アルバイトしながら浪人はあり？なし？
皆さんこんにちは!
武田塾港南台校 講師のNです。
今回はアルバイトしながら
浪人することは可能なのかどうか
について解説していきたいと思います！
浪人している方の中には
現役の時とは違い、
時間があることから
アルバイトをしながら受験勉強を進めよう
としている方もいらっしゃると思います！
アルバイトをしようと考えている、
既にアルバイトと受験勉強を同時並行で
進めている浪人生の方は
参考にしてもらえれば幸いです。
1.アルバイトをしながら浪人することは可能なのか
早速、アルバイトをしながら
浪人生活を送ることは
可能なのかどうかについて説明していきます！
結論としては可能ではあるものの
おすすめはしません！
アルバイトをするとメリットもありますが
受験勉強と同時並行で
進めていくことは困難と言えます！
以下の項目では
なぜアルバイトせずに
受験勉強に集中するべきなのか
について解説していきたいと思います！
(1)勉強の時間が取られてしまう
1つ目の理由は、アルバイトの時間に、
受験勉強の時間を奪われてしまうことです！
アルバイトをすることによる
デメリットとして1番大きいのは時間です。
浪人生のアドバンテージの1つに
学校が無いことによる時間の優位性があります！
これは現役生が学校にいる間、
浪人生が志望校に向けた対策に特化できる点で
物理的に勉強時間を確保しやすいためです。
アルバイトを経験したことが無い方も
いらっしゃると思うため説明しますが、
アルバイトは基本1時間以上のシフトが入ります。
さらに行き帰りの時間や急なシフト変更など
勉強時間が取られてしまう要因は非常に多いです！
アルバイトから帰ってきてその後勉強する
となると普通の浪人生は、
場合によっては現役生よりも
勉強時間が減ってしまうことは想像できますよね？
そのためアルバイトをすることは
勉強時間を自由に確保できる
浪人生ならではの強みが
無くなってしまう可能性があると言えます！
特に大学に通いながら
浪人生活を送る仮面浪人の場合は
大学の講義への出席やテスト勉強・課題をやる時間
に加えてアルバイトをやる時間も加味されるため、
かなり勉強時間が減ってしまう可能性があリます。
そのため、通常の浪人生以上に
アルバイトに手をつけることをおすすめしません！
(2)必要以上の疲労が溜まってしまう
2つ目の理由は疲労が溜まってしまうことです！
アルバイトは拘束時間が長いことに加え、
疲れが溜まりやすい傾向にあります。
特に高校生や浪人生を対象とするアルバイトは
肉体労働の場合が多いため、
長時間の労働に加え、
精神的なストレスを抱えてしまうこともあります！
精神的なストレスを抱えると
勉強に身が入らず、
メンタルに悪影響が出てしまう可能性が高いです！
浪人生はただでさえ
合格できるかどうか分からない立場である上、
通常の浪人生活を送っているだけでも
ストレスが溜まりやすい傾向にあります。
そこにアルバイトでの肉体的・精神的ストレス
が加わることで時間の減少同様に
受験勉強を阻害する要因になる可能性が高くなります。
特に体力に自信がない方にとっては
アルバイトをすることは足かせとなってしまいます。
(3)気が散ってしまう・うつつをぬかしてしまう
3つ目の理由は
気が散ってしまったり、
うつつをぬかしてしまうことです！
アルバイトでは業種に関係なく
人間関係が存在します！
そこではプライベートでの関わりを求められることや、
同僚や上司とのトラブルが発生することもあります！
先ほどストレスについて説明しましたが、
バイトをきっかけに勉強せずに
遊んでしまうケースも多いです！
浪人生は時間がある一方で
ゲームや動画など1人で楽しむコンテンツに
時間を使ってしまい、勉強できない例は少なくありません！
志望校合格に向けた勉強と
それを達成する意識を少しでも高めるためにも
アルバイトをやることは控えるべきと言えます！
2.どうしてもアルバイトをする場合にはどんな風にするのか？
ここまでアルバイトをする
デメリットについて解説しましたが、
中には家庭の経済状況から
アルバイトをしなければならないことや、
参考書やテキストを自費で購入しなければならない
という理由でアルバイトを始める浪人生の方も
いらっしゃると思います！
そこでどうしてもアルバイトを
しなければならない場合は
どういったアルバイトをするべきか、
時間や頻度はどの程度でするべきか
について説明していきたいと思います！
アルバイトをしながら
浪人生活を送ることを選んだ方は
以下の項目で選ぶべきアルバイトの
特徴や基準について解説するため、
ぜひ見てもらいたいです！
(1)拘束時間が短い
1つ目の基準は
拘束時間が短いアルバイトです！
先ほども解説したように
アルバイトは拘束時間が長く、
受験勉強に支障をきたしてしまう可能性が高いと言えます！
そのため拘束時間が短いアルバイトは
浪人生活と両立する上でおすすめです！
1~3時間で働くことができるアルバイトも存在します！
同様に、シフトを自由に決められるバイトも
拘束時間が少ない傾向にあります！
シフトを自由に決められるということは
入試直前や勉強時間を多く取りたい時期に
シフトを減らすことができるため、
アルバイトの時間を調整しながら
勉強時間を確保することができます！
場合によっては採用面接などの際に
浪人生であることや、
特定の時期のシフトを減らしてもらう
といった事情を伝えることで
シフトの希望が通りやすい環境を作ることも1つの方法です！
(2)濃密な人間関係を求められないアルバイト
2つ目の基準は
濃密な人間関係を
求められないアルバイトです！
アルバイトに人間関係は付きものです。
しかし、種類や仕事内容によって
求められるレベルは異なります。
そのため人間関係やそれによるトラブルが少なく、
個人作業がメインのアルバイトは
精神的なストレスを軽減することができます！
万が一人間関係が必要な場合は
浪人生であることを
カミングアウトするなどの工夫をして、
受験勉強が主体となるように
周りの人達に協力してもらうこともおすすめです！
3. まとめ
今回は浪人生がアルバイトをすることは
アリなのかどうかについて解説しました！
大切なことは、皆さんが少しでも
志望順位の高い大学に合格することであるため、
今自分にアルバイトをする余裕があるのかどうかを
真剣に考えた上で行動してもらいたいと思います！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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