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勉強をしているのにマーク模試の成績が上がらない生徒の特徴と対策

同じ参考書と問題集で勉強をしていても差がつくことがあります。

共通テストレベルの段階で、その主な原因と対策を教えます。

基本的な勉強として覚えていないといけないものは出来ている前提の対策です。

 

目次

  1. 英語
  2. 数学
  3. 社会

 

1 英語の対策  共通テストレベル

単語・文法・熟語・構文・長文と勉強をしているのにマーク模試や共通テストの過去問で点数が取れないというのをよく聞きます。

共通テストの場合だと時間が足りない人が圧倒的に多いです。

そして読むのが遅いのと本文と設問の往復回数が多いことが原因です。

第1に読むのが遅い人は発音が怪しい人、読み上げが遅い人、書いてあるものを認識することが遅い人に多いです。

日ごろから扱う長文をリスニングテストで聞くレベルの早さで読み上げることができるまでしましょう。

単純に遅いという自覚をもちましょう。単語を見たら反射で読めるくらいはしましょう。

第2に本文と設問の往復が多い人は設問を意識しないで英文を読みすぎです。

入試は全訳してると時間が足りなくなります。

そのため設問の選択肢で正解の判断ができる程度に読む必要があり、設問の内容が頭に入った状態で本文を読むことが大事になってきます。

聞かれていることを頭に入れた状態で本文を読むので一度に処理する作業が増えます。

この作業は一定の実践が必要なので取りくんでみましょう。

今まで意識してこなかった刺激が入ってようやく変わり始めてきます。

慣れてくると60分程度で問題を解き終わるスピードになります。

時間が余る人はそれくらいのスピードで読みます。意識して慣れるまでやってみましょう。

意識しないで実践を繰り返しても刺激が入っていないので出来ることが増えないので意味がありません。

どうしたら時間短縮をしつつ問題を解けるのかを考えて実践してみましょう。

まだ6月だと解く順番で最悪間に合わなくても点数が取れるようにと思っているとスピードはあがりません。

長文の題材に対しての得意不得意ではなく単純に読むのが遅い事と、設問を意識しながら読む事ができていないだけです。

2 数学  共通テストレベル

計算スピードと問題の処理能力のスピードの両方が必要な科目なので、点数が取れない人の特徴としては問題形式に慣れていない人が特に多い科目です。

共通テスト対策の問題集でない限り高校で渡される数学の問題集は共通テストには向いていません。

問題に対して解法を考える問題集に慣れてしまっているという事です。

共通テストでは問題を読んで、その情報を公式や定義や定理に当てはめはするのですが考えられる選択肢をいくつか考えておく必要があります。

公式中の文字の意味を理解して、代入する数値が変化するとどう変わるのかを考える習慣が必要です。

この考え方が基礎の問題集にはほとんど入っていません。

そして演習量をこなすために渡される問題集にも入っていません。

センター試験時代では国公立の少し難しい2次試験でよく使われる方法なので数学を理解している人がする考え方です。

共通テストでは変形や変化以外の計算の難易度は低いので変形に抵抗がなくなって考えられるパターンをすぐ試す習慣がつけば正解できるようになってきます。

課題をこなしていても共通テストでどう出されるかイメージして考えられる可能性を含めて解く必要があります。

受動的な勉強をして、そこまで考えるのはめんどくさいと言っている人はいつまでも解法の可能性に気づかないのでめんどくさがらずに考えるようにしましょう。

3 社会 共通テストレベル

点数が取れない人の特徴として試験範囲の勉強がテスト当日に間に合っていない人が多い科目ですが勉強をしているのに点数が取れない人の特徴は問われ方で何のことか連想できないのが特徴です。

勉強をするときに問題で聞かれた形でしか用語を覚えていないという事です。

一つの出来事に関しては年代・出来事・登場人物・原因・結果・文化・地図の6つは押さえておきたいところです。

問題ではどれが隠されているのかはわからないので一つの出来事に関連する用語が出てきたら連想できるように勉強をしておきましょう。

自分で問題を作れるくらいであれば共通テストレベルでは完璧です。

厳しいという人は問題集の答えを見てどんな問題でどんな選択肢があったのかまで把握するようにすると初見の問題にも対応できるようになってきます。

 

勉強時間のわりにマーク模試で特に点数が取れない3教科の紹介でした。

武田塾で教えている場合でも確認テストの点数には表れにくい特徴なので個別指導で聞きだしています。

自学自習で気づくというのはかなり厳しい特徴になります。

気づくためには模試を受けた後にどうしたら正解することができたのかを考えるようにしないとダメです。

正解させるために知識とパターンがどこまで必要だったのかを考えなければ意識しません。

知らなかったから仕方ないで終わる人はずっと変わらずに物事を深く考えない受動的な勉強のまま終わってしまいます。

どうしたらできたのかを考えて勉強の方向性を修正できるようになれば自学自習でも十分に国公立大学に必要な共通テストの点数を取ることができます。

平均点が60%のテストなので平均的に勉強をしているという意識ではたりません。

同じ勉強時間でほかの受験生よりも多くの事を覚えたり、関連付けたり、できるようになるためにどうしたらいいのかを考え始めてようやく共通テストで70%を超える点数を安定して取れるようになってきます。

勉強時間だけ意識しているとマーク模試では成績が伸びないので問題で聞かれていることと必要な事を意識すると成績は上がるので頑張ってみてください。

何をどこまで意識すればいいのかわからない人は武田塾に入って1対1でがっつりと話し合いながら勉強をすることをお勧めします。

 

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