こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
高校3年生になると大学受験組は大学受験を考えて勉強を本格的に始めると思います。
1年近い勉強を続けるにあたって勉強方法や成績や模試の判定などたくさん気を付けなければならないことがあります。
小牧南高校の生徒が受験勉強で気を付けることを紹介します。
目次
1 高校受験との違い
難易度の違い
大学受験の問題は高校受験の問題と難易度が違います。
高校受験と違って大学受験の受験生は基本的に半年以上の受験勉強をした上で受験をします。
高校受験は年明けくらいからでも内申点による選別が行われるので間に合う人がほとんどです。
真剣な受験勉強の時間が高校受験とは全く別物になるため、入試を作る側は受験生側がある程度勉強をしてきているものとして問題を作ります。
用語を知っていれば解ける問題の割合が高校受験よりも少なくしないと差がつかないので、問題演習をたくさんしないと解けない入試問題が多くなります。
受験生の層の違い
大学受験をする人数は高校受験をする人数のおよそ半分です。
半分といっても中学校の時の成績上位半分、高校偏差値50以上の高校に通う生徒が大半だと思ってください。
中学校の内申点で言えばまんなかの27以上を取っている人達になります。
小牧南高校の内申点のボーダーがおよそ30前後となるので、27~45の中での分布として下位25%あたりになります。
普通に高校受験の感覚で大学受験の勉強をしてしまうと、有名大学に合格するのは難しくなります。
愛知県内であれば、上位国公立大学を目指す高校で浪人を避ける受験生以外はあまり愛知県内の私立大学に進学をしないため、愛知県内の私立大学は偏差値的には高めのところに合格しやすい現状です。
しかし全国的に有名な関東や関西の有名大学となると純粋に学力勝負となるのでかなり頑張らないと厳しい戦いになります。
受験科目の数と範囲の違い
高校受験との違いは受験科目が大学によって違うことと、1科目の範囲の広さが違う事です。
特に国公立大学に行きたいと思った場合は5教科7科目を勉強して、共通テストで点数を取る必要があります。
1科目の範囲も中学校と比べると広くなっていて難しくなっています。
単純に定期テストを2年分~2年半のテスト範囲です。
テスト前1週間と考えても10回から14回分となるので3カ月前後あります。
全科目同じ量ではありませんが、英語と数学と理科と歴史に関しては3カ月は覚悟しないといけません。
高1から勉強を継続をしていて、高校2年生で受けた模試で偏差値が65程度あれば全部勉強をしなくても基礎ができているので当然少なくなります。
2 成績の推移と勉強計画
高校受験時の学力を考えたスケジュールを考える
入試当日までに過去問で例年の合格最低点よりも多くの点数を確実に取れるスケジュールを組む必要があります。
そして大学受験をする上で高校範囲の勉強が広く難しくなっていることを前提に組む必要があります。
共通テスト(センター試験)の平均点
共通テストでは50%になるようにと言われていて2022年で少しその傾向が出てきました。
2021年以前の平均点はおよそ60%です。
60%では国公立大学のボーダーをほとんど下回っています。
有名私立大学の共通テスト利用でも合格にはならない点数となっています。
つまり共通テストを利用する受験生の半分以上が国公立大学に行くことができない点数になっているという事です。
科目の全範囲の勉強ができれば偏差値はおよそ55
共通テストが難しいという事もありますが、塾で指導をしていて模試の結果などをみてみると感じる偏差値です。
科目の基礎固めというものが全範囲にわたって終わった時に取れる偏差値は55辺りになっています。
高校の科目の全範囲の勉強に対応できている生徒の割合が30%(偏差値55)しかいないという事になります。
小牧南高校の生徒の場合、まずは広い範囲の勉強に対応するスケジュールを組む
高校受験時の成績を考えて受験生の上位30%に入っている割合は少ないと考えた場合にまずは広い範囲の勉強が出来るようにスケジュール確保するべきです。
1カ月2カ月3カ月と新しい勉強をしながら復習をする勉強方法を確立する必要があります。
主要科目は3カ月かけてようやく全範囲が終るペースになります。
3カ月分を忘れることなく定着させるための勉強方法にしなければ対応できません。
勉強を進めるだけを考えていては失敗する可能性が高いので、広い範囲を考えて勉強できるようにまずはスケジュールを組みます。
小牧南高校の生徒の場合、基礎が終って問題演習の段階で一つの壁とぶつかる前提でスケジュールを組む
入試の標準的な難易度は定期テストの難易度とは全く違います。
定期テストは学校の先生たちが小牧南高校の生徒の学力を想定して、上手く赤点者が続出しないような難易度にしてくれています。
用語を知っていれば解ける、公式をしっていれば解ける、それくらいの難易度です。
先ほど書いたように大学受験ではみんなが基礎を知っている状態で差がつく難易度です。
問題文を読んでもすんなり答えがわかるような問題になっていません。
そのレベルの問題演習に入った段階で小牧南高校の生徒は毎年高い確率で苦労します。
この段階で一度偏差値55~58あたりで停滞します。
このことを見越してスケジュールを組んでおく必要があります。
武田塾のカリキュラムで言えば日大レベルの問題演習で通常3冊1カ月半ほどのところが3カ月近くかかる人もいます。
小牧南高校の生徒が偏差値55あたりで停滞する原因
考える問題に慣れていない
①高校受験の合格点の低さでは考えて正解をさせる問題を捨て問にしている。
②定期テストが簡単すぎて、用語を知っていれば解ける問題に慣れている。
③課題が多いので理解をするために考えることよりも、提出できる形にすることを優先している
主に3つの原因があります。
中学校の頃からの勉強に対しての目的が覚えることを優先してきてしまっていることが大学受験での偏差値55以上に伸ばすことを邪魔しています。
考えて解く問題の数をこなさなければ成績アップの望みが出てきません。
勉強に対する負荷の上限が低い
問題1つに対して関連するものをあぶり出して勉強をしていくことに対して、そこまでする必要はないと判断して勉強を中途半端に終わらせる傾向の人の割合が多いです。
自分では勉強をしたつもりで10の情報を勉強したつもりでも、関連するものや解説に書いてある残りの90に関して正解してるから必要ないと判断しがちです。
教えているとそこまで必要?というようなリアクションが返ってくるのは偏差値60未満の受験生に多くみられる傾向です。
小牧南高校の塾生にも多くみられます。
勉強の目的が正解さえすればいいというものになっていて、過程というものに対して勉強をしなければいけないという意識が欠如しています。
小牧南高校の生徒の勉強計画は演習系にはいると長めにとっておく
問題演習の段階で成績の停滞があることを前提に基礎語後のスケジュールには必ず停滞するかもしれないから修正期間として最低でも1カ月ほどを挟まなければいけないと考えておきましょう。
初見で解けるようにするために自学自習で考えなければいけない関連性に気づいてからようやく再スタートです。
当然武田塾としては最初から指導では伝えていますが、本人がそこまで考える必要はないと判断して進めてしまい、模試や過去問で失敗をしなければ自覚出来ないというところもあります。
3 課題と課外による自習時間
小牧南高校に通うのであれば、高校3年生になっても課題と課外は放課後の自習時間に影響します。
これはずっと続くことになります。
課題提出は予測して進めておく
あらかじめ提出範囲を予想しながら、毎日コツコツ時間を少しづつ使っていつでも提出できるようにしておきましょう。
提出日近くに時間をかけてするのは時間の無駄遣いです。
受験勉強は安定して毎日することが必要です。
課題のために1日2日止まることがあればそれは受験失敗の元です。
範囲が発表されてないからできないという理由はダメです。
毎日コツコツしましょう。
自由参加というなの強制課外
思い切って断りましょう。
そういう流れを学校に作ってください。
環境は自分で作るものです。
言われたままの課外を受けて、自分のレベルと合っていなければ後悔するだけです。
事前に先生に課外内容を聞いて、自分に必要な事を課外で扱っている場合は選ぶ選択肢を増やしましょう。
4 定期テストの勉強
国公立大学を志望している場合は高校3年生の定期テストに苦労をしていてはダメです。
定期テストは共通テストよりも難易度が易しく範囲も限定的なテストになるので、受験勉強でカバーできるようなレベルにならないといけません。
定期テストの勉強で2週間×4回で2カ月
2カ月受験勉強が止まります。
個別入試予定の受験生がこれをしていては受験失敗の未来しか見えません。
推薦入試を狙っている生徒は内申点のために頑張る必要があります。
自分の入試方式に従って優先度を各科目考えて定期テストはクリアしましょう。
定期テストの難易度は共通テストよりも簡単
難易度に関しては受験が終った人に聞けば物凄く簡単と答えます。
解き方が即答で出てくるレベルでなければ受験どころではありません。
定期テストを大学受験レベルの基礎の基礎を測るテストとして利用しましょう。
5 小牧南高校の生徒の塾・予備校選び
個別指導系の塾・予備校がお勧め
小牧南高校の生徒の場合は高校受験時の内申点から個別指導の塾・予備校を利用する方が上手くいく確率は高いと思います。
偏差値55以上を目指すために必要となる問題に対する理解度の基準を指摘してもらって、基準を変えることができるのは授業系の塾・予備校ではなくて、個別指導系の塾・予備校です。
大学受験で結果だす勉強に変えるためには勉強時間も理解の質も変えないといけません。
集団授業で周囲の雰囲気で変わるか、映像授業を見て模試の結果を見て自分で気づいて変わるか、この2つの確率と個別指導で指摘してもらって変わる確率では圧倒的に個別指導です。
小中高の勉強習慣を高校3年生だけ変えるというのはなかなか大変です。
個別指導でしっかり見てもらう方が受験では上手くいく確率は上がります。
授業系の塾・予備校に通う場合は校内順位が10位以内が目安
小牧南高校の生徒が授業系の塾・予備校に通う場合は授業以外の復習や演習面でかなり頑張らないと厳しいと思います。
一般的に授業形式や映像授業形式の塾・予備校を利用して成績を伸ばすことができる層というのは、学校の授業に付いていけている人達です。
そういう意味では中学校の段階で内申点が40点以上の層が中心になります。
高校の授業に付いていけているかどうかではなく、小学校中学校から考えてください。
授業形式の塾・予備校で成績がいい生徒はかなりの割合で自学自習を必死にして授業に付いていっています。
それが意識してか無意識なのかはわかりませんが、それ相応の問題演習を授業と並行しながら行っています。
授業のみで成績は上がっていない事に注意してください。
まとめ
小牧南高校から国公立大学に行く人数が高校偏差値に対して多いという評判はあります。
5教科7科目を地方国公立の岐阜大学や三重大学、公立大学の愛知教育大学や愛知県立大学のボーダーを超えて合格する生徒の数は上位30人ほどです。
高校1年生からの課題の量と比較すると少ない割合だと思います。
授業や課題を活かしきれずそのまま受験学年に上がっている生徒が多数います。
授業の消化不良を解消せずに授業形式の塾・予備校に通う場合は注意しましょう。
武田塾小牧校には小牧市内の学校から毎年たくさん通っています。小牧中学校、小牧高校・小牧南高校、小牧市内から名古屋市・春日井市・江南市・一宮市・犬山市の高校に通う生徒が通っています。
スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。
自分のチェックが甘いんじゃないか、自分ではできたつもりだったのに、自分では早いつもりだけど実際は遅い?と思ったり、小牧市内の集団授業塾・個別指導塾・1対複数の個別指導塾についてお悩みでしたらお気軽に受験相談にお申込みください。
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