こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
この時期になると浪人を考え始める人がいます。
結論から言いますと、浪人をして勉強時間が増えても一定以上頑張れないと志望校には合格しません。
今年度の入試は出来るだけ頑張ってから考えてください。
目次
1 点数が取れない人は浪人をする
勉強時間ではなく解ける問題を増やす勉強
浪人をして失敗をする人の特徴は、受験勉強の目的が問題を解く事であることであることに気づかずに勉強をしている人です。
勉強時間を確保して勉強をすると成績が上がると考えている人は浪人をしても志望校のレベルは上がりません。
真面目なタイプにある教科書から勉強をする人
勉強をするタイプに2つのタイプに分かれます。
教科書から勉強をするタイプと問題から解こうとするタイプです。
教科書から勉強をすると問題でどう聞かれるのかを予想しながら勉強をすることを忘れがちです。
つまり問題演習の段階で修正をすることが多くなります。
定期テスト程度の範囲であれば間に合うのですが、大学受験の範囲でその勉強をしていると間に合わない人が多くいます。
2 浪人を回避するための方法
過去問を見て取れる問題と取れない問題の比率を考える
大雑把に勉強をしていても間に合わないので問題の傾向に合わせて落とせない問題とどうしても取れない問題に分けましょう。
落とせない問題で合格最低点を超えそうであればその分野に絞って勉強をします。
理系科目と社会科目で有効な手段です。
問題演習と基礎の理解と暗記の範囲を合わせる(1週間2週間)
点数が取れそうな分野を1週間~2週間かけて取れるように勉強をします。
問題演習をしては抜けている知識や公式の使い方を復習をする。
分野全体でどんな問題があるのかを整理する。
整理したあとは問題ごとの要点の違いを意識して自力で解けるように仕上げる。
3 自習時間を確保する
学校は共通テスト対策
12月以降の授業は共通テストの演習になる高校が多くなります。
国公立志望の受験生にとってはとてもありがたい授業になるのですが、私立大学志望や国公立大学志望で勉強が間に合っていない受験生にとっては時間の無駄になります。
共通テスト演習がレベルに合っている人はちょうど良いのですが、レベルがずれているととても時間ロスになります。
レベルに合った問題演習と暗記の時間を取る
自習時間をできるだけ多く取るようにしてください。
学校を休んでも自習時間をとる受験生はいます。
レベルが違う問題に時間を使わないようにしましょう。
4 入試問題で合格点を取るまでの段階
高校受験よりも広く難しいので対策まで必須
この時期に間に合わないと焦る受験生の心境としては勉強をしたのに思ったよりも点数が取れないという事です。
その原因が範囲の広さと問題の難易度です。
大学受験は高校受験よりもかなり早い時期に勉強を始めます。
大学側も最低でも半年以上勉強をしてくる受験生が解いて差がつく問題を作っています。
用語や文法を理解して覚えただけではなかなか解けないのは当然で対策までが必須です。
分からない物がある状態で正解する練習が必要
範囲が広いと答えに繋がる物をストレートに知っている状態の問題の数は減ります。
そういうときでも意味合いや前後の文脈や消去法で正解できる確率を上げる練習が必要です。
知らないからとあっさり諦めていては点数は上がってきません。
用語や定理や公式から可能性を考えて正解を絞り込む練習をしましょう。
5 勉強の感覚を変える
小中高で身に付いた感覚では厳しい
大学受験よりも難しい問題を解く機会というのがほぼないので、定期テストのように1週間前から頑張って指定された範囲の課題をやれば点数が取れるという感覚では無理です。
特に難しい問題となると、解説も長くなって読む量も押さえるポイントも複数あり同時に処理することが大変です。
今まで解説を少し読めば理解できた感覚で読んで無理だと思って諦めていては難しい問題を解けるようになりません。
線を引いたり、メモを書き足したりと脳内で処理する量を減らして考えることに集中をしないといけません。
この感覚の違いを理解して勉強に取り組んでください。
数字で理解する難関大学
大学受験で有名大学となると大体が難関大学になります。
一般的に難関大学となると偏差値60以上だと思いますが上位16%になります。
大学入試はおよそ65万人受験生がいます、中学生の数はおよそ110万人です。
高校ではすでに内申点別に学校が分けられているのでわかりにくいのですが、中学生の段階で難関大学に行く人の割合はおよろ9%になります。
65万人の16%が10400人、110万人の割合で言えば10%弱になります。
つまり中学校の時に上位10%に入るほど勉強を頑張れないと届かないという事になります。
中学生の時の定期テストで上位10%に入るほど勉強をしていなかった人は難関大に行きたい場合はかなり頑張らないといけません。
まとめ
浪人をする前にまず今の受験勉強をできるだけ抵抗してみてください。
やり切らずに浪人をした場合はほとんどの浪人生が時間があればやれば間に合うとのんきに考えています。
実際は勉強時間ではなくやり込む質が一定以上を超えないと現状維持のまま1年後の受験を終えます。
その質を探るためには今している受験勉強で1科目でも必死に合格点が取れるように追い込んでください。
どれくらい足りないのかを自覚するために必要です。
やらないとやばいと浪人の秋ごろに気づいても手遅れになるので現役時の受験でしっかりと勉強をして挑んでみましょう。
浪人はしないに越したことはないので現役時に決めるつもりでラスト粘りましょう。
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