こんにちは、武田塾小牧校です。
もうすぐ春休みですね。
自由な時間が増える時期でもあるのでこの時間を使ってめいいっぱい勉強や部活や遊びをするべきです。
予備校ですがこの時期に関しては勉強しかするなとはいいません。
なぜならば、時間があればできると思っていては国公立に行くための共通テストの勉強で失敗するからです。
必要なものは広い範囲を狙った日に仕上げる勉強です。
高校の範囲は中学校の範囲よりも広いことはよく知られてます。
時間をかければできると思って勉強時間だけ増やしたところで撃沈します。
それはどの学校の合格実績を見てみればわかると思います。
学校の先生達や先輩達は国公立に行くと言っていたはずなのに蓋を開けてみれば思ったより実績が少ない。
それはつまり行くのに必要な点数を取れなかった先輩が多くいたということです。
受験生なので気合は十分にあったはずです。ただ時間をかければどうにかなる量ではないので間に合わなかったかやり方を誤ってしまったかのどちらかだと思います。
なので今回は広い範囲の勉強の仕方を紹介したいと思います。
中学生や高校生のみなさん、復習の仕方を教えてもらったことはありますか？
この質問を受験相談で聞いたときにほとんどの人がないと答えます。
学校や塾・予備校から復習をしろとはいわれますがどうやってするのかは本人任せです。
定期テストや模試で勉強した内容と似た問題が解けなかったときに復習が足りなかったと思った人はそれ以降復習の仕方を定期テストや模試で似た問題が解けるようにもっと念入りに復習をするようになります。
ちょっと復習が甘くて似た問題が解けなくてもちょっと文字や数字が変わってたからと思う人は解けない状態で次を迎えます。
塾や予備校では復習をするまで次の授業・個別指導を受けるなというと経営上はよろしくないのでいいません。
そしてそのまま受け続けて失敗した後は周りから復習をしなかったお前が悪いと理不尽に言われます。
このように復習を具体的に教えてくれるいい人に出会わなければ具体的に大きな団体が教えてくれることはほとんど聞いたことがありません。
武田塾ではこの復習ってこうしたらいいんだよというところからまずは教えます。
これを教えておかないと個別指導や質問対応で教えたところで右から左へ受け流されてしまうので非常に大事なのです。
目次
1 学校や塾・予備校では教えてくれない復習の方法
復習・・・習ったことを繰り返し学習すること。
辞書にもこう書いてある通り繰り返し学習することをいいます。
少ない量であれば全部すれば済む話ですが大学受験の範囲は広いので一通りといっても1カ月や2カ月かかる範囲もあります。
2周目をするころにはほとんど忘れてしまいます。
復習をするときのためには
①解いた日付を問題番号の横に書いておく
②その問題が不正解だった場合は×をつける
③ルーズリーフか解説にどうして間違えたのか書いておく（正解だけを赤で書き写すというのだけはやめましょう、それはただの正解です）
この３つを実行してください。
この３つを参考にして復習するべき問題の優先度が決まってきます。
①は次の復習のタイミングのために使います。
②は復習をするときにすでに正解していたり、覚えているものをする必要がないからです。
③復習をするときに間違えた理由を見て自分がどう間違えたかをすぐに思い出すために書きます。復習をするときは初見ではないので解きなおしをしている途中で思い出してしまえばその問題を正解させることは可能です。ただそれならば初めから解説を見て自分がどう間違えたかをすみやかに思い出したほうがはるかに早く終わります。
①②③を勉強をするときに実行していくのが復習の方法です。
あとは解きなおしをした方が良い問題なのか見直しで済む問題なのかを時間や理解度に応じて変えてください。
解きなおすだけが復習ではないので見て思い出すだけで済む問題もあることをしっていると復習の効率はずっと楽になります。
武田塾ではまず最初に復習ってこうするんだよと塾長の本や初回特訓で教えます。
2 復習のタイミング
復習のタイミングはその日間違えた問題はその日の範囲が終わったらすぐに解けるまで繰り返しましょう。
次にするのは1週間以内に2回・2日しましょう。
武田塾では1週間を1サイクルとしているので5日目と6日目は必ず見直し解きなおしをする復習日としてます。
2日もする必要があるのかと思う人がたくさんいると思いますが2日しても完璧にならないことを実行してみれば理解できると思います。
その次は1カ月後に1か月分を復習します。
このときに復習の方法で書いた②と③がないととてつもない量になります。
全部見る時間はないが勉強した範囲をできるようにしないといけない、広い範囲を見直して今現在解けない・理解してない問題はどれなのかわからない、とりあえず苦手そうなのからしてみるか
と、ならないように②と③をします。
入試は1日で高校3年分全範囲から問題を出してきます。
この全範囲からというのが定期テストの量の比ではありません。
計画的に自分に合うタイミングで復習を実行して広い範囲をカバーしていく勉強方法に変えなければ入試は乗り切れないんです。
これが受験で思ったよりも合格実績が悪くなっている原因になっています。
難関の学校であるならば基礎ができていても難問に苦労することは十分にあり得ますが共通テストのボーダーが６５％前後の大学であればこの方法とテスト形式慣れと対策をしていれば十分にクリアすることができます。
一度解いて解説を見て理解した問題に対して大丈夫と思っている受験生が非常に多いということです。
現役で大阪大学の理学療法に合格した生徒は一度間違えた物理の問題をその日のうちに解けるようにして復習日1日目に解きなおしをしたところまた間違えてしまい焦ったと話してました。
一度間違える問題というのはかなりやっかいなのですぐ理解が伴って解けるようにはならないのです。
3 復習の出来の確認
最後に本当に復習ができているのかの確認の仕方についてです。
テスト形式で解きなおしをするのが一番です。
答えがちらちら見えるところではしないで問題と解答用紙という状況で確実に正確に正解しきるかどうかを確認してみてください。
全部することができないのであれば問題を見てどのように解けば答えが導けるのかを全てイメージできるかどうかで判断してください。
あと参考にですが答えから問題までの逆算ができるくらいするのも便利な方法です。
苦手な問題などは逆算できる程度まで繰り返し触れるといざ試験の時に便利です。
ここまでしてると解き方のパターンまで頭に入るのでとりあえず覚えてるパターンを全て試してみて解けるところまでは解いて止まったらすぐ別の問題に行くという判断が即決できます。
復習の出来というのを定期テストや模試や学校の小テストだけで確認している人は本番で失敗するまで気づかないということが起きます。
勉強だからしない人が多いのであってこれが部活や習い事であったら絶対にみんなあり得ないと思うことでしょう。
野球やサッカーだと道具（参考書や問題集）をそろえます、ルール（単語や文法や漢字や歴史）を覚えます。
さぁ試合（試験）だと言って勝てますか？
吹奏楽部でも楽器をそろえます、楽譜を読めるようにします。
そしてコンクルールに出る勇気はありますか？
部活や習い事であれば道具やルールを覚えた後に様々な部分練習をします。
しかも1回できても何回も繰り返して確実な再現性を求めて繰り返します。
そうしないと本番で不測の事態が起きた時に対処できないからです。
勉強でも同じです。
勉強した内容を本番までに確実に早く再現できるかを確認する必要があります。
これを理解できる人は本番までに繰り返しできなかった問題に対して気を配ります。
色々な塾・予備校や高校の合格体験記で言っている基礎が大事なので完璧に理解できるまで繰り返した方がいいという言葉が飛び交いますがこういう再現性のことを言っていると思います。
広い範囲を勉強する方法はどうでしたでしょうか？
ある程度の勉強時間は必要ですががむしゃらにするよりもどうしたら早く思い出すことができるのか考えたり、自分が復習した方がいい問題がどれなのかをわかりやすくするなどの工夫をしないと大学受験の範囲というものはクリアできません。
気合だけでなく計画を立てて修正をしながら復習をして受験勉強を頑張ってください。
武田塾小牧校には小牧高校・小牧南高校、小牧市内から名古屋市・春日井市・江南市・一宮市・犬山市の高校に通う生徒が通っています。
スケジュール管理、ノート・参考書チェック、確認テストを受けて確実に身に着けていく勉強を継続して成績を伸ばしています。
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