みなさん、こんにちは!
武田塾郡山校です。
共通テストまで、あと残り約2ヶ月となりました。
みなさん、共通テストに向けての対策は進んでいますか??
今回はこの時期不安になりがちな、
共通テストの理科・社会科目の過去問傾向・勉強法についてお伝えします!
「思うように進んでいない...」「勉強のやり方間違ってるんじゃないか...」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
共通テストで大事なこと
共通テストの理科・社会科目で大事なこと、それはズバリ、「暗記ではない!」ということです。
出題形式はセンター試験と同じ、マーク形式の試験になります。その一方でセンター試験に比べ、共通テストは思考力・判断力・表現力などを重視した出題形式となっており、全体を通して知識や解法の暗記だけで解答できるような問題は減ってしまいました。
そこで、理科・社会科目で注意しておきたいのが『正誤問題』です!
歴史系の科目であれば出来事順に並べるものや、因果関係・流れ・内容がわかっているのかを問われます。
特に共通テストのみで使う場合、難しい用語・語句を正確に漢字まで書けるようにする必要はありません!
大切なのは、『講義系参考書などを使い流れを正確に覚えること』なのです。
過去の出題傾向
ここで、共通テストの理科・社会科目の過去の出題傾向を簡単にご紹介します!
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理科
物理基礎
文字式の選択問題がなく、数値計算を伴うような問題が多く出題されたのが特徴でした!
数値の結果を解答させるものや、会話文中にある誤文を選択するような問題が出題されていました。
化学基礎
長めの問題文の内容に対して、いくつかの小問が続く大問形式が特徴でした!
問題文から原理を理解した上で、化学基礎の知識を利用するような問題が出題されていました。
生物基礎
表現力の部分で、図やグラフを選ぶ問題が多く出題されたのが特徴でした!
実験キットを使った実験の仮説を検証する問題や、ワクチン接種による感染症根絶の仕組みを考察する問題などが出題されました。
地学基礎
基本的な知識や思考力を問う問題が多く出題されたのが特徴でした!
仮説の検証方法を問う問題や、探求活動を含めた地学基礎の総合的な理解を問う問題が出題されていました。
物理
日常生活に絡んだ題材がテーマの問題が出題されたのが特徴でした!
基本的な知識から思考力を問う問題まで、幅広い理解を問う問題が出題されました。
化学
問題文の条件から考察・判断するような思考力を問う問題の出題が特徴でした!
知識を問う問題や計算力を必要とする問題など、化学の幅広い学力が問われる問題が出題されました。
生物
全体を通して、分野融合の問題が多く出題されたのが特徴でした!
実験の観察や資料の読み取りなどから、考察力や読解力、分析力など生物の総合力を問う問題が出題されました。
社会
世界史B
基本的な知識を問う問題に加え、様々な資料を読み取り歴史的な思考力を問う問題の出題が特徴でした!
資料の相違点を読み取る力や、歴史の具体的な事象を想起する力を問う問題が出題されました。
日本史B
基本的な知識を問う問題に加え、資料の読み取る力を重視する問題の出題が特徴でした!
時代ごとの国内の領域や政策とその目的など、日本史の知識を関連づけて理解する力や、資料から読み取れる情報を利用して考える力が問われる問題が出題されました。
地理B
思考力に加え、様々な資料から情報を読み取り整理する力や、論理的な考え方を問う問題の出題が特徴でした!
各問題での比較される観点が具体化され、州や地域での差異を比較したり、国全体と都市のデータの違いを比較したりする問題が出題されました。
現代社会
生徒たちの学習場面で、図や資料を使いながら進む構成の問題の出題が特徴でした!
会話文から生徒の主張の根拠となるような資料と、根拠の正当性を問う問題が出題されました。
倫理
会話文やレポートを使った構成、文献資料を使った問題が多く出題されたのが特徴でした!
生徒同士の議論の流れや考えの変化、対立などを整理したうえで趣旨を読み取る力が問われる問題が出題されました。
政治・経済
基本的な用語の意味理解だけではなく、具体的な事象にあてはめたうえで考える力を問う問題の出題が特徴でした!
概念や判例を示したうえで読み取れる考えに基づき正誤を判断する問題や、模式図の中の位置づけを問う問題が出題されました。
おすすめの参考書
共通テスト対策でおすすめしたい講義系参考書が、
『きめる!共通テスト』シリーズです。
共通テスト対策にとってとても優秀な参考書になっており、共通テストで狙われやすいポイントについて、詳しく教えてくれています。
「講義系参考書なら教科書でもいいのでは?」と思った方もいると思います。
『きめる!共通テスト』シリーズは、全ての知識が載っている教科書とは異なり、共通テスト形式に特化したものなので、必要な情報だけを集中して固めることができるのが特長です!
共通テストのみで使用する科目においては、教科書などで網羅的に学習するのに比べ、最小限の知識で最大限の効果を発揮することができます。
『きめる!共通テスト』の4ステップ
①読み込む
まずは、しっかり内容を読み込みましょう。特に、各科目の概要や因果関係、内容、流れなどを抑え、各単元のポイントを集中して固めていきましょう!
②共通テストの予想問題・センター試験の過去問を解く
共通テストの予想問題やセンターなどの過去問で、問題演習に取り組みましょう。問題演習を解くことで、自分の覚えた知識の曖昧な部分をあぶり出し、どのくらい正確に身についているかを確認することができます!
問題演習でおすすめなのは、『共通テスト実践模試』シリーズ(Z会)です。
模試の量が多いのが特徴で、実際の考察問題を取り組むのにぴったりの一冊です。
また、『共通テスト赤本』シリーズで過去問にたくさん触れることで、何を求められているのかに気づきやすくなり、形式にも慣れていきます!
講義系参考書だけだと、抜けている箇所に気づくのがなかなか難しいです。ランダムで出題されることで、理解できていない箇所に気づきやすくなります。
③弱点を発見する
問題演習で根本的な理屈からわかって解けている問題と、曖昧なままで解いていた問題を分けていきましょう。問題の選択肢の根拠を確認し、自分の弱点を見つけてみてください。
④戻って理解を深める
今度は、問題演習で見つかった弱点をつぶしていきましょう。できなかった部分を中心に、『きめる!共通テスト』に戻ってもう一度復習しましょう。
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この①~④のステップを繰り返すことで、点数はみるみる上がります!!
今回のまとめ
『きめる!』→共通テストの予想問題、センター過去問→『きめる!』
このステップを意識して弱点を発見し、共通テストの理科・社会科目で高得点を目指しましょう!
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