やり方を間違えるな!知っておきたい正しい参考書の勉強法!
みなさん、こんにちは!
武田塾港南台校のOです!
みなさんは、
参考書の正しい使用方法を知っていますか?
また、正しい勉強方法を
意識して使っていますか?
せっかく素晴らしい参考書を使用していても、
それにふさわしい使い方をしていなければ
意味がありませんし、効果が下がってしまいます。
そこで、今回のブログでは、
参考書の
正しい勉強法について
丁寧に解説していきたいと思います!
現在参考書の使い方を
あまり意識していないという方は、
まずはこのブログを読んで、
正しい参考書の使い方を学んでみてください。
1. 参考書の種類
参考書のやり方といっても、
その種類はさまざまです。
もちろん、
種類によって使い方は変わってきます。
そこで、はじめに
参考書の種類を
いくつかご紹介していきたいと思います。
(1)講義系参考書
最初にご紹介するのは、
講義系参考書です。
講義のように勉強のノウハウが書かれており、
最初の参考書としては
とてもはじめやすいものだと思います。
英語であれば文法の解説書、
歴史系であれば流れが書いてあります。
理系科目であれば、
大事な公式や解法が載っており、
練習問題がついている場合もあります。
このように、講義系の参考書は新しい分野をやる上で
わかりやすいため、色分けがされていたり、
見やすい図やイラスト等が
載っていたりするものをおすすめします。
例を挙げるとすれば、
世界史の
『詳説世界史』があるでしょう。
https://www.yamakawa.co.jp/product/70034
(2)問題集系参考書
次にご紹介するのは、
問題集系の参考書です。
これはいうまでもなく問題集のことであり、
どの教科も分野ごとに問題が載っているものになります。
しかし、ただ単に問題のみが載っているだけでなく、
解説や答えがわかりやすいものでもあります。
そのため、教科にもよりますが、
最初に参考書で初見の範囲を固め、
理解度が上がってきたら問題集に取り組むことをおすすめします。
数学の『チャート式』シリーズが
これに当てはまるといえます。
https://www.chart.co.jp/goods/item/sugaku/52896.php
(3)暗記系参考書
つぎは、
暗記系参考書です。
これは単語から歴史の年号までと、
その内容は幅広いです。
特に英単語はさまざまなものが出版されており、
自分にあった一冊を
見極めてから使用する必要があります。
暗記系は一見単純に見えますが、
コラムや暗記の仕方を活用して効率よく
暗記することが大事になります。
英語における
『ターゲット』シリーズも、
この暗記系参考書のひとつです。
https://www.obunsha.co.jp/product/detail/034646
(4)赤本
最後に、少しほかの3つとは異なりますが、
赤本をご紹介します。
赤本は、大学別の過去問と
その解説が書いてあるものになります。
自分が志望する過去問の傾向と対策を分析し、
それに合った勉強法を研究できるため、
いずれかならず取り組まなければなりません。
赤本には、大学別だけでなく
共通テストのものもあるため、
どちらもしっかり対策していくことが理想です。
2. 各種類の参考書の正しい勉強方法
ご紹介した4つの参考書について、
知ることができたと思います。
そこで、本題の正しい参考書の勉強法について
解説していきます。
ここでは先ほどの4つにわけてご紹介していきます。
(1)講義系参考書の正しい勉強法
それでは、講義系参考書の
正しい勉強法について見ていきましょう。
はじめに、初見の分野においては、
丁寧にすみずみまで読みましょう。
その際に、自分が重要だと思う部分や
覚えておくべき部分を
しっかりと目立たせ、
のちに暗記できるようにしてください。
特に暗記したい部分があれば、
緑ペンを引いて赤シートで隠して
覚えられるようにするのもおすすめです。
色分けに関してですが、
英語の文法であれば、
主語・動詞・目的語・補語などを
色で分けてみるとわかりやすいです。
私は、歴史は大事な年号、人物、事件や戦争、
その他重要な事項でわけて色分けしていました。
歴史系は動画を同時に観て、
適宜空いているスペースにメモを取ると、
ひとつの参考書だけで済むのでとても楽です。
英語は、例文暗記をする際に、
音読をしてみてください。
理系科目は、数学や化学、
物理であれば公式を目立たせ、
解法をひとつひとつ丁寧に見ていき
疑問点があればなるべくはやめに解決させましょう。
生物は歴史系と同じで、
大事な要素に分けて
色をつけていくとよいです。
(2)問題集系参考書
次に、
問題集系参考書の
正しい勉強法についてです。
問題集だからひたすら解けばいいのでは、
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は違います。
なぜなら、解いたあとの
復習が
とてもとても大事だからです。
まず、問題を解く前に、
毎日コツコツと進められるような量で
長期的な計画を立ててください。
次に、問題をその計画通りに
解いて丸つけと採点をします。
このときに時間を測れるととてもよいです。
そして、ここからがとても重要ですが、
解説をしっかりと読み込みましょう。
自分が正しいやり方で解いたと思っていても
正しい解答と根拠が異なる場合があるので、
合っていてもしっかりと解説を確認してください。
このときに間違えた部分や覚えるべき部分は
線を引いたり色分けをしたりして、
覚えられるようにしておいてください。
2周目以降はそれを覚える作業も追加してください。
(3)暗記系参考書
つぎに、暗記系参考書の
正しい勉強法についてです。
暗記系は特にどのように暗記するかで
効率性が変わってきます。
たとえば、英単語を暗記するときに
みなさんならどのように工夫しますか?
1周目ははじめて見る単語ばかりなので、
少し時間をかけて内容を把握します。
英単語であれば、
その時点で正しい発音と
アクセントを言えるようになることと、
正しいスペルを書けるようになることが大切です。
2周目以降は
スピード勝負です。
ひとつにつき0.5秒くらいで確認し
できなかったものにチェックして、
復習の際にまとめて覚え直してください。
もちろん英単語以外であれば、
歴史系や漢字のように書けることが
大事な科目もあるため、
その場合はひとつひとつ
丁寧に書いて確認してください。
(4)赤本
最後に赤本の
正しい勉強法についてです。
赤本は志望校の大学のものを
最初から揃える必要はないので、
解く際にだんだんレベルが上がるように
計画して購入してください。
また、どの赤本を解いたかも
かならず管理するようにしてください。
勉強法は、まず赤本にある
傾向と対策を読んで
大学別に出やすい分野と
そうでない分野を分析します。
赤本以外の勉強は
それに則って勉強してください。
また、赤本の問題を解いたら、
問題集と同じように
解説をしっかりと読み込みましょう。
赤本の解説は簡潔なことが多く
説明不足だと感じることもありますが、
その場合はわからないことをそのままにせずに
その日のうちに解決してしまいましょう。
3. まとめ
いかがでしたでしょうか。
参考書は種類ごとに勉強法が異なり、
間違った方法で進めてしまうと
習得が遅れてしまうことがあります。
そこで、今回ご紹介したような
正しい勉強法をもとに、
自分なりの工夫を
加えてみてください。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!
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