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難関大学に向けて英語が不安で仕方がない方!検定試験を推します!

今改めて検定試験をオススメする理由

‟原則検定試験必須”という前提で動いていた大学入試改革が中断のような状況を迎え、「結局検定試験は受けなくてよい」という話になりました。

しかし、塾生経由で把握している近隣高校の英語指導と入試の得点力を高めるために必要な学習やトレーニングにズレが生じているため、実践的な検定試験ならびにその受検に向けた対策に時間と労力を費やした方がいい!というのがここのところの見解です。

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わかりやすく言うと、、、

①入試の構成が話の内容の理解がほとんど、つまり国語(≒現代文)の問題っぽくなった

②国語と言えば、最も勉強がしづらい教科、さらに力がついたか実感の湧きにくい教科として認知されている

③総合すると「英語がより国語っぽくなったことで対策しづらい!」と言える

という三段論法が成立するということになります。

国語は勉強しにくいだけでなく、「記号問題はなんとなく選んだら合っていた」「記述問題は書いたけど合っているのか微妙」というように数学などと比べてあいまいなところが多いため、達成感を味わいにくいことも要領を得ない大きな理由の一つだと分析しています。

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また、‟検定試験推し”の根拠となる実例を一つ上げておきます。市内No.1の進学校である滝高校の現高2・高3生の塾生のうち、1名ずつは英検準1級を取得しています。そして2人とも考査でも模試でも英語の結果が常に学年上位に位置しています。難関高校を目指す他の高2生も、高3になる前に準1級を取ることを目標に学習を進めているような状況です。

リーディング

センターから共テ、英語はどう変わったかを超端的に説明します

旧センター試験のときは200点中の約60点が一問一答形式の発音・アクセント・文法総合でしたが、共通テスト(リーディング)はすべて文章あるいは図表ありきの問題に変わりました。現代文の「最もふさわしいものを選びなさい」のような記号問題を80分間ひたすら解くものとなっています。また、その影響で国公立の2次試験も私立の個別試験も読解を重視する形式となりつつあります。

大量の文章をなるべく短時間でテキパキ読解していくという訓練、しかも日本語で書かれた国語とは違い、英語を日本語に転換するという工程が加わります。そのうえで、内容の理解つまり問題の正答となるものを選び取っていく作業は、一定以上の期間、トレーニングを積まないと上達はしないはずです。

より具体的かつ実戦的な説明は武田塾チャンネルでカリスマ講師森田先生がお話しくださっていますので是非ご覧ください!

もう少し補足しておくと...

日本の大学入試問題の❝顔❞といえる、公的機関がつくる共通テスト。それ自体が検定試験に近いものに変容してきていること、さらにはあくまで高校卒業時点の生徒たちが解くことを前提にしているのが本番の試験です。前もって問題を解こうにも、覚えるべき単語を覚えていない自分とこの先覚えた状態で本番に臨む自分とでは前提が異なるため、やりづらい、やりたくない、やっても判断がつなかい...という事情もあるはずです。それに対して検定試験では級ごとあるいは目標スコアごとに問題のレベルや分量、さらに登場する語彙が異なるため、スモールステップで着実に英語力を高めていくことができます。

※そもそも共通テストに変わったばかりで過去問がほとんどないという問題もあります。

もし国語でも、実際にも存在する読解力検定試験を英語の検定試験のように受ける状況が当たり前になれば、何を勉強していいかわからない教科というレッテルがはがれるのかもしれないと思うくらいです。そんなことも予見しつつ、よりよい学習プランの提供のため、これからも柔軟なスタンスで注視していきたいと思います。

ライティング

何をどうやればいいか

私立大学の外国語学部を中心とする、検定試験の細かいスコアが加点あるいは合否の判断基準となるものを除き、取るべき点数もその対策もざっくりでいいというのが現状です。特に英検は「総合で6割取れれば合格」というのが有名な基準になっていますが、逆に言えば結構間違えても合格できうるため、本番慣れということも含めてどんどんチャレンジしてほしいというのが個人的な見解です!

(検定料や対策本の価格が上がっているのが少し気になりますが...)

リスニング

まとめ

手前味噌ながら、英語を苦手とする中高一貫の高1生や高2生の多くの方に共感を得られる内容だと思います。近隣高校の多くの模試の平均点は長年にわたってあまり高くない状況が続いているのですが、それを定点観測してきた立場として綴ってみました。

なぜ学校内容と入試内容にズレがあるのか...など話せば非常に長くなるので原因は割愛しますが、最後に一つ強く言いたいのは、「決して学校の先生が悪いわけではない」ということです。そこを誤解せず、検定試験の学習を通じて、入試に対応するために必要な要素を把握し、それをもとに学校で取り扱う英文一つひとつに向き合ってもらえれば、間違いなく日々の英語学習も活きたものになるということも大きなメリットとして付け加えておきます。

武田塾では日々の学習ルート(宿題+確認テスト)に検定試験の単語帳や問題集を入れ込むことも可能です。受けていく上で何を使えばいいか、英検がいいかTOEICがいいか、リスニングは?ライティングは?面接は?etc.大学入試同様、実はなかなか奥が深い試験です。大学受験勉強の一環として、受験相談のテーマとなりうるものですからいろいろ質問したいという場合はぜひ一度お越しください。英語専門の教室とは違う、大学入試を軸足に置いた視点からのお話ができるはずです。

スピーキング

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