はじめに
こんにちは!武田塾久喜校です。
皆さん行きたい大学は決まっていますか?
決め方は色々ありますが、やはり大学の知名度(所謂ネームブランド)というのは重要な要素のひとつでしょう!
人気のある大学に入れる、というだけで大きなモチベーションになる人も多いかと思います。
と、いうことで本日は国立大学の人気ランキングTOP5をそれぞれの大学の特徴も交えてご紹介いたします。
皆さんの志望校選びの一助になれば幸いです!
人気国立大学TOP5
それでは、5位から順に人気の国立大学をご紹介していきたいと思います。
(※このランキングは、JSコーポレーションが2018年4月~2021年3月にかけて現役高校生20万970人を対象に行った「国・公・私立大学の人気ランキング」アンケートの結果を参考にしています※)
5位 北海道大学
第5位の北海道大学は北海道札幌市にある国立大学です。(以下北大と呼ぶ。)
北大は札幌農学校を前身とする総合大学です。
札幌農学校の初代校長クラークの「Boys,be ambitious.」(少年よ、大志を抱け。)という名言は聞いたことがある人も多いのではないでしょう。
この言葉は、クラーク博士がアメリカに帰国することになったときに見送りに来た札幌農学校の生徒らに対して馬上から言ったとされています。
...実はこの言葉には続きがあることをご存知ですか?
彼が本当に言ったとされる言葉は「Boys,be ambitious like this old man.」(少年よ、大志を抱け、この老人のように)、だったようです。
これを本当に言ったのなら、クラーク博士はものすごい自信家ですね!
この言葉はいまだに北海道大学のモットーとして受け継がれており、建学当時から一貫した基本理念こそが北海道大学の人気の理由なのかもしれません。
北大には広大な土地と自然があり、研究施設や林を含めた大学の総面積は6億6,000万 ㎡もあります。
これは日本の国土の約570分の1の相当します!
他にも、旧札幌農学校の跡地のような歴史的建造物も多くあり、観光目的で訪れる人も多くいるようです。
また、北大には獣医学部・水産学部といった国内の大学ではあまり見ない学部も設置されています。
大自然に囲まれて勉学に励みたいという人や、獣医学部・水産学部に興味がある、という方は北大を検討してみてください!
4位 東北大学
第4位の東北大学は宮城県仙台市にある国立大学です。
国内で3番目の帝国大学として、1907年に創設されました。
創設の時期に関して、東北大学の源流である東北帝国大学理科大学の開学が1911年であったことから、創設年次が1911年とされていた時期もあったようです。
東北大学は、「研究第一主義」「門戸開放」「実学尊重」の3つが大学理念となっています。
この大学は「門戸開放」を達成する手段として、「世界と地域に開かれた世界リーディング・ユニバーシティ」を掲げ、国内外から国籍・人種・性別・宗教等を問わず、豊かな資質を持つ学生と教育研究上の優れた能力や実績を持つ教員を迎え入れる、ということに率先して取り組んでいます。
大学のホームページによれば、2020年度は東北大学の全学生数が17809人であり、そのうち留学生の数は1823名と全体の10%以上を占めています。
すれちがう人の10人に1人が外国籍であるといわれるとかなり多いという印象を受けますね。
様々な国籍の人々と交流を持ちたいという方にとって良い選択肢の1つとなるでしょう。
3位 大阪大学
大阪大学は、大阪府吹田市にある国立大学です。
《はんだい》として皆さんに親しまれている大学で、ご存じの方も多いかと思います。
この大学は1931年に大阪帝国大学という名前で設立された大学です。
この大学が設立された1931年の時点では医学部と理学部のみが設置されていましたが、現在は11学部・16研究科が設置された総合大学となっています。
現在では、大阪府の豊中市、吹田市、箕面市、北区中之島に4つのキャンパスが設置されています。
この大学は、関西圏では京都大学の次に並ぶ難易度であり、研究力が年々上がってきていることからも最近特に注目されている大学の1つです。
大阪大学の生徒は、真面目で勤勉な人が多く落ち着いた雰囲気の大学です。
また、授業の難易度が高く、単位を取るのは簡単ではない大学だと言われています。
しかし、自分の勉強したい分野があり、心行くまで探求したいという強い好奇心のある人にとってはとても良い環境の大学であると思います。
こういった熱い思いを持った人は、大阪大学を1つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか?
2位 筑波大学
筑波大学は茨城県つくば市にある国立大学です。
設置されたのは1973年で、「開かれた大学」「柔軟な教育研究組織」「新しい大学の仕組み」を基本理念に掲げています。
文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校(世界大学ランキングのトップ100を狙う実力がある、世界レベルの研究を行う大学)に選ばれており、大学全体でのグローバル化を進めています。
キャンパスは筑波キャンパス、東京キャンパスの2つに分かれていますが、基本的には筑波キャンパスに通うことになります。
この大学の特徴は「とにかく広い」ことです。
筑波キャンパスの面積は 2,577,286 ㎡で大学の単一キャンパスでは国内第2位の広さを誇ります(1位は九州大学です)。
また、「とにかく広い」がために、この大学の構内にはバスが走っています。
また、講義室も離れており場合によっては次の授業に間に合わないこともあるようです
正門がなく誰でもどこからでも入れるため、いつのまにか筑波大学構内に入ってしまっていることから、学生の間では「開かれた大学」と皮肉を言われているようです。
また、緑もとても多く「大学というより森」とこれまた皮肉を言われてしまっているようです。
自然の多い環境でのんびりと勉学をしたい!という方には最適な環境なのではないでしょうか?
1位 東京大学
第1位は、言わずと知れた名門大学である東京大学です。
東大は東京都文京区にある国立大学で、創立は1877年です。
キャンパスは、文京区の本郷キャンパス、目黒区の駒場キャンパス、そして千葉県柏市の柏キャンパスの3つが設置されています。
入学試験の難易度は国内最高峰であり、医学部(理科Ⅲ類)ともなれば偏差値70超えの超難関学部として有名ですね。
東京大学はリベラル・アーツ教育というものに大きく力を注いでいます。
リベラル・アーツ教育とは、分かりやすく言えば一般教養を身に着けるための教育で、現代における様々な問題に対処するための「総合力」を獲得することを目標としています。
そのため、東大では入学した文理、学部にかかわらず全員が1,2年生の前期課程で教養学部に所属し、基礎的な科目を学びます。
その後、3年生からそれぞれの学部で分かれて専門の教育に入っていきます。
このため、文理選択に関わらず幅広い知識を学ぶことができ、社会に対する様々な視点を養うことができます。
入学難易度は非常に高いですが、優秀な環境や学生に囲まれて勉学をしたい、という高い志を持つ方はぜひ東京大学を目指しましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか。
どの大学にもそれぞれ特徴があり、人気である理由がよく分かりますね!
今回は上位5位までをピックアップしてご紹介しましたが、まだまだ魅力的な大学は沢山あります。
気になった方はぜひ気になる大学について調べたり、オープンキャンパスを訪れてみたりしてその大学の雰囲気を実際に感じとって見てください。
本当に行きたい大学が見つかれば、勉強をするための大きなモチベーションに繋がります!
塾・予備校に通い始める時期は?