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伸び悩むマーク模試 点数を上げるにスピードが必須 武田塾小牧校

こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。

マーク模試といえば共通テストのために受けている模試です。

夏休みも終わって勉強をしたのに9月10月に受けた模試の自己採点が撮りたい点数よりも低いことはありませんか?

どうしたら取れるようになるのかを紹介します。

目次

  1. マーク模試50%~65%の受験生
  2. マーク模試65%~80%の受験生
  3. マーク模試80%~90%の受験生
  4. 国公立組は共通テスト対策は必須です

 

1 マーク模試50%~65%の受験生

50%~65%の得点率というのは数字で見れば国公立大学のボーダーにあと少し届かない受験生です。

勉強面で言えばマーク模試の範囲の勉強をひとまず終えて共通テスト対策が間に合っていない受験生が取る点数です。

つまり必要な事は共通テスト形式の対策です。

①時間対策     

全問わかる問題が揃っていてもスピードが足りなくて、時間内に解ききれない科目では必ずしてください。

特に数学と英語です。

岐阜大や三重大や静岡大であればボーダーは70%弱です。

2次で使う科目であれば85%とれれば良い方です。80%でも問題ないです。

つまり%~20%の問題は解かなくても良くて、点数が取れそうな80%に制限時間をフルに使うように解くことを心がけることです。

勉強をすれば全部解けると思いがちなのが50%~65%ほどの点数を取る受験生に特に多いです。

大学受験では全問解けなくても大学に合格します。

どこの大学も個別入試のボーダーは70%前後です。

取れるところと取れないところを判断して点数を積み上げていきます。

②点数の落とし方を分析する

間違えた方の点数の内訳を見ましょう。

Ⅰ.模試までに勉強をした範囲で間違えた点数

Ⅱ.模試までに勉強をしていなかったのでわからなかった点数

の二つに分けてください。

まずはⅠを復習しなおして取れるようにしましょう。

一通り全範囲の勉強が終っているのであれば70%近くは取れるはずです。

Ⅱは65%以上取れるようになってからする範囲です。

 

時間と落とした問題のチェックを全科目できればどこかしらの国公立大学のボーダーには届きます。

稼ぐ科目・ボーダーの科目・苦手科目の3グループに分けるのでそれぞれ配点などで取る必要がある点数は変わります。

2 マーク模試65%~80%の受験生

地方国公立のボーダーは押さえたのでより上位の国公立を目指す受験生が取る点数です。

勉強面で言えば全範囲の勉強をして、共通テスト対策も一通りこなした受験生が取ってくる点数です。

今の点数から80%以上を取ろうとすると必要な対策は取れる問題を増やすことです。

①全問正解できる大問を増やす

捨て問を考える必要があっても点数を取るためには取る必要がある問題が出てきます。

捨て問のなかから比較的取れそうな問題の分野を考えて勉強をしてください。

総合で80%以上を取る受験生は3科目から4科目は80%以上を取ります。

1科目2科目は90%以上も取ります。

そのような得点分布になるとミスを防ぐように解く必要があり、気を付ける分だけ早く解ける必要もあります。

 

②簡単な問題に対するスピード

問題に対する理解はわかりやすく,できているかできていないかが分かれます。

しかし、このスピードという部分はわかりにくいもので、一定のスピードで解けていないことに気づかないまま受験が終る人もいます

80%以上を目指す場合は1科目か2科目は90%以上を取る必要があります。

90%以上を取る人がどれくらいのスピードを持って解いているのかまず知りましょう。

理系だった校舎長はセンター試験の1A2Bでは45分くらいでは80点分の問題は解き終わって、残りの時間で難しい問題を確実にといて90点以上を安定させていました。

問題で聞かれることも含めて簡単な問題については反射的に答えを出せるようにしていました。

このスピードが遅い受験生は時間内に100点分を解くということがいつまでもできるようになりません。

ちゃんと理解するということと落ち着いて解くということは大事ですが、入試には制限時間があるので取りたい点数を取るためにスピードも含めましょう。

 

3 マーク模試が80%~90%の受験生

難関国公立や獣医師薬学部志望の受験生が取る点数です。

勉強面で言えば個別入試でも使う科目の共通テスト対策はもう必要のない受験生になります。

90%以上を取ろうと思うと共通テストでしか使わない科目を安定的に80%以上を取るようにする必要があります。

志望校の個別入試の対策の進み具合で共通テストのみで使う科目に使える時間も変わってくるので、合格するためにどちらを優先すべきかは配点で変わります。

年内は各科目の出題範囲で苦手分野が固まって出た時の点数の落ち込みを抑えるために出されたら困るところの対策をコツコツしましょう。

残り3カ月なので1カ月で2科目5点ずつ上がればいいと思うくらいの対策をしましょう。

各科目で取れていない大問を1個ずつ対策を進めて行く形です。

授業や模試が多い時期なので1個ずつ確実に見直し復習をして、個別入試や2次試験の対策を最優先にしましょう。

 

4 国公立組は共通テスト対策は必須です

高校受験とは難易度が違うので対策は必須です。

そして、対策で一番見落とされるものがスピードです

特に共通テスト形式で5教科で70%を超えることができない人は遅い傾向にあります。

簡単な問題にも丁寧に間違えないように解いています。

丁寧に解くことは悪い事ではないのですが、制限時間があるテストで間に合わない場合は遅いのでアウトです。

どの科目のどの分野でも、どんな問題がよく出てくるのかを事前に問題集などで整理して備えておきましょう。

遅い人は真正面から問題を解きすぎです。

一つ一つ理解することは大事ですが、理解した後は問題と設問と選択肢の要点をまとめるところまでしましょう。

問題全部で覚えようとする人は復習や見直しをするときにスピードが遅くなります。

対策をするときに解けない問題だけに気を配るのではなくスピードを意識して対策をしなければ共通テストは間に合いません。

ここまでの対策をしないとまともに点数は上がってきません。

簡単な問題の公立高校の受験しか経験をしていない自称進学校の受験生は気を付けましょう。

高校受験の時は高得点勝負にならないボーダーの高校がいわゆる自称進学校と呼ばれていることが多いです。

進学校以上の場合は時間いっぱいで90%近く取らないと安全圏ではない所での勝負を経験しています。

自称進学校は60~70%あたりが多いので早く解く必要がないレベルで高校受験が終っています。

その感覚で大学受験の対策を終えている人達が共通テストで国公立大学のボーダーに届いていません。

本当の意味での対策を知って残り3カ月追い込んでみましょう。

 

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