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小牧の受験生必見 自称進学校の生徒の成績が伸びない理由は意識不足

こんにちは、大学受験予備校の武田塾小牧校です。

夏休みが終わって自称進学校と言われる学校の受験生は自分の時間が確保できていますか?

自称進学校と呼ばれている高校偏差値は地域に寄るので65以下から50以上くらいでしょうか

人口が少なくて学校の数も少ない場合は50ちょっとでも自称進学校のような進路指導をしている学校があります。

大学受験が上手くいけば進学校、中途半端であれば自称進学校と呼ばれます。

あれほどの課題を出されて提出をしているのになぜ高3の段階で成績が伴っていないのか、夏休みが終わってこの時期に成績が伸びてこないのかを説明します。

 

目次

  1. 完成度が低い
  2. スピードが遅い
  3. 復習が甘い
  4. 広い範囲の勉強ができない
  5. 自称進学校と進学校の意識の違い

 

1 完成度が低い

理由はこれです。

様々な観点から見てあらゆる完成度が低いことに気づいていない人が多いです。

自分ができていると思っている物が受験合格者からすると全然できてないないことがよくあります。

英語の単語でいえばできている人は1秒以内に単語帳の訳であれば出てきます。

発音もできます、日本語訳のニュアンスの違いも把握しています、読み上げも早いです、品詞で変形することも知っています、品詞だけでなく自動詞他動詞も区別できています。

単語だけでもこれだけのことを気を付けて出来るようになっています。

一方出来ていない人は、訳が出てくるのが遅い、発音をしてみるとめちゃくちゃ、品詞別の単語帳を使っているのに品詞がわからない、訳の日本語の意味も怪しいことが多々ある、などです

 

何に気を付けてできているのか、その項目が圧倒的に少ないことに気づいていいない状態です。

その結果模試で使えるレベルに達することができずに成績がいつまでも上がってくることはありません。

成績が上がらない理由は必ずあります。

一番目に見えないのがやったけれどもどれくらい気を付けて出来ているかという部分です。

2 スピードが遅い

次にスピードです。

自称進学校となると高校入試の問題で求められる基準が9割以上になるということはほぼありません、7割8割取れれば合格が見えます。

そうなると高校入試の対策で行われるのが取れるところだけを取るやり方です。

ほとんど都道府県の高校入試の場合時間がきついのは数学です。

愛知県の場合は計算問題で結構稼げるので残りの問題で自分の得意分野を頑張れば簡単に7割くらいは取れてしまいます。

その結果時間内に全問解くスピードは必要ないために難易度の低い入試問題を7割取れるようにする勉強になってしまいます。

こうなると条件反射で答える必要がないのでのんびりとした感じになります。

いわゆる超進学校や進学校の場合は9割前提で解く必要があるために、簡単な問題は反射で解けるようにまで仕上げる必要があります。

そこまで仕上げた人が大学受験の勉強をした場合の完成度は、簡単な問題だと条件反射で答えが出せるレベルになります。

自称進学校の受験生は簡単な問題でもかなりゆっくりと答える人が多い印象です。

遅いと困るのが共通テストです。

マーク模試で時間を使って60点分は解けても、80点90点分を解ききることができるかと言われると、解ける問題だとしても間に合わない人がたくさんいると思います。

問題を理解してもスピードが伴っていないのが模試で成績が上がってこない原因の一つになっています。

 

3 復習が甘い

解けなかった問題を解けるようにしてテストや模試の日に合わせるというのは当然なのです。

どうやったら正解できたのかはみんな考えていますますが、自分がなぜ間違えることになってしまったのかを考えている人が少ないです。

復習をするときにどの問題をどのように間違えたから正解させるために何が必要だったのかを把握できている人は、初見問題でも色々な視点で問題を考えるようになります。

正解までの道筋だけを意識して復習をする人と、不正解だった原因と解決方法まで意識して復習する人では初見問題に対する抵抗力が違います。

悩み方をいくつも準備して模試を受けることができるので、捨て問にするときの判断も早くなります。

悩み方をその場で考えている人はだらだらとその問題にこだわってしまうので試験時間を有効に使うことは難しくなってきます。

4 広い範囲の勉強ができない

自称進学校の定期テストでは覚えれば解ける問題が多くなっています。

テスト前の1週間か2週間もあれば点数をとれてしまうレベルです。

つまり短期記憶で間に合ってしまう量の勉強しかしないということです。

難易度の高い問題を解こうとすると、必須で覚えていないといけないものを問題に合わせてどう使うのかを意識しないと解けません。

そうなってくると、範囲を全部丸覚えではなく、必要な要点を絞って覚えるようになります。

要点を絞って覚えるということは同じ量を丸覚えする場合よりも負担は少なくなり、理解が必要になってきます。

ですが、このやり方で勉強ができれば、広い範囲も要点を絞って覚えることができるため、丸覚えと同じ量で覚えた場合範囲は広くなります。

問題を意識して要点を考えて覚えるようにしないと解けない問題を解くためには丸覚えだけではダメということを普段の定期テストで理解できるのは進学校の利点だと思います。

自称進学校のレベルの定期テストではここまでしなくても点数が取れてしまうので、難易度が上がる模試や大学の過去問では勉強方法が適応できないまま本番を迎えることがよくあります。

 

5 自称進学校と進学校の意識の違い

自称進学校と進学校の違いは高校受験時の入試で取る必要がある点数が違うところから差が始まっています。

そこまでしないといけない足りないと気づくのがいつなのかということです。

自称進学校の生徒でも気づいてしまえば、それからの勉強の質は変わってきます。

必要なレベルの理解までしようと思うと必然的に勉強時間は増え、優先すべき勉強が見えてくるので自習時間をどうやって増やそうかと考え始めます。

その感覚が中3の段階で意識する必要がなかった自称進学校の生徒は大学受験の勉強でいつ気付くのかの勝負でもあります。

進学校の生徒で勉強ができる人の中でも勉強が好きな人はそれほど多くいません。

他に好きなことがあってその時間を多く取るためには、勉強に時間を極力使わずにどうやっていい成績を取るかを考えています。

いい成績を取れば自分のしたい事の邪魔をされないだけではなく、サポートをしてくれたりもありえます。

何をすれば結果に繋がりやすいのかを見つける嗅覚が凄い人は勉強でもスポーツでも芸術でもいい成績を取っている気がします。

 

 

 

 

 

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