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小牧・小牧南高校の受験生必見 定期テストレベルからの共通テスト対策

こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。

小牧高校と小牧南高校は4年生大学へ進学する生徒が半分以上います。

1年生2年生と定期テストの勉強がメインでしたが3年生になってからは入試問題を目的とした勉強に切り替わります。

定期テストで点数を取る勉強と模試で点数を取る勉強では出来なければいけないことが違います。

今回はその違いを紹介します。

目次

  1. 試験範囲の違い
  2. 難易度の違い
  3. 試験時間のきつさ(英語と数学)
  4. 演習不足を意識する
  5. 理解とアウトプットを重要視する

 

1 試験範囲の違い

共通テストや入試問題は高校で習う全範囲です。

模試の範囲は学校で習った事がある範囲となるため全範囲の模試を受験するのは秋以降になります。

歴史と数学と英語の範囲は要注意

定期テストの試験範囲と大きく違います。

特に歴史・英語・数学の3教科は要注意です。

歴史

最初から最後までになることはもちろんですが、歴史的に1900年以降の勉強は遅くなり、模試で問題を解く回数も少ないまま共通テストや入試を迎えます。

演習不足になりやすく、歴史的に資料が多く残っている時代なので細かくなっているため苦手とする受験生が多いです。

定期テストと比べて範囲がとてつもなく広いため、計画的に覚えて演習をしなければいけません。

授業に合わせてると演習不足になりやすいので夏休みが終わる8月末までに教科書の最後まで勉強を進めることをお勧めします。

8月末に終わらせるには7月までには一度最後まで勉強をして、8月は2周目3周目を行い確実に脳に刷り込みをする必要があります。

英語

単語帳で共通テストで必要とされるレベルがターゲット1900では800まで、システム英単語では1200までです。

毎週の単語テストの量と比べてもとても多いです。

1週間で最低でも200~400個は身に付けていく勢いがないといけません。

文法は共通テストではでませんが、個別入試では出題されます。

文法が全範囲から出題されるため、定期テストのように文法書の一部からというわけにはいきません。

文法全範囲を勉強できるようにしなければいけません。

暗記系の単語・熟語・文法を1カ月で必要とするレベルを1周出来るように計画を立てましょう。

数学

ⅠA・ⅡBに関しては、今までの定期テストは勉強をしている範囲、模試ではこれまでの範囲でしたが、これからは全範囲です。

理系の入試問題では数学Ⅲの微分積分が中心になってくるので、公式を覚えて使いこなす必要があります。

ⅡBやⅢの公式は覚えるとともに素早く使えないと意味がないものなので、ある程度計算問題をする必要がある受験生もいます。

ⅢはⅢの公式でⅡBの式に変形して、ⅡBの式はⅡBの公式でⅠAの式に変形する。

最後はⅠAで勉強をした場合分けを考えて答えを導き出す必要があるので、ⅠAから積み上げていきましょう。

2 難易度の違い

2022年1月に行われた共通テストは難しくなったことで有名です。

数学ⅠAⅡBの合計平均点で100点に届かなかったのは驚きでした。

小牧高校・小牧南高校の定期テスト

学校の先生は推薦入試などで使う評定というものを考えて定期テストの難易度を決めています。

つまり、生徒全体を見て定期テスト期間中はどれくらい勉強をしてくるのかを予想をしています。

入試に合わせた難易度だと平均点がとても下がってしまい評定が悲惨なことになるので難しくすることはできません。

その結果どうなるのかといえば

・範囲内の用語を覚えてしまえば正解ができてしまう

・公式の計算が出来れば正解できてしまう

・訳すことが出来れば正解できてしまう

などといったレベルにしておかないと赤点だらけで成績処理が大変なことになります。

定期テストで点数を取って校内順位を上げる勉強と模試で偏差値を上げる勉強の質が違う事を認識しましょう。

共通テストの難易度

2022年は特に難易度が高かったです。

それ以前はおおよそ全教科で60%強の平均点になるように作られています。

受験生は部活引退からは気持ちを切り替えて受験勉強をします。

つまり半年以上勉強を継続した人達が受験をして60%程度になるように作られているのが共通テストです。

定期テストと比べると

・用語を知っているだけでは区別ができず、簡単に正解が出来ない

・公式を知っていても何を求めることができるのかを理解していないと使えない

受験生が勉強をしてきている前提で問題を作っています。

基本的には共通テスト形式の問題を初めて解いた場合は40点に届かないことは普通です。

答えを見ればわかるという状況でどうしたら正解を出すことができるのかを考えるようになって初めて70点を超えてくると考えましょう。

個別入試の難易度

大学別なので過去問を早く手に入れて解いてみましょう。

どれくらい解けるのかはっきりします。

模試は目的があるので入試問題とは違います

マーク模試だと共通テストが想定されています。

記述模試ではあらゆる受験生の順位が出るように難易度が設定されています。

大学の過去問はある程度受験生側のレベルを想定して難易度を設定しているので、記述模試とは全く別物です。

過去問を解いてみることが一番確実です。

3 共通テストの試験時間のきつさ(英語と数学)

例年対策で一番苦労をするのが英語と数学です。

特に数学に関しては模試や過去問で安定して90%を超える受験生以外は時間が足りた感じる状態で本番を迎えていません。

英語

筆記は80分で形式が違う長文が6題あります。

大問ごとに正解率が安定して差がある場合は解く順番を決めてしまう受験生もいます。

時間がかかる原因

①単純に本文と問題文を読むスピードが遅い

これは単語の発音が怪しい人や、単語の認識が遅い人に当てはまります。

読むスピードが早くなるだけで5分から10分時間に余裕が生まれるケースもあります。

②英文を前から訳すことが出来ない

入試の英語は日本語の文章で全訳をしていると間に合わないように作られています。

英語の語順通りに「誰が」「した」「なにを」「どのように」の順番で内容を把握していくことに慣れましょう。

問題の正解を選ぶために綺麗に訳す必要があるところは訳してください。

前から読む、前から聞くことが出来ない人に時間が足りないという人は多いです。

③本文と選択肢の行き来が多い

問題で聞かれることを頭に入れながら本文を読めるようになりましょう。

必要と思えるところに線やマークを書き込みながら読めると行き来の回数を減らすことが出来ます。

10分余る70分で最後まで読めるようにする

スピードの目安はこのような感じです。

大問1:8分
大問2:12分
大問3:10分
大問4:10分
大問5:13分
大問6:17分

これぐらいのスピードで読めなければまだまだ遅いと認識してください。

数学

数学の受験勉強をしていると計算のスピードというものはある程度早くなってきます。

時間が足りる人と足りない人との差はどこから生まれるのかというと答えを出すための考え方を決定するまでの時間です。

解法を早く判断するためにすること

①各分野どんなことを聞かれる問題があったかを事前に準備しておくこと

準備した問題で解き方を判断できればラッキー、当てはまるものが無ければ周りもその問題に苦労すると思いましょう。

問題に対して受け身すぎるとダメです。

ある程度こちらから問題のパターンを用意しておくように勉強をしましょう。

②定義の理解と公式の文字の意味を理解して、導けるものを把握しておく

問題文を読んで出てくる情報を元に公式や定義を使って何を求めることができるのかを理解しておきましょう。

問題演習をしたときに、数字を使わずに説明ができるようにしてください。

③図やグラフや式を書く癖をつける

共通テストになってからは問題文が長くなり、使える情報がわかりにくくなっています。

読んで書けそうなら書く癖をつけておけば、情報を整理しやすくなり解くときのヒントも増えます。

できるだけ多くの情報(値や方程式や図やグラフ)を使って答えを出すようにして習慣を付ければ時間短縮になります。

4 演習不足を意識する

大学受験者数は高校受験者数のおよそ60%

高校受験をした上位半分が大学受験をしていると考えてください。

小牧・小牧南高校の内申点のボーダーはおよそ25~30です。

内申点45点の55%~65%に当たります。

大学受験をする上で周りの受験生がどのような層になるのかを意識しましょう。

高校受験での差

共通テストやセンター試験の平均点にあたる大学受験層の真ん中だと、内申点がおよろ36~38、個別入試では110点中75点前後になります。

当然平均点では国公立大学のボーダーには届きません。

国公立大学に行きたければ中学校の内申点で言えばおよ45点中40点あたりを取る層になります。

これは高校入試で言えば110点中84点以上を安定して取れる実力がいります。

高校入試の段階で問題に対するやり込み演習で差がついてしまっています。

この差を埋める勉強の質と量が大学受験では必須となります。

当然どの学校にも高校生になったらさぼる人はいるので一律の分布にはなりません。

大学受験の勉強をするときは必ず入試レベルの演習をする

高校受験の入試の難易度と大学受験の入試難易度には差があるので、高校入試ではなんとかなっても大学受験では何ともならない人もいます。

それは高校受験と同じような感覚で勉強をして失敗をする受験生は大量にいます。

共通テスト系の模試の問題集や大学の過去問を解くことで、インプットとアウトプットのバランスを取りながら勉強をしてください。

インプットの勉強をしながら問題を想像して、解ける基準で追い込めるようになる必要があります。

5 理解とアウトプットスピードを重要視する

理解の基準を上げる

「先生の代わりに授業ができる」レベルで理解できたとしてください。

このレベルで勉強をして1週間以内に解いた問題については、どんな問題をどう間違えてどうしたらよかったのかを話せるようにしてください。

1問単発ではなく1週間で勉強した範囲で1つと考えて復習などもしてください。

アウトプットは素早く正確にする

問題を見てすぐ解いたり、聞かれてすぐ答たりというのは厳しいので、あらかじめ聞かれそうなことを予想しておくことです。

・文法の問題であれば、どの単語・助動詞・女子があればどの文法事項を踏まえた問題がストックしておく

・接続詞に応じて文内容の展開がどうなりやすいのか把握しておく

・文章のテーマにおいて問題で聞かれやすい主張は何があるのかを把握しておく

・歴史の用語について聞かれやすい関連語や前後関係や人物や文化で話ができるようにしておく

・分野においての典型問題を何パターンか覚えておく

以上のことを勉強をしながら常に意識しておくと良いでしょう。

ここまでする必要があるのかと思う人もいると思いますがこれが普通です。

今の大学受験において問題に対してノーガードで受験していては失敗します。

武田塾では個別指導中に問題に関して聞かれそうなことはあらかじめ予想しておいてもらいます。

 

 

 

武田塾小牧校には小牧市内の学校から毎年たくさん通っています。小牧中学校、小牧高校・小牧南高校、小牧市内から名古屋市・春日井市・江南市・一宮市・犬山市の高校に通う生徒が通っています。

スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。

自分のチェックが甘いんじゃないか、自分ではできたつもりだったのに、自分では早いつもりだけど実際は遅い?と思ったり、小牧市内の集団授業塾・個別指導塾・1対複数の個別指導塾についてお悩みでしたらお気軽に受験相談にお申込みください。

 

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