こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
2月になり受験生は私立大学の受験が始まりました。
国公立大学志望の生徒はあと3週間です。
高校2年生は来年の受験に向けて英語と数学を固める時期です。
共通テストで数学を使う場合、文系受験生は物凄く苦労をするのが数学です。
今回は数学が苦手な人の特徴を紹介します。
目次
1 数字と文字しか見ていない
数学ではなく国語力でつまづいている
数学は理屈で解く科目です。
数式を出すためには必ず理由があります。
どうしてその数式が必要で、その数式をどう使えば何を求めることができるのかは決まっています。
しかしその理由が書いてある文を読み飛ばしていたり、読んでも必要最低限の暗記事項を覚えていなくて理解できていない人がたくさんいます。
数学とはいえ暗記しなければいけない物はある
数学が苦手な人ほど必要な公式や定義などを覚えていません。
知らないとどうしようもない科目は英語や国語や社会と比べて圧倒的に数学です。
理由は問題文に書かれている情報をどう使えるのかを知っていないと何もできないからです。
英語や国語のように前後の文章から推測するということはできません。
どうやって使う物なのかをセットで理解して覚えていないとどうしようもないのが数学です。
2 公式の文字の意味を理解していない
文章問題が苦手な人によくあるパターン
公式には色々な文字が使われています。
例えば、解の公式の「a」や「b」や「c」がそれぞれどこを表す文字なのかを理解していないと使えません。
点と直線の距離の公式と覚えずに公式だけ覚えて居たりします。
三角比のsine・cosine・tangentがなんなのかを考えずに使っている人もいます。
便利な世の中になったのでパッと見てすぐ使える物ばかりですが、数学の勉強に関しては何の公式なのかはちゃんと調べてから使いましょう。
方程式に解がある意味をよくわかっていない
高校数学では方程式は常に出てきます。
どういう条件でその方程式があって、その方程式に解があるということはどういう事なのかを考えずに解いている人が多くいます。
例えば接点のx座標をtと置いた場合、そのtを含めた方程式でtに解があるかないかというのは接点が存在するかしないかという事です。
直接的に求める問題ではあまり困る人はいないのですが、存在する領域を図示せよという問題になると出来ない人が続出します。
どういう意図で設定した文字なのかをあまり考えずに教科書や問題集でそうしていたからと使っている人は共通テストレベルで文章題に苦戦します。
3 図やグラフを正確に書かない
長さの比や角度が合っていない
数学の問題を解こうとするときに図やグラフが書いて数式にすることができればそれが答えになることが多々あります。
答えになる瞬間を書くときに線の長さや角度を大雑把に書いている人が多くいます。
正確に書いていればひょっとしたらこうかもと思う事も出来るのですが、全くイメージがわかない図やグラフを書いています。
定規を使ってはダメというときもありますが、シャーペン2本あれば1本を定規代わりに使う事も出来ます。
角度は30度45度60度であれば三角比1対1や1対2を用いれば書けます。
1つ図で済まそうとする
第1問で小問が5問くらいある場合でも最初に書いた図に全てを書き込んで解こうとします。
問題が進んでいき求めたいものが見づらくなってきます。
脳内で処理するには一つの図では色々な条件が増えすぎてしまうので、さくっともう1個書き足すことをしましょう。
4 解くスピードが遅い
理解した問題は素早くイメージできるまでする
数学が苦手で一つの問題を苦労して解けるようになって安心をしていてはだめです。
制限時間があるテストは時間があれば解けたでは点数になりません。
見直しをする時は、問題を見てすぐに解き方と途中式と答えまで頭の中に出てくるまでしないと足りません。
この見直しが不足した状態で解きなおしをしてもテストでは間に合いません。
解きなおしは必ずする
見直しでイメージできるようになったらテスト形式で解きなおしをしましょう。
解きなおしをしないでわかったつもりでテストの日を迎えて、テストで「実は出来ませんでした」が発覚する人が多くいます。
特に高校の範囲は難しいので中学校の時のように授業で聞いて問題集を解いてすぐに解けるようにはなりません。
テストの前に自分でテストをして解けるようになっているかを確認をしましょう。
部活の試合前に試合形式で練習をしないなんてありえないと思います、勉強も同じようにテスト前にテスト形式で確認してください。
5 計算ミスをほったらかしにしている
ケアレスミスと考えずどういうミスかは具体的にしておく
計算ミスでいつも10点近く落としている人は90点取ろうとすると100点分解けるようにしないといけません。
この10点はとてももったいない失点です。
なぜ起きるのかといえば意識していないからです。
計算ミスを2桁の足し算の間違い、移項に伴うプラスマイナスの書き間違い、()の中と外の-の処理の失敗と様々あります。
どういうミスをするのかを覚えていれば、そのミスが起きそうな式の形になると気を付け始めます。
気を付けないと無くならないので、ケアレスミスではなくどんなミスなのかを意識できる書き方でメモをして脳に焼き付けましょう。
まとめ
数学が苦手な人は基本的に読まない・気を付けない・覚えないという状態になっています。
苦手だからそれが普通なんだと思い込んでいる人が多くいます。
数学だからちゃんと読まなくても数式さえ処理できれば解けると思って国語や歴史のように読んだり繰り返したり覚えたりしません。
落ち着いて読んで書いてあることを理解しながら頭の中にキープして数式を見るようにすれば式の展開がわかるようになります。
しかし、数字や文字が含まれる長い文章を読むのが無理と言って拒否する人が文系の人に多くいます。
歴史科目のあの暗記量と国語の文章と比べるととても少ないのでとてももったいないと思います。
武田塾小牧校には小牧市内の学校から毎年たくさん通っています。小牧中学校、応時中学校、味岡中学校、小牧高校・小牧南高校、小牧市内から名古屋市・春日井市・江南市・一宮市・犬山市の高校に通う生徒が通っています。
スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。
自分のチェックが甘いんじゃないか、自分ではできたつもりだったのに、自分では早いつもりだけど実際は遅い?と思ったり、小牧市内の集団授業塾・個別指導塾・1対複数の個別指導塾についてお悩みでしたらお気軽に受験相談にお申込みください。
無料で武田塾の勉強法を学べる!
武田塾では『無料受験相談』を実施しております。
- 志望校に逆転合格する勉強法
- あなたにぴったりの参考書紹介
- 武田塾の詳細や料金説明など
入塾義務はございませんので、お気軽にお近くの武田塾までお問合せください。