【2023年共通テスト対策】数学(ⅠA・ⅡB)【解き方・勉強法】
皆さんこんにちは!武田塾港南台校のMです。
いよいよ年の瀬も近づき、
本格的に共通テストに取り組む時期がやってきました。
しかし、共通テストは
普通の試験とはかなり異なる特殊な試験です!
高得点を勝ち取るためには、
それなりの対策をする必要があります。
今回は
「【2023年共通テスト対策】物理【解き方・勉強法】」と題して、
共通テスト・物理の対策について紹介して行きます!
大問数や配点、時間などの基本情報はもちろんのこと、
どういう風に解いていけばいいのか、
時間配分や勉強法も含めて解説していきたいと思います。
1. 基本情報
物理は60分で100点満点の試験です。
大問4問から構成されています。
2022年の共通テストでは
第1問は小問集合(力学、電磁気学、波動、熱力学):25点
第2問の出題分野は力学:30点
第3問は電磁気学:25点
第4問は原子:20点
となっており、
第1問から第4問のすべての問題が必答問題でした。
物理の全範囲から広く出題されているようです。
難易度もセンター試験と大きく変わりません。
2. 特徴
それではここから
共通テスト・物理の特徴を解説していきたいと思います。
(1)計算が少ない
1つ目の特徴は
「計算が少ない」です!
物理というと
「問題文を読み解き公式を駆使して計算する…」
というようなイメージが強いです。
一方共通テスト物理では意外と計算が少ないです。
ですが、その分
読解力や状況整理をする判断力が問われる問題が多いです。
(2)日常生活に絡んだ出題が多い
2つめの特徴は
「日常生活に絡んだ出題が多い」です!
例えば2022年度は
「ショッピングカートを押し引きしたときの経験から考察し実験」
といった問題が出題されました。
また2021年度では
「AさんとBさんが音叉を鳴らして実験」
「ダイヤモンドのカットによる光の屈折反射」
「蛍光灯が光る理由」
「AさんとBさんが氷上でキャッチボール」
など日常に絡んだ出題が多かったようです。
こういった問題に対しては
「しっかりと
文章を読んで理解する」
という力が求められます。
しかし、根本的に問われていることは
センター試験と大差ありません。
ですから、逆に言えば
読むことさえ出来れば解ける問題
と言えるでしょう。
(3)会話文が多く、文章量も多い
3つめの特徴は
「会話文が多く、文章量も多い」です!
問題文に行くまでの前置きや、選択肢の文章量が
センター試験と比べるとかなり長くなりました。
さらに問題に誘導がついていることもあり、
その場合は誘導にうまく乗れないと
大量失点してしまうかも知れません。
文章量が増えた分より
読解力が求められる試験になっています。
先ほども述べたとおり、
問われていることはセンター試験からあまり変わっていないので
しっかりと文章が読めれば解ける問題になっています!
3. 実際の問題
それでは実際の問題を見てみましょう。
これは2022年度の第二問です。
ショッピングカートを押し引きした経験からAさんは
「物体の速さは物体にはたらく力と物体の重量のみによって決まり
ある時刻の物体の速さvは、
その時刻に物体が受けている力の大きさFに比例し
物体の質量mに反比例する」という仮説を立てたようです。
この仮説の傍線部についてグラフで表すと
どうなるのかを考えるのが問1です。
Aさんの仮説は定数cを用いると
mv=cF
と表せます。
「ある時刻の物体の速さvは、
その時刻に物体が受けている力の大きさFに比例」
しているので、
v-Fグラフはmが大きいほど傾きは小さくなることがわかります。
また
「物体の質量mに反比例する」しますから、
v-mグラフはFが大きいほど右上に位置するグラフになります。
以上より答えは④であることがわかります。
この問題を見てわかるとおり、
問題を読み解く力
がかなり問われる試験になっています。
4. 時間配分
人によって
得手不得手は異なるので、一概には言えませんが
60分で4問、問題量に大きな差は無いので
大問1つにつき15分前後で解けると良いでしょう。
5. 解き方のコツ
それではここからは
解き方のコツについて解説していきます。
(1)公式の使い方を間違えたら参考書や教科書を見返す
1つめのコツは
「公式の使い方を間違えたら参考書や教科書を見返す」
です!
公式の使い方を誤っていると、
物理の問題を解くことは出来ません。
ですから、本番までに
十分に演習をすることが大事です!
たくさん解いてたくさん間違えて、
間違えるたびに教科書や参考書を見返す
というようにして穴を無くしていくのが大事ですね。
(2)わからない問題は思い切って飛ばす
2つめのコツは
「わからない問題は思い切って飛ばす」
です!
わからないものは
考えても思い出せないことが多いです!
悩み続けていると
他の問題を解く時間が無くなってしまいます…
後で戻ってきたときに
サッと思い出すこともあるかも知れません。
分からない問題があったら
すぐ飛ばして解けそうな問題に時間を使いましょう。
飛ばした問題にはきちんと印をつけるのを
忘れないようにましょう。
(3)計算の後を残す
3つめのコツは
「計算の後を残す」です!
共通テストは計算ミスをすると
自分の計算結果と一致するものが選択肢になくなります。
ここで初めからその問題を解きなおすのか、
または計算の跡を見返して解きなおすことができるかで
かかる時間がかなり変わってきます。
計算は後で見返せるように
丁寧な字で分かりやすく残しておきましょう。
5. 共通テストの勉強法
(1)公式・定理をよく理解する
共通テストでは、
基礎を理解できているかがかなり問われます。
ただ暗記するだけではなく、
その意味も知っておく必要があります。
学校の教科書や講義系参考書などで
苦手な分野についてはよく復習しましょう。
(2)過去問・類題を解く
基礎固めが終わったら、実際に
過去問や類題をよく解いてみましょう。
共通テストは特殊な形式ですから、
練習してよくよく慣れる必要があります。
解くスピードなど、時間配分も練習しましょう。
解いた後は
「なぜ間違えたのか」
「どうすれば解けたのか」
をきちんと自己分析して次に活かしましょう。
ただし、基礎固めが終わってないのに
過去問を解き始めるのはNGです。
(3)おすすめの参考書
おすすめの参考書は、
「Z会共通テスト
実戦模試シリーズ」です!
やはり共通テストは慣れが大事です。
このシリーズは共通テストをよく分析しており、
実際のテストにかなり近いです。
実際の試験よりやや難易度が高い印象ですが、
これを解いておけば相当力がつきます!
6. まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は共通テストの物理の対策について
紹介してきました。
国公立を受検する人にも、私立大の共通テスト利用をする人にも
共通テストは大事な試験になると思います。
十分に対策をして高得点を目指しましょう!!
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