【受験生の夏休みの息抜き術】夏休みの勉強に疲れたら…
みなさん、こんにちは!
武田塾港南台校のSです!
8月にも入り、
暑さも厳しくなってきて、
本格的に夏休みが始まってきた!
という感じがしますね。
受験生のみなさんも
学校のない生活に
体が慣れてきた頃でしょうか。
この夏休み、
普段学校で過ごしている時間を注ぎ込んで
苦手教科や
大量の暗記事項に挑み続けている、
そんな人が沢山いると思います。
しかし2週間ほど続けてきたその生活、
そろそろ疲れも感じ始める時期ではないでしょうか。
寝ても覚めても家と塾との往復生活、
正直やりたくない数学や英語の長時間学習、
学校にいれば友達と息抜きもできるのに…。
そんな疲れからついついスマホをいじったり、
長めのお昼寝をしてしまったり…
貴重な時間を無駄にしてしまった!
と罪悪感を覚えてしまうこともあるかと思います。
時間を自由に使える夏休み、
自由だからこそ
時間を完璧に、有意義に使うのは難しいものです。
今回は、そんな夏休み真っ只中の
受験生の方に向けて、
勉強に疲れた時の
上手な息抜き法
についてご紹介したいと思います!
頑張る受験生の一助となれれば幸いです。
1.キリの悪いところで休憩に入る
まず一つ目は、
休憩の入り方
について。
みなさんは普段、
どんな形で休憩をとりますか?
「この問題を解き終わったら…」
「ここまで覚えたら…」
「ちょっと疲れたから…」
こんな感じで、
物理的にであれ精神的にであれ
キリが良いところで
休憩に入る人が大半
なのではないでしょうか。
個人的にはその逆、
まだ勉強に疲れていなかったり
キリの悪かったりする時に
あえて休憩に入ることを
お勧めします。
というのも、
人間の心理の一つに
ツァイガルニク効果(焦らし効果)
というものがあるからです。
これは人間が終わらせたものより
やり遂げる途中のものの方が気になるという
心理のことです。
模試の後で
解けなかった問題の方が気になるのも
この心理だそう。
作業を中途半端に区切ったモヤモヤを
あえて残したまま休憩に入ることで
「続きをしっかりやろう」「まだできる」
という意識を片隅に持ったまま
脳を休めることができるのです。
2.寝る時間を固定して、スマホを見ない!
二つ目は、
寝る時間について。
寝る前というのは
本当に誘惑の多い時間帯です。
1日の勉強が終わって、
もうあとは寝るだけだから
ご褒美としてちょっとスマホを拝借…
と思って触っていたら
思いの外長時間経っていて
生活リズムが
ガタガタになってしまう、
学生あるあるだと思います。
とくに学校もない夏休みだと
それに甘えて昼まで寝てしまう、
なんてこともあるのではないでしょうか。
こうした
生活リズムの崩れは、
勉強時間の減少に
繋がります。
また夏休みが終わり、
学校が始まってから
生活リズムを戻して体を鳴らす行為に
余計な労力を割いてしまうことにも
なりかねません。
寝る時間は絶対に固定するべき!
とにかく寝る時間は
絶対に固定
するようにしましょう。
この時期特有の寝苦しさや
勉強漬けで体を動かさないことで
なかなか寝付けないといった悩みも
もちろんあるとは思います。
ですが
とにかく寝られなくても、
何もせずに
布団に入ることは徹底しましょう。
そうすることで
ゲームがスマホに触りすぎてしまったり
起きる時間がお昼近くなってしまったり
といった事態を
少しでも防ぎ、
生活リズムの乱れを
遠ざけることが可能になります。
3.タイマーを15、30分単位でセットする
三つ目は、
タイマーの使い方について。
最近は
ラーニングタイマーなるものが
受験生の必須級アイテムとして
普及していると聞きました。
問題にかかった時間や
過去問の制限時間を測ったりするだけでなく
何時から何時まで〇〇をやる!
という計画に利用している方も
多いと思われます。
このタイマー、
15〜30分にセットして使うと
より効果的かもしれません!
1.30分が集中力の限界!
タイマーを使用する際、
1、2時間程をタイマーにセットしたものの、
ちょくちょく気が逸れてしまって
実際は1時間も勉強できてないかも…
と悩む声をよく聞きます。
それもそのはず、
人間の集中力はそもそも1時間も持たないのです。
同じ姿勢で集中して作業できる時間は
30分が限界と言われています。
一時間連続して勉強するより、
15〜30分単位で区切って、
ちょくちょく短い休憩を挟みながら勉強する方が、
人間の性質的に向いているのです。
2.締め切り効果で効率の良い勉強を!
また皆さんは締め切り効果というものを
ご存知でしょうか。
提出期限ギリギリやテスト前日になると
なぜかでるアドレナリン、
火事場の馬鹿力のことです。
時間の限界を短く区切ることで
擬似締め切り効果が発動し、
その時間内にできることをやろうとして
高い集中力を維持した状態で
勉強を進めることができるのです。
また、短い時間内ではできることが限られてきます。
一時間の中であれもこれもと
手を出せるように計画するより、
15分でこれだけをきっちりやろう
という考え方の方が
集中して計画通りに物事を進めやすくもなります。
タイマーを持ってるよ!
という受験生の方は一度ぜひお試しください!
4.家での時間と塾での時間の役割を分ける
最後四つ目は、
家と塾の
時間の使い方について。
ここまで
上手な息抜きのやり方を
ご紹介してきました。
が、正直、
それができないから困っている…
と思った方もいらっしゃったのではないかと
思います。
そこで夏休み限定の生活スタイルとして
個人的に提案したいのが、
家での時間は休憩
塾での時間は勉強
とはっきり分けてしまうことです。
塾の開校時間から閉校時間まで
入り浸って勉強し、
家では逆に一切の勉強をせずに
食事や睡眠、息抜きの時間にする。
塾には勿論勉強向きの環境が
整っていますし、
家は比較的日常生活や
休憩向けの環境になっています。
家でも塾でもだらだらとした
勉強時間を長く続けてしまうより、
両者に向いた役割を踏まえて
メリハリのある生活を送った方が
質の良い勉強時間を過ごせるのではないでしょうか。
学業のある普段の生活では
勉強時間が十分に確保できないため
このスタイルはおすすめできませんが、
勉強時間が
十二分にある夏休みであれば、
この方法は有効かも?と思います。
5.最後に
ここまで
夏休みの上手な息抜き法
についてご紹介してきました。
上手な息抜きの仕方に
悩んでいる方は
ぜひ上記の息抜き法を
実践してみてください。
充実した夏休みを過ごせるよう
頑張りましょう!
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