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【私立文系編】夏休みにおける勉強の仕方をご紹介します!

【私立文系編】夏休みにおける勉強の仕方をご紹介します!

 

みなさん、こんにちは!

武田塾港南台校のOです!

 

今回は、

私立文系

(国語・英語・地歴公民)

で受験される方に向けて、

このあと控えている夏休み

どのように過ごしていけばよいか、

解説していきたいと思います!

 

まずは全体の過ごし方をお話しし、

そして各教科ごとの対策について

具体的にお話ししていきます。

 

私立文系の方は、

夏休みまでにぜひこの記事を参考にして、

万全な状態で夏休みをお過ごしください。

 

今回は受験生の方々へ解説しますが、

こちらでご紹介していることは

受験生でなくても実践できるため、

どなたでも参考にしてほしいと思います。

 

1. 夏休みが始まる前にやるべきこと

まずは、夏休みが

始まる前

やっておくべきことをご紹介いたします。

 

夏休みといっても、

1ヶ月弱の短い期間です。

 

ですが、

この1ヶ月

どうやって攻略していくかで、

その後の受験生活が変わっていきます。

 

そのため、

夏休みが始まってから

計画を立てたり

参考書を用意していたりでは、

少し遅いように感じます。

 

他の人と差をつけるためにも、

以下のことを実践して

頑張っていきましょう!

 

(1)夏休みの計画を立てる

最初にやるべきことは、

夏休みの計画を立てる

ということです。

 

計画の立て方としては、

まず全体・各教科ごとの目標を立てます。

 

目標に関しては、

次に詳しくお話ししているため、

そちらをご覧ください。

 

その目標に沿って、

全体・教科ごとに計画を立てます。

 

まずは、

夏休みの期間全体の計画を立てるのですが、

そこでどのようなレベルの参考書を

終わらせていくのかを決めておきましょう。

 

次に、

さらにそれを1週間に分け、

1週間ごとの予定を立てます。

 

こちらは各教科ごとに、

バランスがよくなるように、

単語や長文などの各参考書の到達度を

予測して立ててください。

 

最後に、

1日ごとの計画を立てます。

 

こちらは1週間ごとの計画を参考に、

詰めすぎず、週末で調整できるくらい

少し余裕がある計画がよいでしょう。

 

(2)目標を立てる

計画を立てるにあたって大事なのは、

到達したい

目標を定めることです。

 

目標の決め方は、

無理をせず、かといって楽すぎない、

少し苦しいけれど

頑張って到達できそうなものにする

ということです。

 

たとえば、

現在全体の偏差値が50であれば、

それを55までに上げる

という目標がオススメです。

 

また、

各教科ごとの目標についても

定めていきましょう。

 

世界史であれば、

「通史を2周して、一問一答を

頻出度2番目までは完璧にマスターする」、

英語であれば、

「単語・熟語・文法のバランスを考えて勉強し、

英語長文で7割を安定して取れるようにする」

などさまざまに考えられます。

 

自分が課題だと感じている部分から

目標を決めていくのも、

成長を感じられるためオススメします。

 

(3)1日のスケジュールを立てる

目標や計画が固まる段階にきたら、

1日のスケジュールについて

あらかじめ決めておいた方がよいです。

 

なぜなら、

計画を立てても、

1日のスケジュールが曖昧では、

だらけすぎてしまったり、

つい計画を先延ばしにしてしまったりするからです。

 

1日のスケジュールは、

こちらも無理のない範囲

立ててください。

 

私は、

午前中は家でリスニングや音読等を行い、

午後は塾へ行って問題集や参考書を勉強し、

スキマ時間で単語や一問一答などの暗記系を

チェックするという方法を実践していました。

 

また、

1時間を基準として、

50分勉強したら10分休憩する

というサイクルをとっていました。

 

もちろん、

やってみてその都度自分に合った

勉強のスケジュールに

調整していくことも大切です。

 

(4)必要な参考書を買い揃えておく

参考書を忘れずに

揃えておくことも大事です。

 

いざ夏休みが始まって、

これがない、あれがない、

とならないように

忘れずに買っておきましょう。

 

また、

夏休みに一度は志望校の赤本

触れてもらいたいので、

そちらも忘れずに購入してください。

 

赤本は、

まずは最新年度3ヵ年分でよいですが、

夏休み中に古本屋やメルカリなどの

フリマアプリで買っておくことをオススメします。

 

目安としては、

第1志望の赤本は9〜12ヵ年分

第2志望の赤本は6ヵ年分

それ以降は状況に応じて

3ヵ年分を用意しておくと安心です。

 

(5)模試の受験を検討する

夏休み中に

模試を受験するのであれば、

夏休み前に

早めに申し込んでおきましょう。

 

河合・東進・駿台など

模試の種類はさまざまですが、

母数が一番多いのは河合模試です。

 

まずは受けられそうな模試を

すべてピックアップし、

そこから夏休みの計画と照らし合わせて

絞り込んでいきましょう。

 

2. 夏休みが始まったら

ここからは、

夏休みが始まったら、

どのように過ごしていけばよいのかを

お話ししていきましょう。

 

先ほどまで説明していたことを

終えていると予想して、

実際にそれを夏休みで

どのように活かしていけばよいのでしょうか。

 

(1)1週間ごとに計画の修正を行う

まずは、

1週間が終わったら、

その日中に

次週までの計画を立て直します。

 

こうすることで、

何が終わっていて、

何が終わっていないかが一目瞭然です。

 

チェックリストを作成して、

やるべきことを可視化するのもよいでしょう。

 

また、

修正するだけでなく、

その遅れをどこで取り戻すのか、

優先順位を考えて大事なものから

計画に入れていきましょう。

 

(2)生活リズムを整える

それまで試験期間中などで

夜更かしをしてしまっていたり、

乱れた生活をしてしまっていたり

などがあったりしても、

一度リセットして、

生活リズム

整える努力をしましょう。

 

早寝早起きを心がけ、

3食きちんと摂り、

睡眠時間を確保するために、

寝る前はなるべく携帯を

使用しないようにしましょう。

 

一番大事なのは、

とにかくきちんと寝ることです。

 

睡眠不足では、

勉強に支障が出てしまいます。

 

個人差はありますが、

6〜8時間ほどは

寝るようにしてもらいたいです。

 

(3)模試を受験する

夏休み前に

申し込んでおいた

模試

積極的に受験しましょう。

 

ですが、

模試はただ受験すればよい

というものではありません。

 

大事なのは、

受験後の復習です。

 

結果が出るまでの間は、

問題をもう一度見直し、

解き直し・解説の読み込み

必要であれば勉強している参考書と

照らし合わせていきましょう。

 

(4)定期的に息抜きをする

夏休みは一日中ずっと勉強できる

すばらしい機会ではありますが、

同時に何時間も勉強していると

気が滅入ってしまうこともあります。

 

そこで、定期的に、

適度に息抜きをすることを

オススメします。

 

息抜きの方法は何でもよいので、

自分が一番気が抜けて

切り替えがしやすい方法がよいでしょう。

 

私はおいしいご飯を食べに、

午前中は勉強を頑張って、

午後に息抜きをするというのを、

2週間に1回行っていました。

 

また、

コンビニで好きなものを買って、

塾での勉強において

モチベーションが上がるようにしていました。

武田塾港南台校 息抜き

 

3. 各教科ごと夏休みでやること

最後に、各教科ごとに、

夏休みにおいてやっておきたいことを

お話ししていきます。

 

(1)英語

まず、

英語は単語・熟語・文法を

必ず一度は

触れてある状態にしておきましょう。

 

そして、2周目以降をはやめにスタートさせ、

ある程度雑でよいので、

2〜4周目までは

回転率を意識してください。

 

5周目以降に入るという方は、

精度を高められるように、

細かい部分まで目を通してみてください。

 

長文は、

参考書をレベル別に順番に

時間を計って解いていきましょう。

 

焦って次の問題に行こうとはせず、

自分が間違えた問題の

原因究明に努めてください。

 

私立文系においては、

特に英語で得点をとれるか

どうかが大事になります。

 

また、早慶上智レベルの英語長文は、

速読力と精読力のバランスが大事です。

 

短くてもよいので、

日頃から最低1日1題は

長文に目を通してください。

 

(2)現代文

現代文は、

人によってはなかなか安定せず、

波のある科目といえます。

 

そこで、

夏休み中にさまざまな問題に触れて、

バリエーション

増やしていきましょう。

 

解き方は英語長文と同じでよいですが、

間違えた問題の原因と正しい問いの理由

復習で特に時間をかけていきましょう。

 

記述問題は難易度が高めだと思いますが、

頑張って挑戦してみてください。

 

漢字や現代文用語などは、

夏休みで必ず1周はしてください。

 

私立文系では、

特に早慶・MARCHレベルとなると、

難解な正誤問題や

長めの記述問題が出題されます。

 

漢字や語彙問題、

また他の受験生も

得点できそうな問題は

なるべく落とさないようにし、

難解な問題に時間をかけられるように

時間配分を特に意識してください。

 

(3)古文・漢文

古文単語・古文文法も、

必ず1周は終わらせるようにし、

なるべく2周目をはやめに

回転率を意識して刷り込みましょう。

 

そのかたわら、

読解を参考書のレベル別に解き、

問いに関わる部分は

特に丁寧に読解・現代語訳・品詞分解と

文法解釈を行っていきましょう。

 

また、和歌の句法や古文常識、

古語の読みや意味なども

この夏休み中に一度は触れておいてください。

 

漢文は、

古文の進捗次第です。

 

古文単語・古文文法が

きちんと頭に入りきっていないという方は、

まずは古文を優先してください。

 

漢文に入れそうだという方は、

句形の勉強を始めてみてください。

 

私立文系の古典は、

基礎的な部分をいかに

落とさないかがカギです。

 

そのため、この夏休みで、

単語・文法・古文常識などは

完璧に近い水準までもっていきたいです。

 

(4)地歴公民

最後に、

地歴公民の科目です。

 

まず、歴史科目にしろ、

地理・公民科目にしろ、

この夏休みで範囲を

1周絶対に触れるようにしてください。

 

歴史科目は、

通史を流れを意識しつつ覚えていきます。

 

このときに、

用語をすべて詰め込むようなことはせず、

あくまで用語は流れを意識するための

布石だと思ってください。

 

資料集や用語集も

積極的に活用していってください。

 

早慶レベルでは、

一問一答の頻出度がかなり

低いマニアックな問題もよく出されます。

 

基礎的な用語を

マスターしたからといって慢心せず、

余裕があれば、先にいって

細かい用語も詰め始めましょう。

 

地理は、知識をテーマ別に

インプットすることからはじめ、

その後地域別にインプットし、

徐々に演習に移っていくのがよいです。

 

公民科目は、

原理やできごとの流れを覚えていきましょう。

 

まずはその用語の意味を

きちんと理解することが大事なので、

覚えるという部分に固執せず、

必ず理解しつつ進んでください。

 

私立文系の地歴・公民科目で

全体的にいえることは、

基礎のぐらつきをまずなくすことです。

 

しかし、国公立受験のように、

社会科目は共通テストで

使用するだけではないので、

応用問題や難問にも対応し切れるように

はやめに基礎を完成させ、

演習に手をつけてみてください。

武田塾港南台校 教科書

 

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

受験生にとって

夏休みは勝負の期間、

夏休みを制すものは

受験を制す

といわれることがあります。

 

夏休みは本当に重要な期間ですが、

それありきではありません。

 

夏休みには、

圧倒的に勉強量を増やす練習を重ねることで、

その後の辛くて長い受験勉強に慣れるため

という目的もあると思っています。

 

そのため、

日々の積み重ねを維持し、

夏休みで生かせるように

頑張ってもらいたいです!

 

ここまでお読みいただき、

ありがとうございました。

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