最近は不安定な天気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
急な雨などは勉強のやる気を削いだり、日が差さないと気分も晴れなかったりしますよね。
☝(勉強に集中できていないくてドラ〇もんを書いている受験生の絵)
しっかりと勉強に取り組むことも大切ですが、勉強法の情報や大学や入試の情報を調べることもいいと思います。
なので今回は勉強法についてお話ししていきたいと思います。
この勉強法は限られた時間で効率よく成績を上げることが出来る上に、他人に知られずに成績をあげることも可能なのでこっそり努力して成績を上げたい人にもぴったりです!
スキマ時間に関して
よくテレビなどで東大生の人が勉強法について話していたり、塾の先生や予備校の講師などが勉強法についてアドバイスをくれると思います。
このときに話題に上がりやすいのが「スキマ時間」だと思います。
でもそもそもスキマ時間とはなんなんでしょう?
久喜校の講師である僕は受験生時代に勉強に当てられると考えていた「スキマ時間」について説明します。(他の先生が指しているスキマ時間とは若干のずれがあるかもしれません。)
端的に言えば、実際に机に向かって勉強したり、学校や予備校などの授業を受けている時間と睡眠時間を除いたすべての時間のことです。
自分はこれらの時間はスキマ時間だと思っていて、勉強時間に当てることが可能だと思っています。
そんなこと不可能だと思いましたか?そこまで頑張りたくないと思いましたか?
実際に僕のように実践していた受験生がいるので不可能なんかではありません!
そしてそのような受験生と入試で勝負して勝つためには、自分もそこまで頑張っていかなければならないのです!!
どのように実践していくか、何をするのか、全くわからないと思うので以下の内容まで読んでいってください!
(大学生になった今でも実践しているような勉強法です。とても効率が良いので使わない手はないと思っています)
よく言われるスキマ勉強法
まずは世間一般で言われるスキマ時間の勉強法について説明しようとおもいます。
普通はスキマ時間と言って挙げられるのは、電車に乗っている移動時間やお風呂に入っている時間、授業の休み時間などだと思います。
そしてそのときに単語帳を開いたり、英語のリスニングをしたり、自分の間違えたポイントについてまとめたノートを見返すなどを進められていることが多いと思います!
これらの勉強もとても素晴らしいですし、ぜひ実践してほしいです。実践している人は続けていってもらいたいと思います。
ですがこんなことをわざわざ紹介するようなブログではありません。
今更読んでも新鮮味もありませんし、僕のような稚拙な文章よりももっと丁寧で精巧につくられた説明文が世には出回っています。
これ以上のことを述べていきたいのでこのブログを書いています。
では次の章で見ていきましょうか。僕一押しの「反芻勉強法」について
反芻勉強法
まずはこれ読めましたか?
反芻(はんすう)と言います。
意味は「一度飲み下した食物を口の中に戻し、かみなおして再び飲み込むこと」です
牛や羊などがこのような習性があり、反芻動物と呼ばれています。
地理などを勉強している受験生は聞いたことがあるかもしれませんね。
ここから意味が派生して「繰り返し考え、よく味わうこと」という意味もあります。
知識の反芻ということですね。
これを活かした勉強が反芻勉強法になります。
I.いつ実践するのか
これは最初に述べた僕が意図した意味の「スキマ時間」のときです。
具体的には、ご飯を食べたりお風呂に入っているときや、電車移動だけでなく歩いて移動している時間などですね。
世間一般と何が違うかというと、ご飯を食べている時間やお風呂に入っているとき、歩いているときも勉強に割けるということです!
ここまで一生懸命勉強したく無いなと思いましたか?
そう思った人は今すぐ意識改革をして下さい。
受験期間はたった1、2年程度で終わります。
この短い期間だけですら一生懸命になれない受験生は志望校に受かるなど厳しいです。
今の時点でA判定ならまだしも(A判定でも落ちることは全然あります)それ以下の成績でこれから成績を上げて合格しようと思っているのであれば、本気で取り組んでください。
受験というのはそういう戦いです。
ですが中には一生懸命頑張りたいと思っているが、周りの視線が気になってしまって頑張れないという人もいると思います。
例えば、勉強に一生懸命になっている姿を見られるのが恥ずかしいと思っている人などですね。
そのような人にも人の視線を気にせずに勉強時間を増やせるので、おすすめです。
(僕も一生懸命な姿を見られるのが好きではないので、この勉強法に頼っていましたね笑)
II.何をするのか
一言でいえば、ながら作業をしつつ頭の中では勉強するということです
例えば歩いているときに(事故にあわない程度に周りに気を配りながら)頭の中では勉強のことを考えるといった感じです。
とくにご飯を食べているとき、お風呂入っているとき、トイレに入っているときが効率的ですね。
これのメリットは「勉強道具を手に持たなくていい」ということですね!
これがどれだけ素晴らしいメリットなのかは寝る時間を削る勢いで勉強時間を捻出しようといている受験生であればよくわかると思います。
III.考える内容について
ここは受験生の皆さんに、自分に合うように調整してもらえたらと思いますが自分がやっていたことを例に挙げておきます。
1.それまで勉強していた内容を思い出す
これが一番多いです。特に学校から家に帰る道ではほぼ必ずやっていました。
学校で勉強した内容を1から10まで思い出そうとするのです。
英語の文法であれば、どんな問題をやったのか思い出してそれの正解と正解に至るまでの思考過程を鮮明に思い出そうとして下さい。
他の科目でも、正解に至るまでの思考過程を思い出すことや今日勉強したことのポイントはなんだったかを考えてみましょう。
やってみれば分かりますが、大体思い出せません。
核心的な部分が思い出せないことも多々あります。
そしたら家に帰って机に向かって勉強する時に復習すればいいのです。
「あ~こんなことだった」「これが覚えられていなかったんだ」
というように気付けます。
メリットとしては手元に問題集がないので「ちらっと見えちゃったから答えが分かった」ということがありません。
自分に厳しく内容をチェックできることにあると思います。
2.数学の問題を解く
これは数学の講師であるのでお勧めしたいものになります。
特に朝などの移動時間によくやっていました。
少しレベルの高めの入試問題などを一問だけ問題を覚えます。
そして移動時間のなかでひたすらその問題をどう解くか考えるのです。
具体的に暗算して解答が出せるのであればそこまでやってもらってもかまいませんが、そこまでできなくても大丈夫です。
解答の方針を色々模索することが大切なのです。
「あの方針で解けないかな」「これだと無理かな」
というように色々考えてください。
そして学校についてから問題集の解答を見て自分の頭の中の解答と照らし合わせてみましょう。
これのメリットは、解答が手元にない分しっかりと一問について熟考できます。
見ようとしてもすぐに解答が見れないので必然的に考えるというわけです。
他にもこの訓練は模試や入試などで活きてきます。
それは限られた時間の中での解法選択の正確性です。
模試や入試などでは、少ない時間で解法を決めて解答を書き上げなければなりません。
問題によっては方針がいくつか立てられるが、ある方針だと途中計算がとても煩雑になってしまって時間内に解答を書き上げるのが厳しいということもよくあります。
頭の中で解法の方針をいくつか立てて、その中でベストの解法を選択するという訓練はとても大切です
入試では重宝されるような能力になります。
頭の中で考えることを常日頃からやっているような受験生でないと本番やることは厳しいです。
なので普段からやりましょうということで、このように紹介しているわけです。
以上などが僕が行っていた勉強内容になりますが、他にも自分なりの勉強があればぜひ実践してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
反芻勉強法は誰にでもおすすめできて、とても有効的な勉強法だと思っています。
そしてこの勉強を通して、復習の時間を確保することの大切さを学んでほしいです。
この勉強法では教科書が無いので、新しいことは学べないわけです。
なので必然的に復習することになりますが、この復習する時間がとても大切で成績を上げるのには欠かせません。
そのことまで理解してもらえたらと思います。
そしてこの記事がみなさんの勉強時間の増加と成績向上の一助になれるようであれば幸いです。
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