こんにちは、武田塾小牧校です。
いよいよ12月も終盤間近で、共通テストまでのカウントダウンが近づいてきていますね。学校での授業もほとんど終わり共通テスト対策になってきているかと思います。
今回は、これから使用する頻度が増えてくる実戦模試や黒本の活用方法についてお話しようと思います。
目次
共通テスト予想問題の活用方法
最初に確認ですが、みなさんは共通テスト予想問題をどのように活用していますか?
解く→答え合わせする→順位と判定みる→一喜一憂する。
そんな活用をしていないでしょうか?または、
解く→終わり。
なんてもったいない使い方はしてないですよね?
予想問題は必ず解いた当日か翌日中に答え合わせと一緒に間違い直しまでしましょう。
当たり前のことに思えますが実はできていない人が多いです。では、具体的にどのようにやればいいのか、メリットデメリットまで詳しく書いていきたいと思います。
間違い直しが高得点への近道
まず、間違い直しと言っても一概にこれが正しいと断言できるものはなく、正解もありませんが、私は間違い直し=この先類題含め同じ問題を二度と間違えないためのツールの一つと考えています。
よって基本的に間違えた設問を直していくのですが、その際自分がどのように考えていて、どの部分がどう違ったのかわかるまで解説を読み込みましょう。
ただ、そのためには問題を解く段階で設問の選択肢ごとに傍線部等を引いて他の選択肢が誤りだという根拠を示しながら解いていく必要があります。
共通テスト本番ではそのような時間・余裕はないと思いますが、実戦模試や黒本では十分可能だと思うので、本番同様に緊張感を持ってやりたい人や、時間を測り本番のペースを定めていきたいなどの理由がないのであれば、この方法をお勧めします。
間違い直しのデメリット
順番が前後しましたが、デメリットとメリットについても触れておこうと思います。あくまでも私見ですのでご容赦願います。
先にデメリットですが基礎の確立が必須であること、これに尽きます。
例えば「社会」を直していく場合、問題はおそらく四択問題で、「次の選択肢のうち、正しいものを一つ選べ」が多いと思います。
その際正しい一つの選択肢以外、つまり三つの選択肢は誤りで、どこが間違っていて正しくはこれである、というように理解度を確認しつつ進めなければいけません。
基礎がなければ膨大な時間を要し、効率性が失われます。もし実戦模試や黒本を解いていて大半が不正解で直してばかりという人は今すぐにでも教科書を読み、基礎を固めたほうが良いです。
間違い直しのメリット
次にメリットですが、一言で表すなら「経験値」です。
皆さんが解いている模試は共通テストの過去問題がほとんどなく大手塾が予想して作成しているものが多いので問題の質はかなり高いものになっています。
そして質が高いだけでなく多種多様です。様々な角度から各単元にアプローチをしている問題にたくさん触れられるということはそれだけ本番でも類題にあたる可能性が高いということです。
ここで、最初に述べた「間違い直し=この先類題含め同じ問題を二度と間違えないためのツールの一つ」ということを意識下において勉強さえしていれば、初見問題でも既視感を覚えるはずです。
問題は無限に作れそうに見えても、出題者が作りたい・作りやすい問題が存在しているのは事実でそれこそがメリットである経験値へと繋がると考えています。
おわりに
第一志望に合格するというゴールには高い得点が必要で、そのためには模試や予想問題で点数をある程度の水準で安定させることが必要不可欠です。本番は必ず緊張します。
力も100%出し切れる人はほんの一握りです。そのためにも、普段からたくさんの問題に触れて、完全な初見問題を無くせば共通テスト本番も顔見知りの問題ばかりです。
あと残すところもわずかですが、体調管理も怠ることなく勉強を頑張ってください!
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