はじめに
いよいよ私立大学入試が始まりますが、皆さん毎日元気に勉強できていますか?
本命の大学の入試の直前になると、「本当に合格できるのかな?」「大学に落ちてしまったらどうしよう…」と不安になっている人も多いのではないでしょうか。
緊張や不安で実力が出し切れなくなるのはもったいないが過ぎるので、今日は勉強の息抜きにでもなるブログを書こうかな、と思います。
自分よりヤバい状況の人を見ると人間の心理的には安心出来たり、冷静になれたりするそうです。
そのため、このブログを読み終わった暁には、皆さんが元気に、もしくは少しでも不安を解消できればいいなと思っています!
壮絶な受験人生
〇高校入試編
最初に言ってしまうと、私は高校受験も大学受験も第一志望の学校に落ちています。
地域にもよるかと思いますが、私の通っていた中学校は田舎、ということもあり、みんな難関私立高校を目指すのではなく、近くの公立高校や私立高校に単願で入学する、というのが一般的でした。
そのため、私の代も、100人中5人ほどしか第一志望に落ちていなかったと思います。
まあその5人のうちに入っているんですけどね!!!!!!
ということで(?)皆さんが少しでも笑えるように自分の受験体験記を書いていきたいと思います。
~登場人物~
・私→中学校内では3番以内くらいの成績、生徒会長、北信テストでの第一志望の判定はA判定
・Kちゃん→私のとても仲良しの友達、中学校内では10番以内に入るか入らないかくらいの成績、北信テストでは第一志望の判定はC判定、偏差値最初は60なかった。とてもかわいい(とても)。
なんだかスペックは良さげだけれどこの後読んでいけばわかるように私は大したことのない人間なのでこのようなステータスを書くことがとても恥ずかしくて仕方がないのですが話を面白くするためには事実を書かないと盛り上がらないため申し訳ないです(?)
それでは本題です。
私とKちゃんはとても仲良し。一緒に同じ高校に通うことを目指してほとんど毎日一緒に勉強していました。
私立高校も同じところを受験して、結果は私はA特待、KちゃんはC特待でした。今までの成績を鑑みれば妥当な結果だと思います。
しーかーし
第一志望高校の受験日、私はまず上履きを忘れました。
そしてもともと苦手だった数学で大爆死、具体的に言うと、16点くらいしか取れていなかったと思います。笑えますね。数学を解いた後はシンプルに泣きそうでした。
反対にKちゃんは国語の古典で、前日にやった文章とまるまる同じ文章が出題されるという幸運。
そしてその帰り道、雨上がりだったのですが、私は滑って転び(不吉)、手に持っていた問題用紙を水たまりに落としました(不吉)。盛大なフラグをぶっ立てて帰ってきたわけです。
そして合格発表の日、私はいつものごとくKちゃんと一緒に合格発表を見に行きました。
まあ皆さんここまでくればご想像の通り、結果は、Kちゃんだけが合格し、私だけ落ちました。
これ以上綺麗なフラグ回収があるでしょうか、否、ないと私は思います。
そしてその合格発表の日、私の中学校は卒業式の予行練習で、私は生徒会長として答辞を読まなくてはならず、合格発表を確認したその足で中学校に向かわなければなりませんでした。一緒に発表を見に行った母の前では泣きませんでしたが、家についてから中学校に向かうまでの道のりは、一人で自転車をこぎながら泣いてました。今となっては圧倒的不審者ですね。
そして泣きながら卒業式の予行練習に参加し(まだ予行練習なのにすでに泣いているヤバいやつ)、私の後に中学校に到着したKちゃんがみんなに「合格おめでとう!本当にすごいね!」と言われているのを横目に、私は担任の先生に泣かれ、学年主任の先生には「腐るなよ~」と声をかけられました。拍手。
とまあここまでで高校受験のお話は終わりです。なんだかチャレンジの付録漫画でありそうなお話でしたね。
〇大学入試編
高校入試に落ちた私は、第一志望の高校の最寄り駅を一つ通り過ぎた滑り止めの高校に通いました。
毎日第一志望の高校の子がその高校に通うのを見るのは最初は結構辛かったですね。
まあでも私は「人生で1回くらいうまくいかないこともあるでしょ、大学受験は絶対成功する!」とこれまた盛大なフラグをぶっ立ててました。
そして高校三年間国立大学を目指して5教科8科目勉強しました。そして13校くらい受験したので、受験日程はキツキツでした。
特に私立大学入試は、
中央大学/東洋大学/専修大学/中央大学/一日休み/明治大学/早稲田大学/慶應義塾大学
と、ほとんど7連チャン入試で、かつ、自信もなく、「MARCH全部落ちたな~」と精神的に参って、ご飯がゴムの味する、という感覚が初めてわかりました。貴重な体験でしたね。
そして忘れもしない、私立大学の中では第一志望だった早稲田大学の入試。1時間目の得意科目の英語でコケて、そのあとのお昼休み、トイレにこもってずっと泣いてました。はた迷惑な人間ですね。
親や友達に「もう無理だ」「帰りたい」などLINEして、どうにか励ましてもらってあと2時間頑張りました。本当に周りの人間には救われている人生です。
そして早稲田大学の合格発表は第一志望の国立大学入試の前日。もちろん不合格でそのあとの国立大学も前期と後期2校とも落ちて、結局私立大学に進学しました。浪人できるほどの精神力も覚悟も私にはありませんでした。
おわりに
ここまでなかなかに暗い話ばかり書いてしまいましたが、私は皆さんに何を伝えたいかというと、
「大学だけがすべてじゃない、受験に失敗したって生きていける」
ということです。
もちろん、頑張って頑張って行きたい大学に合格できたらそれに越したことはありません。
しかし、大学受験に失敗したからって人生が終わるわけではないし、むしろそこから自分がどう頑張って行くかのほうが大切です。
受験に失敗したって皆さんが今まで頑張ってきたことはなくならないし、結果も大事だけれど、過程がゼロになるわけではないんです。
そのため、私が皆さんにお願いしたいことは、
・どんな結果になろうと後悔しないような受験勉強を入試のその日まで毎日積み重ねること
・支えてくれる周りの人を大切にすること
この2点です。そして出来れば皆さんには第一志望に合格して、私に「第一志望に合格する」という経験の疑似体験をさせてほしいです(笑)。
だから、もし今受験に対して不安や緊張感を持っている人がいたら、安心してください。
こんな人間でも毎日生きてます。自分でもよく生きてるな~しぶといな~と思うことも沢山あるけれど、結局受験後でもKちゃんとは一緒にテスト勉強するくらい仲良いままだし、どんな結果でも変わらないこともあります。また、この先生きていれば、もっとどうにもならないことなんて沢山あります。人の気持ちとか人間関係とか。
でも勉強だけは、自分でどうにかできます。努力が必ず報われます。
だから皆さんは、不安とか緊張とかに惑わされずに、いつも通りの実力を入試で発揮してきてください!
応援しています。
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