2020年のコロナ禍を受けて、学生の皆さんはご家庭で勉強される時間が平生よりも増えたのではないでしょうか?
「塾や予備校と、映像授業の違いって何だろう?」と、お子様を塾や予備校に通わせようか悩んでおり、映像授業も気になるという親御さんも多いのではないでしょうか。
また、映像授業は予備校や塾とどう違うのかがわからず悩んでいる方も少なからずいらっしゃるかと思います...
そこで今回は、映像授業の詳細や、映像授業を受けることによるメリット・デメリットをご紹介します。これらを参考に、映像授業をお子様に受けさせるかどうか検討してみてください!
そもそも映像授業とは
映像授業とは多くの場合、講師によって事前に録画された講義の映像を使って学ぶ授業形式を指します。
近年、自宅で学習できるものも増えてきていますが、映像授業を取り扱っている塾や予備校であれば、各校舎に登校して自習ブースのような場所で閲覧する、という形式がメインになっているようです。
また、所によってはチューター制度を設けて定期的な学習進行度の確認を行うところもあるようです。
ここからは、映像授業が持つ特徴を詳しくご紹介していこうと思います。
授業が一方向的
ライブ授業や対面方式の授業は、講師と生徒で実際にその場で執り行うため、確実にコミュニケーションが取れる形となっています。
こういった形式の授業は一般的に「双方向型」と呼ばれています。
それに対して、上記にもあるように、映像授業は事前に録画された授業をパソコンやタブレットで生徒自身で視聴し、学ぶという形式です。
そしてこの形式は一般的に「一方向型」の授業形式となります。
映像の一時停止や早送り機能
繰り返すようですが、映像授業は録画した授業を観るものです。
多くの場合、録画された授業は一時停止や早送り、巻き戻しが可能です!
聞き逃したところやわからなくなったところがあれば何度でも巻き戻して観ることができ、すでに知っていることは早送りでスキップすることができます。
これも映像授業ならではの良さと言えるかもしれません。
映像授業のメリット
つづいて、映像授業のメリットをご紹介していきたいと思います。
好きなタイミングや場所で授業が受けられる
対面授業の場合、多くは「◯日◯時から」と授業の時間や場所が決められています。しかし、映像授業はあらかじめ録画してある映像のため、自分の好きな場所や都合の良い時に授業を受けることが可能です!
そのため、体調が悪かったり、用事があって出席できないなどと言った、「授業が受けられない」という事態を避けられるのです。
また、生徒自身の都合に合わせて受講スケジュールを組むことが出来るので、融通が利きやすい点も魅力の一つです。
いくらでも授業内容の見直しができる
一度聞き逃してしまったら、それきりの対面授業とは違い、映像授業は停止したり繰り返し再生したりすることができます!
そのため、理解できなかった箇所を復習したり、時間がない場合には停止したりと区切って授業を受けることができます。繰り返し学習することで、生徒の理解力工場を期待できます。
対面授業よりも料金が安く質が高い(場合が多い)
高いところだと何十万円と費用がかかる対面授業と比べると、映像授業は受講料金が比較的安価な場合が多いです。
さらに、対面形式の授業よりも安いからといって授業自体の質が劣るというわけではなく、有名な実力のある講師が教えてくれる場合、質は対面授業にも引けを取りません。
映像授業のデメリット
映像授業のメリットをご紹介しましたが、次のようなデメリットがあることも覚えておきましょう。
質問できない・質問する機会が少ない
映像授業は、わからないことがあればその場ですぐに質問できる対面授業とは違います。基本、映像授業は1人で授業を受けることになるため、わからないことがあってもすぐに質問できません...
映像授業の塾の中には、質問をオンライン上で受け付けているところや、家庭教師と連携したサービスなどもあるので、不安がある方は質問できる体制が整った映像授業を取り入れることをお勧めします!
自分で授業の管理を行う必要がある
映像授業は、いつでも好きな時間に授業を受けられるというのが最大のメリットではありますが、逆にそれがデメリットにもなり得ます。いわゆる諸刃の剣ですね。忙しかったり、勉強以外の違うこと(携帯・ゲーム等)に時間を使ってしまったりと、どんどん映像授業を受けることを後回しにしてしまう恐れがあります。
そうすると、「いつまでたってもできない・やらない」という状態に陥ってしまうのです。授業を受けるスケジュールをあらかじめ決めておかないと、授業だけがどんどん溜まっていき、せっかくの映像授業のメリットも意味をなさなくなってしまいます。
モチベーション維持が難しい
一回きりの臨場感のある対面授業とは異なり、競い合うライバルや、指導・注意してくれる講師がいない映像授業では勉強のモチベーション維持が非常に大変です。
また、自宅で映像授業を行うとなると、様々な誘惑があふれています。疲れてしまった時には、寝てしまっても注意してくれる人もいません。1人で勉強することが苦手な生徒さんは、映像授業でモチベーションを維持するのは難しいかもしれません。
総括
今回は映像授業について、その特徴や利用するメリット・デメリット、効率よく活用するコツ、映像授業が受けられるおすすめのサービスなどを徹底解説してきました。
映像授業にはメリットもデメリットもありますが、メリットをうまく活かし、デメリットを工夫して解決することで効率よく学習し、学力の圧倒的成長を促すことができます。
究極的には生徒さんご自身のやる気次第ともいえるかもしれませんね...
武田塾では、充実した個別授業に加えて、フォローアップとして参考書の映像解説サービスを用意しています!いわば「双方向と一方向の授業の両方の長所を兼ね備えている」のです。双方向と一方向のどちらかでは不安だ、せっかくなら両方の良さをフルに生かしたい!という方はぜひ一度来校してみてはいかがでしょうか?皆様のご来校をここ、武田塾久喜校で心よりお待ちしております!!
塾・予備校に通い始める時期は?