名鉄犬山線沿いにある公立ツートップの実績結果がはじめて逆転??
名古屋大学の合格者数
今年も3月10日過ぎに、毎年恒例の旧帝大の高校別合格人数が週刊誌etc.で発表されましたが、この地区で「名大の合格者数で江南が西春を上回った!!」ということが一大事のように周りで話題になりました。
安定して高い実績を残していた西春に対して、ここ数年で着々と実績を積み重ねてきた江南がその背中を捉えたどころか一気に抜いた!!というインパクトは大きかったようです。
しかし、先日西春高校の最終的な結果が高校から発表され、決してそんなことはないということがわかりました。以下がその詳細になります。
2020/2019国公立大学進学実績データ
※データソースは高校のHPになります。 ※4/8確定版になります。
※2校とも国公立大学志向が高いという特色がありますので、私立大学etc.の進学データは掲載しておりません。
※( )はその学年の入学時の定員人数です。
国公立進学者データ |
2020江南 (320名) |
2020西春 (360名) |
2019江南 (360名) |
2019西春 (360名) |
旧帝大+医学部医学科 合計 | 27 | 30 | 18 | 45 |
(うち)名古屋大 | 24 | 16 | 18 | 30 |
名古屋工業大 | 14 | 28 | 17 | 30 |
名古屋市立大 | 18 | 11 | 19 | 15 |
愛知県立大 | 21 | 6 | 22 | 12 |
愛知教育大 | 24 | 22 | 23 | 21 |
岐阜大 | 19 | 24 | 24 | 29 |
その他合計 | 62 | 101 | 64 | 102 |
総合計 | 185 | 222 | 187 | 254 |
現役進学割合 | 54.4% | 56.1% | 47.8% | 61.6% |
⇒というわけでまとめると、江南は過去最高の実績となり、西春は例年とは少し異なる結果になったというのが今年度の総括になるかと思われます。
まとめ
逆転したわけではなく、厳密には「江南が西春にかなり近づいた」ということが言えます。江南が躍進してきている理由は主に以下の3つだと分析しています。
①高校のカリキュラムが難関大学を見据えたものへとバージョンアップした。
(今年は中止になったものの)公立高校なのに高3になる手前の春休みに学習合宿を行っているというところが、何より力の入れようを表しているのではないでしょうか。また、地区トップ校の一宮高校のように、定期考査の平均点が下がり、低学年のうちから難易度の高い問題で出題されて鍛えられるようになったことで、2次試験に必要な応用力が培われていく体制に変わったことも大きいと思います(ちなみに以前はむしろ平均点が高かった西春も近年応用問題が増えて、平均点が下がってきています)。
②現行の高校入試の群・グループの組み合わせによって、第一志望者が多い高校である。
さまざまな高校と掛け合わせたときに、第一志望になりやすい位置付けにあります。「しっかり見てくれる」という評判が広まったことで、より遠方の地域からも江南高校を第一志望にする生徒が増え、他の通学圏の高校と組み合わせて受験するようになっています。
③以前に比べて高校選びの基準の上位になっている、「駅に近くてアクセスが良い」にもあてはまっている。
最後にこれから高1・高2を迎える方々のために、西春や江南のようなカリキュラムのもとでは、「ついた差を後々埋めるのは非常に大変」ということを付け加えておきます。武田塾の個々に合わせたカリキュラムのもとで一定期間学んでもらえれば、苦手だったり後れを取ってしまっている科目を整えることができるはずです。悩みを抱えている方はぜひ一度受験相談にお越しください!
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