こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
数学や物理や化学の計算問題で理解と関係ない所で間違いをする受験生はたくさんいます。
どうしたらミスを減らすことができるのかをその方法を紹介します。
目次
1 ケアレスミスと言わない
どんなミスをしているのかを意識しなければなくなることはありません。
解いている時は気づかずにそのままスルーしているのでまずは意識しょう。
そのためにはケアレスミスと言わずに具体的にどんなミスなのかを書き出すことから始めてください。
書き出すことで今後その形が出てきたら意識するようになってきます。
代表的なミス
・暗算による計算2桁の足し算引き算ミス
・()の中の「ー」符号の処理ミス
・1行下にいくと項が消えている
・分数の割り算で逆数を忘れる
・()の展開で掛け算を忘れる項がある
・微分積分の公式の覚え間違い
・加法定理の覚え間違い
気づきにくいミス
・問題文中にある条件の読み忘れ
・定義定理公式で導ける値の出し忘れ
・問題で使える文字使えない文字
・場合分けの定義域条件
・真数条件
・サインコサインの微分積分の±
自分はどのタイプのミスをよくするのかをはっきりとさせておくことがミスを減らす第1歩です
2 頭の中で処理することを一回辞める
ミスをする原因として最も多いのが書かずに脳内で処理をすることです。
頭の中の計算や図やグラフが正しくイメージ出来ておらず、そのままミスが誘発されてしまうパターンです。
間違えた後にそんなつもりはなかったという人が続出です。
ミスをしやすい形と出会えばすぐに決めた形で解く
計算で暗算は厳しいと感じる形に出会うと迷わず筆算を使うなど決めておきましょう。
例えば2桁同士以上の計算は迷わず筆算を使ってミスを防ぐ計算方法を選ぶ。
計算をする前に「+」と「-」の順番を整理する。
グラフや図を書き足しているときに条件が多いと感じる場合は、小問ごとに書き直して必要な条件を整理する。
図を書くときは「長さの比」と「角度」だけは正確に書く。
間違う可能性が低くなってきたら、書く量を減らす
ずっと書き続けていては時間制限の厳しい共通テストなどでは間に合わない可能性がでてきます。
正解する手順に慣れて、頭の中のイメージもミスを起こさなくなってきたら書く量を減らしましょう。
間違いが起きない範囲で減らす分には問題はありません。
3 確実な手順を確立する
ミスを起こしてしまう形式においてミスを起こさない手順を決めておきましょう。
単純な計算であれば1行で四則演算と±を同時にしないで、±を処理して1行、その次の行で計算をする。
式番号を必ず振る。
代入問題であれば代入は最後にする。
項の文字がややこしいのであればAなどわかりやすい文字に置き換えてから計算をする。
展開や因数分解の項の順番を決めておく。
微分積分の公式の「f」と「g」を書き定めてから使う。
場合分けの順番を決めておく。
樹形図や組み合わせの順番を決めておく。
覚えにくい公式は試験が始まったらすぐに書いておく。
色々な問題に応じて1人1人違った方法になりますが、決めておくというのはミスを防ぐには有効な手段です。
色々なテクニックを使って早く解く方法はたくさんありますが、一番優先されるべきは正確に解けることです。
自分の中で確実に正解ができる手段を持っておくと迷いもなくなり、ミスにだけきをつければいいという余裕も生まれます。
4 時間を測って気を付ける余裕を持つ
ミスを防ぐために慎重になってテスト時間をオーバーして間に合わなければ意味がありません。
そのために日ごろの勉強の時から時間を測る習慣を付けましょう。
解いている時間を測れば、体感時間と実際の時間のずれがわかります。
気を付けても間に合う時間感覚になるまで時間を意識してください。
間に合うような時間間隔にするのが受験勉強です。
「時間があれば間違うことはなかった」、「時間があれば解けた」と言う人はずっと同じことを言い続けながら間に合う事は一生ありません。
どうしたら間に合うのかを考えるために日ごろから時間を測っておきましょう。
時間を見て、どこに時間短縮の可能性があったのかを振り返って、ミスを防ぐために気を付ける時間を作り出すところまでやりましょう。
5 手段を考えて実行すればミスは減る
ミスは減らそうと思わなければ減りません。
そして減らすためには気を付ける必要があります。
何に気を付ける必要があるのかは一度ミスをして自分の癖を知りましょう。
間違いやすい形になりそうになったら注意して計算をしていく習慣が付けば減っていきます。
意識ができていないところからミスは発生します。
どうしてそうなって、どうしたら防げたのか考えるようにして次から対策を実行していけば必ずミスは減っていきます。
漠然とミスをしないようにと考えていてもミスは減りません。
減らすのであれば確実に自分の間違い方を把握するようにしましょう。
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