いまさら聞けない!国公立大学と私立大学どちらを受験すればいいの?
みなさんこんにちは!
武田塾港南台校のMです!
2月になって志望校を
どこにするか悩んでいる方も
多いのではないでしょうか?
今回は、
国公立大学と私立大学の違いについて
解説していこうと思います!
みなさんの志望校選びの参考にしていただけたら幸いです!
1.国公立大学について
まず、国公立大学とは
国立大学、公立大学のことを
総称しての呼び方です。
国立大学と公立大学は
運営している団体に違いがあります。
国立大学は国が、
公立大学は都道府県もしくは市町村などの
地方公共団体がお金を出して運営をしています。
現在、国立大学は86校、
公立大学は99校存在しています。
また、国立大学は
各都道府県につき最低一つは存在しています!
2.私立大学について
私立大学とは学校法人が設置し、
運営している大学のことを示します!
つまり、民間の経営者が
運営を行っています。
また、私立大学は大学数が非常に多く、
日本には600校以上の私立大学が存在しています!
3.国公立大学と私立大学の違い
国公立大学と私立大学は
大きく分けて以下の6つの点で違いがあります!
1.学費
2.入試方式
3.科目数
4.偏差値・難易度
5.施設・設備
6.合格者数
(1)学費
一般的に、
国公立大学は学費が安く、
私立大学は学費が高いです。
最初に説明したように、
運営している団体が異なるために
この差が生まれてきます。
4年間で
国立大学は242万円、
公立大学は254万円が
平均的な学費です!
一方で、
私立大学は文系だと322万円、
理系だと445万円が平均的な学費です!
(2)入試方式
国公立大学では、
一般入試として受験できるのは
前期・中期・後期の
3つの方式があります。
それぞれの方式は、
すべて決められた同じ日に行われるため、
国公立大学を受験する際は、
一方式につき一校しか受けることができません。
また、中期試験に関しては
行なっていない大学も多いため、
国公立大学は、
3校必ず受験するというわけではありません。
一方で、私立大学では、
さまざまな種類の入試方式が用意されている
ケースが多いです。
そのため、
自分に合った受験方式を選択できます。
入試方式としては例えば、
・一般選抜(個別学部日程)
共通テストの結果を
併用する場合と併用しない場合があります。
また、英語の民間試験を利用することもあります。
・一般選抜(全学部日程)
各学部・学科において指定する教科で
受験することのできる受験方法です。
学校独自の問題が出されるため
その対策の必要があります。
・大学入学共通テスト利用入学者選抜
各学部・学科の指定した
大学入学共通テストの科目・教科の
成績を利用して評価されます。
(3)科目数
国公立大学の入試には共通テストの受験を
必要としているケースが多いです。
また、7割程度の大学が
5教科7科目以上を
受験することを必要としています!
国公立の大学の中には受験方法によって、
3科目で受験できることもありますが、
比較的少ないです。
また、共通テストの後に大学独自で、
二次試験というのがありその対策の必要もあります。
それに対して私立大学では、
多くの大学が3科目受験が多いです。
そのため、受験の際に
自身の得意な科目に絞ることができます。
大学によっては、
2科目受験や4科目受験を必要とする
学校もあります。
私立大学では多くの場合、
国公立大学よりも受験科目数が少ないです。
(4)偏差値・難易度
受験勉強をしている時に、
インターネットを利用して
大学を調べることがあると思います。
その際、大学の偏差値を比較したいところですが、
国公立大学と私立大学の偏差値を
同列で語ることはできません。
また、問題形式が
国公立大学は記述式、
私立大学はマーク式が多く採用されています。
そのため、
記述式の方が難易度が高くなります。
そのため、国公立大学の方が
受験の際の負担が大きくなると言えるでしょう。
また、私立大学でも入試方式によっては
記述が必要となってくる場合もあるため、
事前に過去問で
入試対策をすることが大事です!
(5)施設・設備
多くの人は、
私立大学の方が国公立大学よりも
キャンパス等が充実していると
思われていると思います。
しかし、中には私立大学でも
建物や施設が老朽化していることもあったり、
国公立大学の方が建物が綺麗だったりします。
当然私立大学の方が学費が高いため
キャンパスが広かったり、
施設が充実していることが多いですが
一概に私立大学の方が
立派だと考えるのは間違いです。
そのため、実際に
足を運んでみることをお勧めします!
コロナウイルスなどの影響で、
足を運ぶのを難しい方は行きたい大学の
ホームページを見るなどして
施設や設備を確認するのがベストだと思います。
また、オープンキャンパスも
徐々に行われつつあるので
それに参加してみるのも良いと思います!
(6)合格者数
国公立大学は、
ほぼ定員通りの合格数を出すのが通例です。
一方で、
私立大学は定員の2倍・3倍以上の
合格者を出すところも少なくはないです。
これは、私立大学受験後に、
国公立大学などの大学を受験し、
これらの大学が合格した際に
辞退することが考えられるからです。
そのため、私立大学を受験する際に
倍率だけをみて諦めず、
合格に向けて勉強を続けてほしいです。
しかし、最近では私立大学の
定員厳格化の影響もあるため、
私立大学も定員ぴったりの
合格者しか出さないという可能性もあります。
4.まとめ
以上が
国公立大学と私立大学の違いです!
国公立大学にも私立大学にも
それぞれ良さがあることが
わかってもらえたでしょうか?
先生や親と相談しながら、
しっかりと自分の行きたい志望校を決めてほしいです。
みなさんまだまだ
大学選びに迷っているかもしれませんが、
早め早めに目星をつけておくことが大切です。
受験校選びに時間をかけてばかりで、
受験勉強に集中できないということに
なってはいけません!
自分はどの教科が受験に必要なのか、
そのためにどんな勉強をすれば良いのかというのを
しっかり把握しておくことが大切です!
また、どの大学にしても
英語は必要となってきます。
そのため英語の勉強は
継続的にすることをお勧めします!
一人でも多くの人が、志望校に受かることを願っています。
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