はじめに
今回は茨城大学工学部、工学院大学工学部に合格された生徒さんの合格体験記です。
是非同じ大学を目指している方は参考にしてみてください!
武田塾に入る前の成績・武田塾に入塾したきっかけは?
僕は8月ごろから武田塾に入塾しました。
当時の成績は全科目偏差値50くらいで、数学はそこそこ点数が取れていました。
英語と物理が苦手で、点数も低く、英語は模試で奇跡の29点を取ったこともありました。(なお、この後数学ⅡBの共通テスト対策問題で25点をたたき出した経歴あり。)
武田塾に入塾したきっかけは、中学生のころ、集団講義の塾に入っていて、あまり自分に合っていないと感じており、別の方法で学びたいと思っていたからです。また、自分の通っていた学校で武田塾が人気だったこともあり、武田塾を選択しました。
武田塾に入ってから勉強法や成績がどのように変わりましたか?
授業がない代わりに宿題が多く出されたので自分自身で勉強する習慣がつきました。また、成績は多少伸び悩みましたが、共通テストの結果は入塾当初よりもいい結果となりました。
特に英語の共通テストの点数は、模試ではよくても6割くらいでしたが、塾の宿題で行った共通テスト対策では、一番いい時で8割に届きそうな時もありました。
担当の先生はどうでしたか?
僕は2人の先生にお世話になりました。
1人の先生には数学と物理を教えて頂いており、その特訓内では、理論を意識して問題を解くように言ってもらったり、速く問題を解く解法を教えてもらいました。
もう1人の先生には英語を教えて頂きました。英語の特訓では、宿題を多めに出してもらったり、付きっ切りでほぼ毎日長文を解いてもらったりしました。
武田塾での思い出を教えてください!
武田塾の思い出はたくさんあります。
まずは、自分が使用していた物理のエッセンス良問の確認テストがなかなか合格できなくて、共通テストぎりぎりまで終わらなかったことです。毎週合格できるように躍起になって勉強しました。
次は、英語の長文がなかなか読めなくて、付きっ切りで一緒に読んでもらったことです。
他には、武田塾模試で自分以外5教科7科目受験する人がいなくて、1人で受験していたことです。この時は事務の方が見ていてくれました。
最後は、学校がない日が多く、ほぼ毎日塾に来ていたので、近くにあるマックとセブンイレブンの店員さんの顔を覚えてしまったことです。(笑)
先生から見た生徒像
この生徒さんは、全くと言っていいほど弱音を吐かない、とても男前な生徒さんでした。
国立大学志望ということで、勉強しなければならない科目も多く、また身近に同じく国立大学を目指す人がほとんどいなかったので、精神的にも、大変な部分が多いのではないか、とこちらは常に心配しておりました。
しかし、それは彼にとって杞憂だったようで、模試の結果が返ってきたあとや、ことあるごとに彼に、「何かあれば何でも言ってね、ネガティブなことでも愚痴でもいいんだよ」と声をかけていたところ、「大丈夫っすよ」といつも言ってくれました。それだけではなく、「なんかそういうの言うのかっこ悪いじゃないっすか」という名言まで爆誕させました。
このように、彼は全く弱音を吐きませんでした。本当に実践問題や模試が悪かった時は「まあちょっと落ち込みました」くらいは言っていましたが、その後すぐに「でももう大丈夫っす」と続けていました。
そして私たちが多く宿題を出したとしても、彼はほとんど完璧にこなしてきました。「全部やったっす」とどや顔で毎週報告してくるのが楽しみでした。(笑)
理系科目も英語もよく質問に来てくれて、しっかり自分で理解しようとする姿勢が感じられました。
彼は何に対しても割とフランクで、いい意味で楽観的な部分があったと思います。
物事を楽観的に捉えることは、時に深刻に捉えることより難しいと思います。
それを周りに平気な顔をして5教科7科目最後までやり切った彼を私たちは誇りに思います。
受験を乗り越えた先には楽しいことや興味深いことがたくさん広がっていると思います。
その中から彼なりの光るもの見つけて、将来の夢に突き進んでほしいです。
彼の受験期のこの忍耐はこれから先の糧に必ずなると思います。
好きな参考書ランキングベスト3
第1位:良問の風(物理)
コメント:入試に似た問題が出題されたので、やって損はないと思います。
講師コメント:様々な入試問題の過去問や改問が載っているため、演習力をつけるにはうってつけの参考書だと思います。また、問題と問題の合間に、その問題を解くにあたって重要な事柄が図付きで載っているので、解く際のヒントにもなるし、復習にも役立ちます。
第2位:ハイパートレーニング2
コメント:僕の英語の原点です。
講師コメント:この参考書は、何と言っても解説がしっかりしているところがポイントです。具体的には、徹底精読のページに、全文の精読が載っており、復習がしやすくなっております。また、速読トレーニングのページには、スラッシュで区切られた全文が載っているので、自分が読むときに、どこで区切って読めばいいのかが一目瞭然です。そしてこの参考書は彼と私たちにとって思い出の参考書でもあります。この参考書から、彼の長い英語長文克服に向けた道のりは始まっていったのでした…。
第3位:Vintage
コメント:電車の中など、隙間時間でできるのでお勧めです!
講師コメント:この参考書はとても有名な文法の参考書です。この参考書を完璧にするだけでおおよその文法問題は解けるようになると思います。また、赤シートがついているので、彼の言うように電車内や隙間時間にパパっと確認できるのも魅力的です。長文問題となると、机に腰を据えてやらなければなりませんが、文法や単語の問題は、できるだけ隙間時間に固めるようにしましょう!
来年度以降の受験生にメッセージをお願いします!
早いうちから勉強する習慣をつけておくことが大切だと思います。
皆さんが志望校に合格できることを心より願っています!頑張ってください!!
塾・予備校に通い始める時期は?