こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
共通テストが終り自己採点をして、予想される平均点も落ち着きそうな時期です。
国公立受験者はどの大学に出願をすれば合格できる可能性があるのかを考えなければいけません。
共通テストの得点率だけで出すと2次試験の配点と難易度でA判定でも落ちます。
出願までに冷静に過去問を解いて考えて出しましょう。
目次
1 過去問は絶対に解く
共通テストとの配点と出題傾向を調べる
1次と2次の配点を調べましょう。
1次と2次が1対1であったり、1対2であったりと大学によってバラバラです。
問題も大学ごとに違うので解ける問題が多い大学と解けない問題が多い大学では合格の可能性は全然違います。
過去問が解けるか解けないかは偏差値よりも重要です。
受験予定の大学は1年分は解いてから考える
前期中期後期で候補に上がる大学の過去問を解いてみましょう。
出願してから問題が合わなくて出願先を変えたいというのは出来ません。
共通テストの得点率からこのあたりなら大丈夫だろうで決めないようにしましょう。
2 記述対策を考えて勉強をする
ほとんどが記述問題
共通テスト対策ばかりしていると記述を書くことから離れていたので思ったようにかけなかったりします。
常に記述で問題を解くようにしましょう。
選択肢がない状態で答えを考えることに慣れていきましょう。
記述対策の問題集を使う
難関国公立大学受験予定の場合は秋に一度過去問対策をしているので記述に移行することはスムーズに行きます。
地方国公立大学受験予定の場合はおそらく秋からずっと共通テスト対策だったので記述対策をしていない人がほとんどです。
定番の参考書は国公立標準問題集CanPassです。
この参考書は解説に部分点などの配点も書いてあるので、どこまで書けていれば何点くらいもらえるのかがわかります。
3 合格最低点を超える見込みがあることが必須
合格最低点まで2次で何点必要なのかを計算する
共通テストを受験予定校の1次試験の配点通りに計算をした後は、開示されている場合は合格最低点を見ましょう。
2022年は低くなっているのでそれ以前の年の合格最低点も見ましょう。
2次試験で何点(何%)取らなければいけないのかを数字にして出しましょう。
前期中期後期試験までに取れる可能性を探す
過去問を解いて自分のミスでどれくらい落としているのかを考えて、1カ月時間があれば解くために必要な問題演習を2周以上出来る問題がどれだけあるのかを計算します。
満点が狙える科目は数学と物理です。
よくても85~90%なのがそのほかの科目です。
一般的な2次試験の場合、合格者の平均は60%台です。
75%程度なら取れる可能性は十分にあります。
各科目でどれくらい取れそうなのかを考えて例年の合格最低点を安定して超えそうなのかを判断の基準にしましょう。
4 1カ月でどれくらい勉強が出来るのかを考える
地方国公立大学組は科目数が減るのでチャンス
5教科7科目から2科目or3科目にまで減ります。
そして学校の授業も無くなって必要な講座だけを取ればいいようになります。
使える時間が増えるので勉強時間は一気に増えます。
集中力が持たなくなるくらい勉強時間があるのでやり方次第で物凄く伸びる人はいます。
問題数を考えて問題集を選ぶ
長文系は10問前後なので1冊か2冊くらい志望校レベルの問題集をすることが出来ます。
理系の問題集の場合は1冊に含まれる問題数が非常に多いので、過去問を解いて苦手な範囲に絞ってすることをお勧めします。
対策として取り組む分野はどの科目も苦手となる分野ばかりです。
基本的に3周はしないと試験当日に使いこなせる可能性はないです。
直前に解き終わるスケジュールではなく、1週間前に一通り終えるようにスケジュールを組みましょう。
5 浪人をするかしないかを考えて私立大学の受験を選ぶ
浪人を考える場合は可能性があるところに出願する
対策が間に合わないかもしれないので私立大学の受験を必要最低限にして残りは全て国公立大学の対策に使う方法です。
私立大学を受けるのは心変わりをして浪人したくないとなった時や、試験本番の予行演習として使う場合です。
使える時間は全て国公立大学の入試対策に使って、合格最低点を超えるために必死に問題を解いて解説を読み込むことに集中しましょう。
浪人を考えていない場合は確実にボーダーを超えるところに出願する
共通テストの結果と今現在過去問を解いた時の点数で出願するところを決めましょう。
過去問で点数が取れていない状態を1カ月で取れるように仕上げるつもりで出願をするとやはりリスクが伴いいます。
確実に押さえていくのであれば今超えてるところに出願をして、1カ月対策をしてボーダー+10%が取れるようにして試験日を迎えましょう。
まとめ
合格を決めるのは入試で取った点数です。
過去問を基準に何点取れるのかを考えて出願先を決めましょう。
確実にいくのであればボーダーよりも10%以上高く取れるところです。
ギリギリを責めるのであれば合格最低点付近に届きそうなところです。
問題の出題傾向で同じ難易度でも点数は上下します。
偏差値の数字で決めずに出願前に解いて考えましょう。
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