こんにちは、武田塾小牧校です。
東海県内で特に愛知県内の私立大学は岐阜県や静岡県や三重県と比べると比較的多くあります。
その分愛知県外の岐阜や三重からの受験生も毎年多くいます。
関西や関東と比べて私立大学の入試の難易度が易しめなのも特徴です。
試験範囲はどの科目も同じ全範囲なのできっちり勉強を継続しないと入試問題で合格点を取るのは難しいです。
武田塾のカリキュラムではどの科目も4カ月で愛知県の私立大学であれば過去問で合格最低点が取れるだけの基礎は身に付きます。
そこから過去問に取り掛かって点数が取れない分野を対策していく流れになります。
最初の4カ月とその後の過去問対策などを紹介したいと思います。
目次
1 最初は基礎固め4カ月
4カ月で過去問に入るためには基礎固めをきっちり走り切ることが大事です。
注意するポイントは武田塾チャンネルでも言われている通り「参考書をやった」という捉え方が人によってバラバラになっていることです。
野球部でトスバッティングができたくらいで試合のピッチャーの球を打ち返せると思い込んでるんじゃないかってくらい入試本番の実践を意識しないで勉強をして「参考書をやった」といっていてはダメなんです。
大学受験の勉強は制限時間があって、捨て問もある中で使えるスピードがないと「参考書をやった」とは言えません。
①暗記ものは見たら即答できる
②解けなかった問題が1カ月後でも解けるようにしておく
③わかっていても出てくるミス(いわゆるケアレスミス)を把握して気を付けながらも時間はきっちり間に合わせるスピードで解く
④問題に対して文章で説明ができる(それっぽ用語を並べた説明は✖)
⑤自分がわからなかった所に理由が書いてある(問題集や参考書やノート)
最低でもこの5つができていると言えるレベルで突っ走れば4カ月で過去問には入れます。
武田塾では1科目3時間を目安に宿題を出していますが以前のブログでも紹介したように覚える時間と悩む時間をきっちり分けてしまえば2時間あればなんとかなります。
学校に通いながら放課後に6時間であれば現実的に時間は確保できると思うので全然間に合うカリキュラムになっています。
時間に余裕のある土日に時間に余裕のない平日に向けた勉強の下準備もできます。
やり方を修正していけばまだまだ間に合います。
2 過去問対策
基礎を固めたら過去問を解きます。
過去問は直前ではなく解けるタイミングで解くものです。
どんな問題が出やすいのか傾向を探るためでもありますし、解けるか解けないかを判断するために過去問を数年分解きます。
解いたあとは取れなかった問題をどうしたら取れるようになるのかを分析します。
①どういう選択肢に間違えさせられやすいのか
②時間をかけてでも正解したい問題か、それとも捨て問だったか
③基礎の抜けが発生していて間違いが多発してしまっている問題はあったか
④時間は試験時間15%くらい余らせて最後まで問題を見ることができているか
⑤正解するための条件を調べたら落としちゃいけない問題を落としていなかったか
これくらいは最低でも分析をしてください。
分析が終わったらどこから対策をしたら時間に対して正解率を上げやすいのかを考えてその優先順位で対策を始めます。
①
問題把握が甘く選択肢を絞れないときにどんな書かれ方によく引っかかっていたかを思い出して選択肢を分析
②
入試は2割捨てても合格します。残ってる問題を見てから判断、どの2割を捨てても大丈夫なのかを初見で自分で判断をする意識をもって問題を見る。
③
人間は忘れるものですので気づけば見直しが甘くて忘れているところが発生してしまいます。これはイタチごっこになるので抜けがないようなスケジュールを組んで常日頃から1週間か2週間で基礎のチェックができるようになるまで見るようにしてください。覚えるためではなく何が抜けているのかをチェックできるようになると良い。
④
どれくらいのペースで解けば余裕が生まれるのかを確認するのは大事です。毎年同じ出題形式ででてくるとは限りません。変わった問題と出会ったときはどうしても時間がかかってしまいます、その時の余裕が必要です。あとは本番はどうしても慎重になってしまう人が多いので練習の時よりも時間がかかってしまう場合があるのでその時のための余裕でもあります。
⑤
落ち着いてみれば解けたはずの問題になるのでどうして落としてしまったのかを分析する。焦って設問や選択肢を見間違えたというのはよくあります。
条件を考えれば答えは決まっていたはずなのに確認しきれていなかったなど様々な理由で取れた問題が取れなかったりしています。気を付けるべき要点をしっかりまとめておきましょう。
3 最後は難問対策
ある程度対策が進むと最後は捨て問をどれだけ取りに行くのかというところに行きつきます。
聞かれる内容があまり問題集や模試で聞かれることがないので正解を選ぶことが難しかったりする問題です。
最後に追い込むのであれば志望校の学部の教授の研究分野を調べてください。
問題を作る側も自分のよく知らない範囲よりもよく知っている範囲から解きにくい問題を選ぶ可能性が高いです。
ですので最後は教授の研究分野から山を張っていきましょう。
山を張るのは一通りの勉強と対策が終わってからです。
基礎も終わってない状態で山を張るの外れた時のリスクが高すぎて危険です、むしろ合格する気すら見えてきません。
大学受験ではある程度出る問題の形式は決まっているのでどの分野が出やすいのかを考えて出やすいところの問題からつぶしていく方法が一番効率的に勉強できます。
ただ範囲が広いので数カ月単位で動いていきましょう。
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