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浪人をする前  現役の間に全力で勉強をする必要があります

こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。

私立大学の入試結果が出始めていて、一つの区切りつきそうな時期になりました。

2月後半は中期後期の私立大学と国公立大学の入試がメインの時期です。

そして、浪人をするかどうかを考え始める時期になってきます。

浪人をして単純に1年後に成績が伸びて志望校に合格をすると考えている人はきをつけてください。

浪人をしても上手くいく人の方が少ないという事実があります。

 

目次

  1. 浪人生の第1志望合格率は10%
  2. 浪人生は間に合わなかった受験生の集まり
  3. 伸びない原因
  4. 伸びる要因
  5. 現役時の受験の終え方

 

1 浪人生の第1志望合格率は10%

この数字はかなり達成が大変な数字です。

浪人をしても頑張れない人は自然と第1志望の大学よりも学力的に低い大学にしか合格しません。

10%というのは絶対評価である中学校の通知表で5を取るよりも難しい割合です。

つまり、大学受験よりも範囲が狭く、難易度も簡単な中学校の勉強を頑張れなかった人は、大学受験でも頑張れない割合がかなり高いという事です。

上位10%ではなく、第1志望合格率10%というのが大変です

一律にというわけではない数字ですが、どのレベルでも10%しかというのが怖いところです。

浪人を決めてから第1志望の大学に合格するために必要な勉強が出来た浪人生がそれぐらいしかいないということです。

10人中9人は合格に必要となる勉強を見誤っていることになります。

それぞれのレベルで起きているので、志望校の高い低いは関係ありません。

どのレベルでも上位10%に入る工夫をしなければ合格しないという事です。

2 浪人生は間に合わなかった受験生の集まり

校舎長も浪人生でしたがはっきりと入試までに必要な勉強が間に合わなかったという自覚があります。

受験で必要となる科目全ての基礎固めと基本的な問題演習と過去問対策が間に合っていれば当然合格できたわけなので、浪人をするということは間に合わなかったという事です。

志望校合格のために必要な勉強に対してスタートが遅く時間が足りなかったり、必要な勉強の質に届かない状態で勉強を継続してしまったりと様々な要因で間に合わなかったと考えましょう。

2月の中旬で自分の勉強が入試に間に合わせることができたかどうかをよく考える必要があります。

何が間に合わなくて、浪人をするつもりなのかをはっきりとさせましょう。

3 伸びない原因

1年という時間をかけても志望校の入試問題で合格最低点を上回る成績を取ることが出来ない原因を知っておきましょう。

知っておけば対策することもできます。

どうして間に合わなかったのかを把握できていない

伸びない原因のすべてがここにあります。

現役の時に間に合わなかった原因をわかっていない人が浪人をしても同じ失敗を繰り返します。

時間があればできたと思っている人

浪人をしても失敗する人のほとんどの原因がこれです。

もう少し時間があれば志望校に合格できたと考えている人です。

本当はちゃんと勉強をしても入試問題の難易度によって弾かれているのに、何かの勉強が間に合えば合格できたと思っている人達です。

浪人をすれば時間的余裕ができて、1年後の入試までに自分が思う勉強が終れば合格すると思って過ごしてしまいます。

実際は自分が思う勉強では足りていなくて、もっと量も質も必要と気づいた時には時間が足りずまた失敗をして第1志望を逃すパターンです。

これは本当によくあります。

武田塾で毎週行われる確認テストの結果からもわかります。

浪人生でも現役生でも自分で十分だろうと判断して復習をさぼります。

その結果正解率が下がったり、解き方の説明が明瞭でなかったりとぐだぐだです。

そのあとも時間的余裕があっても必要とされる基準未満で勉強を終えます。

終わらせなければいけない量も必要とする基準も自覚できないまま過ごします。

人の話が通じないのかどれだけ説明をしても追い込まない人達です。

謎の余裕を持って不合格を得るためだけに受験をします。

自分で考えない人

これは受験だけでなくすべての事に当てはまります。

どの塾・予備校でも基本的な勉強は授業や映像授業や参考書で行います。

ただし受験大学の入試対策は自分ですることがほとんどです。

全員が全員同じ勉強をして同じように復習をしても、各科目で得意不得意の差が出てきます。

その差を志望校の入試問題の傾向にどう合わせていくのかを考えるのは最終的には自分で行います。

集団授業であれば大学別対策授業がありますが、個人個人に合わせたものではなく、過去問から傾向をみて、よく出題されるものを中心に授業をします。

その傾向の中で苦手な物がある場合+αは自分でしなければいけません。

自分に合うもの合わない物を考えない人も時間があっても成績は伸びません。

4 伸びる要因

塾・予備校に通っていて伸びる要因となるのは素直さです。

アドバイス通りに実践をして、振り返って、修正ができることです。

塾・予備校には成績を伸ばすノウハウがあります。

そのノウハウに従って実践をして、自分に合った物を取捨選択して、自分に合うものを残していきます。

これができる受験生は壁にぶつかっても成績を伸ばすことができます。

勉強をすればするほど大学受験のレベルであっても理不尽な問題というものがどの科目にもあることがわかってきます。

もう知らなかったから負けかなと思えるレベルで理不尽です。

こうなった場合は素直にその問題を通して勉強をすることが必要になります。

素直ではない人はここで自分が知らない解法だから納得ができず、自分が知っている解法に必死に落とし込もうとします。

参考書がこういう解法があるよと教えてくれているにもかかわらず、その解法を受け入れずに拒否します。

経験上偏差値60前後の人に多い傾向です。

勉強をすれば全部理解できて解けると考えていて、知っておけば楽なのにそれでも自分の知っている解き方でなんとかならないかと悩みまくって勉強が止まるパターンにはまってしまいます。

成績を伸ばす要因になる可能性は低いので避けるべき勉強方法です。

成績を伸ばすためには知らない問題を受け入れる素直さも必要です。

5 現役時の受験の終え方

時間に対して出来る限りの勉強をやり切った状態で現役の受験を終えるのがベストです。

上で述べたように基礎固めをして、問題演習をして、過去問対策をするところまでです。

ここまでやった結果まだ届かなかったという認識を持って浪人生活に入ることが大事です

勉強をしなかったから合格できなかったのではなく、勉強の仕方が甘かったから落ちたという認識が必要です。

浪人をするなら間違いなく時間はあります。

ただ、その時間をどう使うかは考え方次第です。

足りない人は時間がどれだけあってもずっと間に合わない状態で勉強をします。

浪人をするのであれば、現役時に本気の失敗を経験して浪人しましょう。

まだ1カ月は受験はできます。

浪人を視野に勉強をするにしても最後まで粘ってみましょう。

 

 

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スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。

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