そろそろ過去問演習を始めようかなと思っている人も多いのでしょうか?
今回はそのような人に向けて、本番の二次試験で実力を精一杯出し切るにはどうしたらいいかをお教えしたいと思います!
どんな人が読むべきか
二次試験の数学の出題形式が大問4~6問程度で比較的1問に充てられる時間が長い形式の大学を受験する人です。
これは国立大学によくみられる出題形式だと思います。
意識するとどう変わるのか?
・時間配分の感覚が研ぎ澄まされて、時間がなくて解けなかったという問題がなくなる
・見直しの時間をしっかりと割くことが出来る などです。
目的
数学の問題は知識問題ではありません。しっかりと考えて問題を解いていきます。
そのため見ただけではすぐに解法が浮かばない問題も、時間をかけたら解くことが出来る問題もあります。
ですが本番は制限時間というものが存在して、1問にたくさんの時間をかけると他の問題に時間を割くことが厳しくなってしまいます。
「本当は別の簡単な問題に時間を割くべきだったのに、解けない難しい問題に時間を割いてしまった!」という経験はだれしもあると思います。
それを本番で起こらない様にするためにこれからの過去問演習で今回話すことを実践してもらって、本番は解ける問題は解いて、解けない問題には時間を割かないというスタイルで合格点をしっかりと取ってもらいたいと思います!
何をするのか?
それはどの問題にどれだけの時間をかけたのかを表に書きだすことです!
どの大問の(1)に何分かかったのかを全て書きます。
そして自分がその制限時間をどのように使ったのかを見てすぐにわかるように書きます。
一例を下に載せておきます
ポイントの解説です
①少し考えて解法が浮かばなかったらすぐに中断しましょう!1週目はとくに1問にかける時間は短くしましょう。
②すべての問題を1回考えることを早い段階で終わらせましょう。そして2週目に移ります。1週目の目的はすべての問題を見ること。2週目に完答する気持ちで臨みましょう!
③自己採点の得点も近くに載せておきましょう。うまい時間配分が出来たかの参考になります。
この表を試験中に書くわけにはいきませんし、終わってからだと正確に何分かかったのか分からなくなってしまいます。
そのために解答用紙に何分かかったのかをメモしておきましょう。
メモの仕方も下に載せておきます
このようにすることで後で見たときに何分かかったのか分かります!
この練習を繰り返すことで、自分の時間配分の感覚を研ぎ澄ませていくことが出来ます。 そして見直しの時間もしっかりと確保でき、時間かけるべき問題にしかるべき時間を割くことが出来るようになります!
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