こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。
小牧市の高校で小牧南高の生徒数は1学年の定員が280名です。
国公立進学実績は毎年50名前後です。
私立大学の学部合計合格者数は1100名とここ数年で毎年増えています。
高校受験の偏差値ではおよそ55~58と出ることが多く、国公立の進学実績は愛知県内では平均的な人数だと思います。
ただ課題や課外の多さを考えた場合はこの数字は少ないと感じます。
つまり課題や課外を消化しきれていない生徒が小牧南高校には多くいるという事です。
今回は課題や定期テストを受験勉強につなげる勉強の方法を紹介します。
目次
1 課題は復習と刷り込みが大事
高校1年生・高校2年生の間の課題は受験を終えた人から見るとどの科目も基礎中の基礎ばかり
特に数学は問題を見たらどうやって解けばいいのかを、見てすぐ出てくるレベルでないとアウトの問題ばかりです。
課題をするときに、解くために知っておかないといけない定義・定理・公式を覚えていないまま解こうとする人が続出しています。
1年生の夏くらいまでは大丈夫ですが、2学期3学期とだんだん難しくなっていくと、そこから先の課題は悲惨です。
課題を完成させる時間の大半を答えを探す作業時間になっていきます。
大事なのは使い方を勉強すること
高校生活が経つにつれ、量の多い課題を提出することが目的になっていき、問題を使いこなすことが二の次になっていきます。
正直高1高2の間に出ている課題を完璧にしていれば、高3になるころには共通テストで70%を取れても不思議ではありません。
それくらいの量の問題演習が課題で出ていますが、課題を活かせている生徒はほとんどいません。
提出が目的ではなく、問題について理解を深めることが目的です。
解決策は答え解説を手に入れること
分からない問題の解説を読んで、理解することに時間を使えるようになれば、適切な勉強ができます。
解説があると写す人がいるから渡さないという先生が日本中にいますが、ちゃんと勉強をしたい生徒の時間の損失を考えるとめちゃくちゃ理不尽です。
解説と向き合う時間を増やして、復習する時間も増やすことが課題を上手く利用する使い方です。
正解するための手段を自分で探し出して、見つけて、読んで理解して、問題を解く力を身に付けるのは勉強の理想ですが、高校生活を部活などをしながら過ごしている場合は時間が足りません。
特に課題の量が多い場合は睡眠時間を削るしか手段はありません。
はっきりいって自滅する未来しか見えないので、解説を使って勉強をすることを当たりまえにしましょう。
2 授業の補助としての参考書を使う
全学年、全科目で授業が自分にとってわかりやすい先生が揃っている高校は日本中を探しても見つけるのは困難です。
その場合は教科書よりもわかりやすく説明をしてくれている参考書を使って勉強をする習慣があると大丈夫です。
予備校業界で授業がわかりやすくて人気の講師が授業内容を本にしたものです。
問題集ではなく、読んで理解をするための参考書です。
自分に合う1冊を各科目もっているだけで予習・復習がとても楽になります。
いくつか武田塾のカリキュラムにある代表的な講義系参考書を紹介します。
数学 「やさしい高校数学」シリーズ
英文法 「Evergreen」
物理 「橋元の物理をはじめからていねいに」シリーズや「宇宙一わかりやすい」シリーズ
化学 「鎌田の理論化学の講義」や「鎌田の有機化学の講義」など
世界史「一度読んだら忘れられない世界史の教科書」や「神代のパノラマ世界史」や「詳説世界史」
日本史「一度読んだら忘れられない日本史の教科書」や「金谷の日本史」シリーズや「日本史B講義の実況中継」シリーズ
3 課題や定期テストの先取り学習をする
高校でも先取り学習が大事
授業前に自分で予習、あるいは塾で予習をできるようになれば授業に付いていきやすくなります。
学校の授業の前に予習(塾の授業)と問題演習をして、学校の授業で聞いて宿題でする、そしてテスト前にも復習と問題演習をしてテストを受けるサイクルです。
つまり、定期テストまでに6回同じテーマに触れる習慣をつけるということです。
大学受験は中学校の3以上の人達が中心
小牧南高校に入学する中学生の内申点は最低で24、平均で31程度と言われています。
オール3で27、4科目4があれば31となる点数です。
定期テスト前だけの勉強で乗り切っている層が中心です。
国公立大学進学に必要な共通テストの点数は70%以上が目安です。
共通テストの平均点が60%になるように作られていることを考えると、平均的では届きません。
それに加えて大学受験をする人達は大半が中学校の成績でオール3以上の人達の集まりです。
その人達の平均が60%、中学校の内申点で考えると大体オール4を取っていた人達になります。
70%以上を取る人達の中心層は5を取っていた人達が中心になります。
つまり、高校受験の平均と大学受験には大きな差があることを認識しましょう。
高校の先取り学習で追い越すことは可能
高校になるとここまで中学校の時のようにきっちりする人は減ります。
保護者も高校生になったので自主的に勉強をするだろうと思って塾・予備校に通わせる割合は半分以下に減ります。
高校から勉強内容は中学校よりも難しく広くなります。
中学校の時のように塾や学校で話を聞いて、すんなり上手くいく人の割合はがくんと落ちます。
分からない問題が増えて、理解のために調べたり反復したりをしなければいけなくなってくる高校の勉強では、高1からちゃんといいサイクルを作って継続した人であればずっと上の集団に行くことも可能です。
4 校内順位ではなく全国順位をみる
進学実績で見る順位
大学受験は全国どこからでも受験ができます。
小牧南高校の合格実績・進路実績の上位にくる名古屋大学で考えてみてください。
毎年1名から3名前後で、2020年度は1名です。
2020年度愛知県の名古屋大学進学トップ5は
刈谷高校 82名 一宮高校 76名 岡崎高校 65名 向陽高校 62名 明和高校 61名
つまり小牧南高校で1位を取っても、愛知県の偏差値上位校と比較をすると成績では完全に埋もれてしまいます。
高校に入ったら全国基準で勉強を考える
現役生の2020年度進学実績を見ると、共通テストで5教科7科目必要な国立大学でボーダーが70%を超える大学にはおよそ名古屋大学・名古屋工業・神戸大学の4名の合格者が出ていました。
現役国公立大学合格者が44名でしたので4名となると、校内順位ではなくマーク模試や過去問でどれだけ正解を増やせるかを考えている人達です。
有名国公立大学を志望校と考えている小牧南高校の生徒はまず学年上位5名に入ることを目標にして、その後は共通テストや志望校の過去問を解けるようにして、模試ではではない順位ではなく全国順位や志望校の中での順位を上げるために勉強時間ではなく内容を変えていきましょう。
受験を見越して動くのであれば課題は基礎のインプット用に、定期テストはその確認のためのアウトプットとして位置付けて勉強の方法の確認で使いましょう。
武田塾小牧校には小牧高校・小牧南高校、小牧市内から名古屋市・春日井市・江南市・一宮市・犬山市の高校に通う生徒が通っています。
スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。
自分のチェックが甘いんじゃないか、自分ではできたつもりだったのに、自分では早いつもりだけど実際は遅い?と思ったり、小牧市内の集団授業塾・個別指導塾・1対複数の個別指導塾についてお悩みでしたらお気軽に受験相談にお申込みください。
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