こんにちは!皆さん、勉強の進み具合はどうですか?3月後半になり、受験情報も大方全て出そろってきたのではないかと思います! その結果、もう一年頑張る決意をした人もいるのではないでしょうか?今回はそんな方々にとっておきの情報をお届けしたいと思います!このブログを書いている執筆者も一年間浪人した経験があります!ですので、その経験を皆さんにも共有できたら、幸いです!
今回は大まかな一年間の時間軸に沿って、浪人生の勉強スケジュールを紹介していきたいと思います!
浪人が決まってから~4月が始まるまで
全く勉強が進んでいない人→
おそらく、不本意な結果に終わり、自分が浪人生であるという事実、これから一年間勉強を集中とした生活を送らなければならない事実から目をそむけたくなるかもしれません。確かに、この若い時期の1年間というものは非常に価値があり、なぜそれを勉強に費やしているのか、疑問に思うこともあるかもしれません。しかし、受験生のライバルは浪人生だけではありません、というよりも現役生です。甘く見ていると、すぐに現役生に抜かれてしまいます。しっかり、けじめをつけて勉強をスタートしていかなければいけません。どうしても、集中できていない人は「まずは一時間」という気持ちでやってみましょう。1時間でも、30分でも良いのです!とにかく机に座って、勉強する習慣を付けてみましょう。この勉強をしなければならない気持ちをまずはこの時期に持てるかが勝負です。
その逆に、けじめを付けられて、好スタートが切れている人→
そのような人たちはおそらく、自分で一年間頑張れる覚悟が出来ている人なのではないでしょうか。それで、よいのです・その自分が出来るペースを保ちながら、これからも頑張っていきましょう。ただし、一つだけ注意することがあります。それは、「やりすぎること」に注意することです。ここでいう、やりすぎというのは、メリハリなく、勉強してしまっていることを指します。確かに、たくさん勉強をすれば、するほど成績は基本的に向上させることが出来るでしょう。しかし、問題なのはやりすぎている勉強が本当に集中できているかどうかです。集中してやった勉強こそ、本当に身につくものになります。集中して勉強する1時間と、ダラダラの勉強の10時間では、集中してやる1時間の勉強の方が効果があります。メリハリをつけることは、今後の自分の時間配分のマネジメント等においても、役に立ちます。自分の時間をどのように使うかは非常に重要なことです。浪人生活はそれを学べるチャンスでもあります。しっかり、「やるときはやる」、「やらないときはやらない」というメリハリの姿勢を付けられるようにしていきましょう。
おそらく全体的にこの二つのパターンに分かれるのではないでしょうか?自分に合った方法を試してみてください!
最初にうまく行っている人がそのままうまく行く保証はどこにもありません。気を抜けば、最初はうまく行っていなかった人にすぐに追い抜かれてしまいます。自分の今の状態に満足することなく、先を見ながら行動するようにしましょう!
4月~6月あたりまで
いよいよ、本格的な浪人生活をスタートさせた人も多いでしょう。ここでは、この時期における重要なポイントを話していきたいと思います。
1、基礎を固めていく!!
昨年失敗した理由は様々かもしれませんが、とにかくどこかしらの基礎内容が抜けていた可能性は高いです。単語でも、文法など確かに「これでいっか」のような甘い理解になっていませんでしたか?とにかくまずは、その「甘え」をなくしていきましょう。基礎内容がしっかり固まっていないと、そのあと応用問題、入試問題に取り組み始めた際に、太刀打ちできなくなってしまいます。赤本などを10月~11月の秋ごろに解き始めてくるとは思います。その時からは、解答を見ながら、自分でその内容を理解していかなければいけません。ですので、しっかりここから基礎を固めていく必要があります。主要3教科を中心に、教科ごとのポイントを押さえておきましょう。
1、英語
とにかく「システム英単語」、「速読英熟語」などの単語・熟語系の参考書、並びに、文法書を固めていくことが重要です。これらを避けて通れる道はありません。確かに量が多く、きついかもしれませんが、とにかく辛抱強くやっていきましょう。大切なのは、「苦手なもの」を覚えることです。覚えられているものを何回もやる必要はありません。しっかり、に宛名物から目を背けず、しっかり取り組みましょう!
2、国語
現代文は入門系の参考書から入り、解き方を学びましょう。この時に重要なのは、まずは一度自分の手で解答を作成することです。そのあと、解答・解説をじっくり読みこみ、自分の解き方がこれで合っていたのかどうか、また、合ってはいたがもっと良い解き方はなかったのかどうか、をしっかりチェックしていきましょう。
古文・漢文は英語と同様に、覚えるべきことがたくさんあると思います。古文単語、助動詞、助詞、敬語、和歌の表現技法など、もしかしたら英語よりもたくさんあるかもしれません。ですが、英語同様に重要なのは、「苦手なものから取り組む」ことです。繰り返しにはなりますが、いつまでも覚えられているものを確認するだけでは成績は上がりません。自分の苦手なものをしっかり無くしていくことから心がけていきましょう!
3、数学
とにかく数学は公式を暗記していかなければ何も始まりません。基礎的な問題を使って、公式の使い方を学んでいきましょう。最初の壁は「二次関数」の分野になる人が多いのではないでしょうか。まずは、その例題の解き方を覚え、それをゆくゆくは使えるようにしていきましょう。例題を覚えただけでは、入試問題に解く際に使い物になりません。それをどのように使っていくかを理解していかなければこの壁を乗り越えられないでしょう。しっかり、使い方までマスターできるようにしていきましょう。
いかかでしたしょうか。今回は、6月までにやっておくべきことをまとめてみました。勉強時間は無理にのばさず、一日一日徐々に増やしていくことを心掛けていきましょう!
次回は、7月以降の浪人生の勉強スケジュールを紹介していきたいと思います!
塾・予備校に通い始める時期は?