な見解が発表されています。長時間の睡眠は夜の睡眠に悪影響になりますので、十分にご注意を!
2.本・漫画を読む
好きな本や漫画を読んでリラックスするというのもおすすめです。
本好きや漫画好きの人は小さい頃からの習慣になっている人が多く、高いリラックス効果が期待できます。
3.筋トレ・ストレッチする
実は筋トレ・ストレッチは勉強に良い影響を及ぼす可能性があると言われています!
休憩時間に筋トレ・ストレッチをすることで血流が良くなり、集中力が上がるためです。
受験生は運動不足になりがちで、太ってしまったという人も多いでしょう。休憩時間の筋トレで勉強効率を上げつつ、運動不足を解消できれば一石二鳥です!
4.コーヒーを飲む
いわずもがな、コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、また体をリラックスさせる成分も含まれています。
ただし、コーヒーを摂取するのは午後4時までにしましょう。夜の睡眠に悪影響を及ぼす可能性があります。
5.軽食をつまむ
集中するためには糖分が必要です。
チョコレートや飴などあまりお腹にたまらないお菓子にしましょう。満腹になったら眠くなってしまうかもしれません。
6.散歩をする
近所を少しの間散歩するのも方法の一つです。意外と知らない発見や、良い景色に出会えたりして気分転換になるかもしれませんね!
休憩中のスマホはNG!
休憩時間にスマホをいじるのは絶対にやめましょう!
休憩時間はゆっくり目と脳を休め、万全の状態で勉強に臨むためにあります。好きなことをしてリフレッシュすることは大事ですが、あくまで勉強に集中するために心や体を整える時間であるということを念頭においてくださいね。
いかがでしょうか?皆さんも適度な休憩をはさみつつ、継続して勉強できるように頑張っていきましょう!
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