①まずはどう切りかえるか!!
まずはどのように部活動ありきの生活から、受験勉強主体の生活にシフトしていくのかがカギになります!
このページを開いてくれた方の多くは中高一貫生は5年、高校受験した人は2年部活を続けてきたと思います。その中で学校の定期テストなどの勉強もしてきたと思いますが、部活は生活の片隅にはあったはずです。
どうしても部活を引退まで続けると、部活をしないで勉強してきた人たちに比べて後れを取っていると思い不安になりがちです。
でもまだ時間はあるのでここで諦めたら試合終了です。
部活で培った集中力や忍耐強さをこれからは勉強で活かしていくのです!
②私の経験談、、!
そうはいっても不安な気持ちはだれしもあると思います。
ここで、これを書いている私も同じような経験をしたので書いていこうと思います。
実際に私自身も国公立大学志望にもかかわらず、部活動を高校3年6月の文化祭の引退の時期まで続けました。その当時の自分はすごく不安でした。私のいた高校で1,2位を争う位に忙しいチアダンス部に入っていて、大会に出て上位を狙う規律のしっかりとした部活でした。私の学年には国公立大学を目指す同期が私しかいなく、高校2年の終わりに退部しようかと思い、顧問に相談にいったほどでした。国公立大学を目指す同じクラスの友達はほとんどがすでに受験勉強のみにシフトしていました。
中高一貫生であったので、最後まで続けたい思いと受験勉強が間に合わないのではないかという思いの板挟み状態で自分一人では決められませんでした。顧問の先生や同期、親とも話し合った結果、最後の文化祭の舞台まで続けることに決めました。
今思うと最後まで続けてよかったです。部活の大会の成績を使い、国公立大学のAO入試も受験しました。アルバイトの面接やこれからの就職活動などでも自信をもって続けてきた経験を話せると思います。結果は私立大学は早慶以外全勝し、国公立入試は最後まで粘って後期日程で合格出来ました。
ここに書いたのは私の一例ですが、ほかにもさまざまな体験談があると思います。私自身も引退まで部活を続けて国公立大学に受かった先輩がいたから続けようと思ったという経緯もあります。体験談を読むということは時間の無駄だという人もいるかもしれませんが、私は大切だと思います。なるべく自分と同じ経験をしてきた人で、同じような大学学部を志望している人がいいかと思います。似た人の体験談が参考にしやすいということで同じ高校の先輩の体験談を読む機会があると思うのです。また、赤本にもその大学を受験した人の体験談が載っていたりしますよね。それらから自分に適応できるものを挑戦していって参考にするのも将来を見通せて良いと思います!!
③引退後の勉強方法とは?!
まず大事なのは部活引退後、休憩している暇はありません。
一気に勉強に切り替えることが大事です!
部活動で大会での優勝に向けて練習していく過程と、大学受験で志望校合格に向けて勉強していく過程は似ていないようで結構似ているところがあります。そもそもなぜ中学や高校に部活動という組織があるのかということを考えたらなんとなくわかってくるかと思います。練習試合は受験勉強でいう模試などに当たるでしょう。これから社会に出て生きていくということまで考えても、部活という組織は大事です。
上記の①でも述べたように部活動を続けた人はより集中力や忍耐強さがあると思います。引退後一気に切り替えが出来ないとどんどん状況が悪くなっていくということもありえます。例として、部活があった時は勉強もしっかりと出来ていたけれど引退後には手につかなくなったというような人を聞いたことはないでしょうか?
引退後すぐに自分の中で生活リズムを習慣化させることが大事です。そのために科目ごとに目標設定をします。
”直近の模試の結果などから今この科目はでのレベルにいてこれからこの単元を強化しなければならない。そのためには受験まで何日だから、この問題集を何日で何周する。共通テスト対策もする必要があるから11月上旬には一通り仕上げたい。”
などというようにです。
これを読んでると自分にはできないかも、、科目ごとに考えるの時間かかりそうだな、、と思う方もいるかもしれません。
そんな人こそ、今の自分の立ち位置を見える化しましょう。これにだらだらと時間をかけても意味がないので30分と決めたらその時間でストップウォッチをセットして書き出していきましょう!
④とにかく勉強効率を意識していく!
まず勉強効率とは何でしょうか?たまに聞く言葉ですが漠然としたものだと思います。
効率という位なので、
勉強量/勉強時間
1時間にした勉強量の多さと考えてみてください。これも質と量どちらを重視するかという問題が出てくるように、ただやみくもに解いていればいいということでもないのは分かると思うます。
しっかりと合格のためになる勉強の量を増やしていくことが大事になってきます。
勉強に割ける時間は1日24時間のうちどのくらいでしょう。
睡眠時間6時間と食事、シャワーの時間を除いた17-18時間と考えてください。
部活引退勢は何しろ終わってない量に対する時間がありません。1日10時間は少なくとも勉強に取り掛かりましょう!!
このような生活リズムを作るために自分に合った睡眠時間を知ること。
睡眠時間はレム睡眠とノンレム睡眠の周期的に1.5時間の倍数がおすすめされています。
朝は早起きをしましょう!!私は部活引退前はダンスの朝練があったので早く行ってたのですが、引退後もその時間に学校に行き夏休みに入ってからもクラスで1番に学校につくようにしていました。
自分が決めた参考書1冊を完璧にすることを目指して、3周以上できるように反復しましょう。時間が無くなってくるとこの問題集で自分はこの大学に受かるのかと不安になり何冊もの問題集に手を出す人が出てきます。1冊を徹底して自分のものにすることを重要視しましょう。
最後まであきらめないということが本当に大事です。
持ち前の粘り強さで最後まで努力していきましょう!応援しています。
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