英語長文読解のコツとは？ 勉強法まとめ
こんにちは！
武田塾港南台校講師のIです。
この時期になると、受験生の方々は、過去問や演習を解く機会が多くなっていると思います。
英語は演習を多く行ってくると、長文読解の解き方などに悩むという人も多いのではないでしょうか？
そこで、今回は長文の勉強法やおすすめの参考書の紹介なども含めて、英語長文読解の攻略法についてお伝えしていきたいと思います。
1. 長文を解く前に注意すべきこととは？
長文読解の勉強法をお伝えする前に、長文を学習する際に確認しておくべきことについて紹介していきます。
(1)単語、熟語、文法などは完璧に
長文読解を取り組む前に、単語、熟語や英文法などの基礎的な知識がインプットされているかを確認しましょう。
夏休みなどに基礎固めにしっかりと時間を割くことができなかったという人は、少し注意する必要があるかもしれません。
完璧にとまでは言いませんが、ある程度の基礎的な知識を持っていないと、長文中に分からない単語が多すぎて、何の話をしているのかがまったく理解できなくなってしまうのです。
また、一度インプットがある程度できていても、少し時間が空いてしまうと忘れてしまっている場合があります。
その際は、単語、熟語、文法などは定期的に確認するようにしましょう。
(2)アウトプットを繰り返す
英単語などの基礎的な知識がインプットできている段階まできたら、問題を解くというアウトプットの作業も行っていくことが大切になってきます。
どこかで見たことあるけれど、長文に出てきたときに思い出せないという経験をしたことはありませんか？
そのような人は、アウトプットが足りていないことが多いのです。
インプットしたものもアウトプットの練習をしないと、本番で使いこなすということが難しいでしょう。
2. 長文読解の勉強法について
(1)長文を解く際にはＳＶを把握しよう
長文を解いている時に、ただ目で追って読んでいるだけでは、なかなか内容が頭に入ってこないという人も多いでしょう。
そのような時に大事になるのは、書き込みです。
一文が短い場合は必要がないかもしれませんが、一文が長い場合や、少し難しい構文が使われている場合は、何が主語で何が動詞なのかがわかりにくくなります。
読み間違いを防ぐためにはＳＶをしっかりと振っておくとよいでしょう。
(2)スラッシュやかっこを書き込む
これに関しても、一文が短い場合はあまり必要ではないかもしれません。
しかし、一文が長く文法が複雑であるときは、文を整理したり、読みやすくしたりするために、スラッシュやかっこを書き込むこともよいでしょう。
(3)言い換えに注目しよう
長文読解では、正誤問題や内容一致などの問題が多く出てきます。
そのような問題を解く際に気を付けるべきなのが、「it」などで言い換えが行われている部分です。
言い換えが一つ前の単語を指している時は分かりやすいですが、複雑な文章の場合は、言い換えられている部分が見つけにくかったりすることがあります。
言い換えられている部分に線を引いたり、印をつけておくと問題を解く際に役立つことがあるので実践してみましょう。
3. おすすめの参考書は？
(1)関正生の英語長文ポラリス１ 標準レベル
この参考書は、中堅私大やセンターレベルの長文練習におすすめの参考書です。
この参考書は、1文ずつ日本語訳と構文解説がついています。
扱われている英語の文章も最近の入試問題を分析し、厳選されたテーマとなっているため、入試で頻出される話題が抑えられるということが大きなメリットとなっています。
また、ネイティブの音声をダウンロードが可能なので、音読の練習にも活用できるようになっています。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321607000199/
(2)関正生の英語長文ポラリス２ 応用レベル
この参考書は、先ほど紹介した参考書のレベルがひと段階アップしたものです。
GMARCHや関関同立レベルの長文読解を演習する際におすすめの参考書です。
この参考書も同様に、入試に頻出のテーマが扱われており、解説が比較的詳しくされており、和訳が一文ごとにされているため、自分が和訳を行う際に参考にできることも多いでしょう。
また、ひと通り参考書を解き終わったとしても、2周目を行うなど繰り返し解くということも有効です。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321607000200/
4. 英語長文の復習方法とは？
まずは、自分が間違えた問題の中で、間違えた原因を考えましょう。
例えば、単語が分からなくて間違えた、構文の解釈を間違えてしまったなど、自分の弱点などがわかっていると残りの少ない時間の中で、取り組むべきことがはっきりするでしょう。
また、時間に余裕があれば、正解している問題でも本文のどこに正解の根拠があったか探してくと、英語長文を解く際のスピードが徐々に縮まるようになるでしょう。
5. 終わりに
さていかがだったでしょうか。
今回は、長文読解の勉強法や解く際のコツについて紹介してきました。
今回紹介したやり方などが必ずしも皆さんに合うというわけではないため、参考程度にしていただいて、自分に合った勉強法を探すようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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