こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。
共通テスト対策で毎年使われる問題集の河合塾共通テスト総合問題集の使い方の紹介をします。
共通テストの英語は時間が間に合わない受験生にとって最も苦労する教科です。
同じ問題集を解いても各問題に対してどこまで考えて仕上げているのかで差が付きます。
センター試験から共通テストになり、長文問題のみになった今は文法問題もなくなりました。
訳せれば解けるという問題形式において、どこで差がつくポイントなのかを紹介したいと思います。
1 英語
どのように解くのが理想なのかを決めておく
1つの理想として80分のテスト時間に対して70分で最後の問題まで解くこと、そして見直し(マークミスや精読したい問題)に10分使って目標点数を取ることがあります。
共通テストレベルであれば英語が得意とする受験生は70分もかからず読んで解いて90点以上を取ることは多々あります。
設問を頭に入れながら長文を読んで、書いてある通りに設問に答えることができる受験生達です。
中には英文を英文のまま理解して、設問にも英文で答えを出す人もいるのが英語という科目です。
個別入試の難易度が厳しい人は、共通テスト利用に全力をだして満点を取りに行く場合もあります。
理想とする点数と解き方は1人1人違うので、自分はどのように解いて、点数を取るのが良いのかを考えるようにしておきましょう。
常に早く正確に解くための手段を考えておく
80点以上を取れない受験生のほとんどが時間内終わらない、時間に余裕がないということがあります。
早くする方法一覧を紹介します。
①英文読む事を早くする、グラフや図を早く把握する。
②長文の主語・動詞・目的語・補語にチェックを付ける
③どんな設問があるのかを頭に入れてから長文を読む
④長文のテーマを掴んで、問題にされそうなことを予測する
⑤設問に対して消去法ではなく自分で答えを出す
⑥単語熟語の訳が反射的にでてくるようにする
何をしたらいいのかを考える必要があるときに早くする手段を知っているというのは大事です。
解くのが遅い原因として何が当てはまるのかを知っておく
英語が苦手というだけで遅い事を肯定してはいけません。
何が出来ていて何が出来ていないのかを自分の特徴を把握しましょう。
①読む事が遅い(単語不足、発音知らず、文法不足、長文でばてる)
②長文と設問と選択肢のいったりきたりが多く次の問題に進むのが遅い
③解き方が消去法ばかりで選択肢全てをきっちり読みすぎて遅い
④全部を訳そうとして遅い
⑤英語を前から訳せなくて遅い
⑥長文にメモを書き込んでいない
⑦各大問で時間を設定していない
⑧時間を設定していても解き始めると忘れる
全てが当てはまるけれど、どれが主な原因として考えられるのかを自分の解き方を振り返りながら問題演習をする必要があります。
意識をして気を付けるようにしないと同じミスを繰り返します。
これらの事が出来ていなくても、一生懸命やっているという感覚には勉強をしていればなります。
しかし、良くなるポイントを知っていなければずっと出来てきません。
次にするときにどこを直せばよくなるのかを常に意識するためには、遅くなった原因を把握して実践問題集を使いましょう。
落とした点数をどうしたら取れる可能性があったのかを考える
問題を解いて答え合わせをして、もう一度解いている時に戻ってください。
そして、どうにかして間違えた問題を正解にするためのヒントに気づくこと(ヒントになりえるものとしてどんな単語だったのか)ができなかったかどうかを振り返るようにしましょう。
本番は初見問題でわからない単語や問題も当然あります。わかるものだけを解いても時間が余ることもあります。
その時にわからない問題に対してどのように抵抗をすればより正解を選ぶ可能性が増えたのかを自分で考える必要があります。
何がヒントになって、正解の選択肢を残すことができたかどうかは日本語訳とその解説を見て、その上で解いている時に気づくことができたかどうかを考える必要があります。
答え合わせを正解を見て、解説を見て終わっていては点数を伸ばすことはできません。
どうやったらわからない単語があっもて、訳せない一文があっても正解の選択肢を選ぶことが可能であったかを考えるようにしましょう。
消去法の精度を上げるためにも必ず考える必要があります。
本番の初見問題の正解の確率を上げるために実践問題集をしているので、解けなかった問題に対するケアは最も気をつけるポイントです。
長文のテーマと設問と答えの導き方をまとめる
長文は復習をするとしても話の中身を覚えていて、設問の内容も覚えていると意味がありません。
どんな話で、何が問題として聞かれることがあるのかをまとめましょう。
間違いの選択肢は本文の内容と照らし合わせて、何を不正解として利用されていたのかまで調べましょう。
長文は最終的に設問と選択肢が本文とどのように絡められているのかまでを把握して仕上げましょう。
問題集をするのであれば徹底的に選択肢全ての出題の仕方まで勉強をしてやり込みましょう。
知らない単語・熟語をチェックして覚えるだけで終わっていてはこの問題集を使う意味はありません。
長文6個をどうしたら時間内に読み切って正解させることができたのかを考えるために解きましょう。
形式に慣れるためだけで使っていては点数はちょっとしか増えません。
解き方をどうしたらいいのかを考えるために解くようにしましょう。
リスニング問題の対策
問題を解く上で流れてくる英文をどこまで把握できているのかが重要です。
聞いた英文をそのまま自分で復唱できると楽になります。
そのままが無理の場合は主語と動詞は必ず聞き取るように意図的にその部分に集中をしましょう。
リスニングは文字ではないという性質上聞いたものを理解するまでにどのような過程を経ているのかを把握する必要があります。
①英語を英語のまま聞いて復唱できるレベルで聞けている
②英文すべては厳しいが主語動詞と大事そうな単語は意識をして聞けている
③英語で聞きながら前から単語の訳を日本語で並べていって内容を把握する
④英文を聞いて前からではなく通常の文章を訳すような語順で日本語に変換をしている
⑤聞き取れとれているレベルではない
どのレベルで問題を解いているのか、解けてしまっているのかを振り返るようにしましょう。
理想は①の状態であることです。
英語を日本語に変換してから把握している人は英文が長いとすぐに振り落とされます。
長文の参考書についているCDを利用して英文の聞き取りを練習してみましょう。
早く解ける人、時間が間に合わない人、得点が取れる人、取れない人と様々です。
1つの事が原因となることはあり得ないので、自分にはどのポイントができていなくて、優先度が高いのかを色々な項目で把握しておくことは大事です。
塾として教える場合はいくつも気を付けることがあるのでそのなかで優先度が高いものをピックアップします。
そうはいっても受験生本人が意識できる方がはるかに効率的です。
問題集をこなしても点数が上がらない人は仕上げ方を意識してみましょう。
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