こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
勉強をしていてもったいない失点はケアレスミスです。
後で見直せば何も勉強をし直す必要がなく、落ち着いていれば正解できた問題だらけです。
この失点を無くさなければ受験勉強は一向に成果が上がりません。
ケアレスミスを防ぐために何をしたらいいのかを紹介します。
目次
- ケアレスミスの発生のプロセスを理解する
- 多発するのは脳が気にしていないことが原因
- 防ぎ方はミスをしない書き方を固める
- 気を付けるためには解き方に時間をかけている場合ではない
- ケアレスミスは自分でなんとかする覚悟が必要
1 ケアレスミスの発生のプロセスを理解する
どうしてミスをしてしまうのかを言語化する
ここでめんどくさいと思った人はケアレスミスが減りません。
どんな問題でどんな解き方をしたときにどんな間違いを起こすのかをちゃんと理解することは非常に重要です。
ミスを起こすパターンを知っていれば警戒することができます。
警戒できれば同じミスを起こす確率は減ります。
0にはなりません、あくまで確率が減るです。
たまに0にもなりますが完璧にできるかどうかは問題次第です。
しかし、間違えやすいパターンを知っていれば同じミスを繰り返すことを未然に防ぐことは出来ます。
数学のよくあるケアレスミスのパターン
①展開の手順を暗算でしてしまって「-」の符号間違い
②暗算でして2桁の足し算引き算の間違い
③書き写すだけなのに上の行から消える項がある
④数字の書き忘れ
⑤展開時に規則性が無く展開してかけ忘れの項がある
などです。複雑な物はありません、自分で書いた数字や文字を間違えるだけです。
国語によくあるケアレスミスのパターン
①正解している物を選べ、間違っている物を選べ
②2つ選びなさいで1つしか選ばない
③本文に書いてあることだけで選んでしまって、設問で聞かれていることではない
④設問にある言葉と同じ言葉だけで正解を選んでしまう
どれもちゃんと問題の文章を読んで、文章で考えれば間違えることがない問題ばかりです。
英語によくあるケアレスミスのパターン
①時制を間違える
②誰が何をどのようにどうしたと聞かれているのに主語や目的語の単語で考えて関係ない本文から答えを出す
③読むのが遅くて時間が足りないパターンを繰り返す
分からない単語が多すぎるというのは論外で、分からない単語込みでも文脈で解ける問題もあります。
しかし、文章で考えず単語だけで解答の根拠だ飛びついて間違えるパターンは完全にケアレスミスです。
2 多発するのは脳が気にしていないことが原因
ケアレスミスは意識できていないから起こる
なぜ起きるのかと言われれば気を付けていないからです。
これだけです。
ケアレスミスが起こるプロセスを言語化して、パターン化して、そのパターンを見かけたときに気を付けるようにすれば意識できます。
脳が意識できるようにどんなミスなのかを全て言語化する
ケアレスミスと言って次は大丈夫と思っているからケアレスミスが減りません。
どんな失敗で失点しているのかを全て言葉にして認識しましょう。
失敗の仕方も事細かに話せるようになるまでしっかりとミスと向き合ってください。
ミスの過程がぼんやりしていると脳は認識しません
どんなミスをしたのかと聞かれたときにどういう問題でどういう間違え方をしたのかを話せずにぼんやりとした答え方でミスを説明する人はピンチです。
このままずっとケアレスミスとお付き合いが続いて受験も失敗します。
ミスの仕方をはっきりとさせるようにしましょう。
それだけでケアレスミスはなくなります。
3 防ぎ方はミスをしない書き方を固める
ミスをしない手順を決める
ミスを誘発するような解き方をしていると自覚しましょう。
基本的に考え方が順番通りではなく、飛び飛びで進んでその間にミスが起きていることがほとんどです。
丁寧に書いていると時間がかかってしまうという人もいますが、いったん時間がかかってもミスをしない確実な手順を固めましょう。
固めてから書く量を減らしても、確実な手順が頭の中で終えているならばケアレスミスは発生しません。
まずは確実に正解する手順を固めましょう。
解き方がすらすら言えるまで復習をする
解き方に右往左往しているとミスは増えます。
テストや模試までに勉強した内容はスラスラ言ええるようになるまで何度も見直してください。
一度解いた問題を見直して解き方が出てくるのが遅い時点でアウトです。
ミスに注意しながら解く余裕はありません。
確実に解ける手順を選べるようにする
同じ問題でも解き方が複数ある問題もあります。
その中でも問題に合わせて確実な方法で解ける解法を選んで解くようにしましょう。
迷ってミスをするなら迷わずミスをしない方法を選べるようにしましょう。
手順が固まってミスが減ってきたら書く量を減らしても大丈夫
手順に慣れてくると頭の中でもイメージ出来るようになります。
そうなれば書いたり線を引いたりしなくてもミスが起きなくなってきます。
制限時間のある試験なので、書きすぎるのは時間がかかって間に合わなくなるリスクが伴います。
ケアレスミスをしないレベルで書く量を減らすことは出来なければいけません。
理想はミスなく試験時間の10%以上時間を余らせて解くことです。
ミスを無くしつつ、解く時間も早くしましょう。
4 気を付けるためには解き方に時間をかけている場合ではない
ミスに気を付けるための時間を確保する
ケアレスミスをしないためには注意深くなる必要があります。
注意深く問題を解くと時間がかかります。
それでも試験時間内に間に合わそうと思うならば事前に勉強をして、問題の解き方を頭に徹底的に入れておくことで悩む時間を減らすことができます。
つまり悩む時間を減らして確認する時間を増やすことでケアレスミスを減らすことができます。
悩み方すら事前にいくつか準備しておく
解き方や悩み方まですでに決めておくことができれば時間に余裕が出来ます。
これは自習中にどれだけ仕上げることが出来るかどうかにかかっています。
解いたことのある問題を見て、即答で考え方や解き方が出てくることが必須です。
問題をみてから間がある人は全くダメです。
制限時間のある試験で早く正確に解いて、失点なく点数を積み上げるためには理解するだけでは足りません。
まともに悩んでいては時間が足りないことを自覚する
取りたい点数の80%~95%くらいの問題は悩まずに解けるように勉強を仕上げておきましょう。
そうすることで時間に余裕ができてミスに注意することができます。
悩んで解くというのは勉強においては理想的ではありますが、一定の時間の中で問題を処理して点数を積み上げる試験の場合はダメです。
事前に問題をパターンを知っている状態で試験を迎えるようにしましょう。
5 ケアレスミスは自分でなんとかする覚悟が必要
試験中に自分で気を付ける物なので意識改革が必須
試験中は先生や講師からアドバイスを受けることは出来ません。
自分一人で解いて、自分一人で気を付けなければいけません。
絶対に同じミスはしないと決意を固めましょう。
勉強をしていれば減っていくと考えてる人は一生減らない
ケアレスミスが無くならない人のほとんどがそのうち無くなるだろうと思っています。
勉強をしていればそのうち無くなると考えているからです。
この手のタイプはいくら言われてもミスと向き合うことがありません。
受験で失敗するタイプの中でもダントツの1位です。
自分でブレーキをかけて失敗し続けるのでどうしようもありません。
受験を失敗するまで続きます。
とてもしんどいです。
自分でコントロール出来なければ罰ゲームやご褒美形式でミスに向き合おう
何かご褒美があれば頑張れる人はご褒美形式が合っています。
ミスなしで解ききればアイスを食べるとかそんなのでいいです。
罰ゲームだとミスをした人がだれかに何かを上げたり、家の掃除をするなどです。
目に見えるメリットデメリットがあれば気を付けることができるタイプの人もいます。
自分を上手くコントロールできる方法を実践することで失点が減って成績があがるならするべきです。
ミスが気にならない人はおそらく無理です
こればかりは本人が気にしないとどうしようもないのでこのタイプの人は本気で挑んで失敗をして後悔して気づけばなんとかなるかもしれないです。
本人が減らそうと思って対策を実践しなければ無理なので、気にしない人にはケアレスミスを減らすことは出来ません。
まとめ
ケアレスミスは意識して気を付ければ減らすことができます。
減らないという人は自分がどのような過程でミスを起こしているのかを分析できていないだけです。
分析をして、対策を講じれば必ず減らすことができます。
しっかり分析するために細かいところまで考えたり、考え方や書き方を変えることを実践する覚悟を持ちましょう。
何かに気を付ければすぐになくなるものではありません。
いくつものことを考えて実行して初めて無くなるものです。
魔法のようなアドバイスでケアレスミスがなくなると思っている人は他力本願過ぎて一生治りません。
ケアレスミスを無くすには確実にミスをしない手順を踏んでいくことをしましょう。
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