こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
来年受験の高校2年生は数学と英語をこの時期からどれだけ早く基礎を終えるかが重要になっています。
特に数学は国公立大学を志望校にしている高校生にはとても大事な科目です。
今のこの時期から1年後ではなく、1カ月~3カ月とこまめにタイムリミットを決めて進めて行きましょう。
目次
1 3月4月5月は基本公式を演習で使えるようにする
基礎固めは5月中に終わらせる
1番の目的は「一通りの勉強を終わらせても点数に繋がらないこと」を早めに認識するためです。
数学の受験勉強では、毎年思ったより点数が取れなくて間に合わない人が多くいます。
その原因が共通テスト形式の模試の難易度の認識不足です。
分かっていても時間が間に合わない、答えを見ればわかるけど解けないといった事が頻発します。
それを認識して勉強の修正をする必要があるので基礎固めを5月までに終わらせるつもりでスケジュールを組みましょう。
基礎が終れば今後の問題演習の解説が自分で理解できるようになる
基礎を早めに終わらせるメリットは解説が理解できるようになることです。
解説が理解できるようになれば問題演習をどんどん進めることができます。
これは数学を得意とする人のサイクルになります。
問題演習→答え合わせ→解説理解→解きなおし→レベルアップ
自分で読んで理解できるのは大学受験の勉強ではとても効率的な状態になるので早く基礎を終えるというのは数学にとってとても大事な事なのです。
2 6月7月は共通テスト演習
課題や定期テストや模試とも違う独特な形式
センター試験から共通テストに変わった目的として思考力を測る問題に移行しているのが共通テストです。
共通テストの形式で問題を解くのは高校3年生になってからです。
つまり高校2年生までは共通テスト同日模試や過去問を解かない限り定期テストと模試で触れることはほとんどありません。
難易度とは別の形式の不慣れで点数が取りにくい状態から演習を重ねて形式慣れをします。
制限時間に間に合うスピードを付ける
大学受験の試験の中でスピードがとても重要になるのが共通テストです。
間に合う人と間に合わない人の差が大きく出ます。
間に合わない人は間に合うようにするための手段を探さなければいけません。
気を付けなければならないことは3つです。
①解き方を理解して計算を始めるまでのスピード
②図やグラフを書くスピード
③問題文を読むスピード
計算スピードよりもこの3つが大事です。
計算スピードは解法の手順がわかっていれば大きな差になりません。
早い方が良いですが計算よりも優先すべきことがあります。
志望校のボーダーから10点下が夏前の目安
この時点でボーダーや満点を狙う必要はありません。
基礎からの勉強であれば満点を取れる可能性が低いので、この時に取れる問題を取りこぼしなく取ることが目的です。
形式慣れや今後の数学の勉強で必要な要素を掴む事が大事です。
3 8月9月10月は個別入試演習
夏からは個別入試レベルの演習
共通テスト対策は2カ月で止めて2次試験の記述問題の演習に入ります。
共通テストが終ってからだと時間が足りないので入れる人はできるだけ早くに入ります。
8月を待たずに始めても問題ありません。
偏差値65までは考えても小問で5分
記述とはいえ考える時間には制限を付けましょう。
国公立の2次試験だと2時間で大問は4~5つです。
1問あたり30分から24分です。
その中の小問であれば1つだいたい5分程度です。
つまり小問でも1つ5分以上かけるということが実際の入試で発生すると追い込まれている状態だと思いましょう。
偏差値65を超えるあたりからは時間ではなく理解を優先すべき問題の割合が増えるので時間をかけてでも理解してほしいです。
偏差値65未満であるのであれば、それは問題のパターンを知らなかったから負けだと考えましょう。
一定数の問題をこなすのも偏差値65以上を取るために必要です。
言い方を変えれば偏差値65までは問題パターンで取れます。
4 11月12月1月は共通テスト対策
国公立大学志望の人は共通テスト対策に全力
共通テストでできるだけ点数をとるために必要です。
12月からだと間に合わない人が多発するので11月から始めましょう。
難関大受験予定で2次の対策だけでマーク模試が取れている人もラスト1カ月は対策をする
形式が違いすぎるので入れましょう。
マーク模試で常に90点以上であったとしても、共通テストと模試では内容の乖離があります。
最後の1カ月は共通テストに合わせていきましょう。
5 1月2月は受験校対策
共通テスト後は数Ⅲと記述式を思い出す
共通テストが数学ⅡBまでなので数Ⅲを思い出します。
志望校の過去問を解いて記述も思い出します。
ここで1週間2週間かかるのである程度抜けていても仕方がないと思いましょう。
苦手分野の問題の対策と丸暗記問題を絞る
私立大学の試験が始まっても苦手分野がある場合は対策を最優先することも大事ですが、5パターンくらい問題を丸暗記することもしましょう。
長い時間かけて勉強をしてきてもまだ苦手な場合は諦めることも必要です。
覚えた問題の解法で解けるだけ解いたらあとは捨て問です。
そのために5パターンくらい苦手分野の問題を受験校の傾向に合わせて覚えてしまいましょう。
まとめ
数学は入試に間に合わずに失敗することが多い科目です。
高校受験の時のようになんとかならないので早め早めに動いて、基礎が終っても出来ないところを認識して修正する時間が取れるように動きましょう。
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