こんにちは、武田塾小牧校です。
皆さんは選挙に行ったことありますか?数年前に選挙権が18歳から与えられるようになりました。なので高校3年生の中にも行ったことのある人がいるのではないでしょうか。
また、最近アメリカ大統領選挙が話題になりましたが、日本の選挙とアメリカの選挙の違いが分からない人もいるのではないでしょうか。
また、第二弾として、アメリカ大統領選挙で不正が疑われている理由について執筆しています。こちらも併せて読んでみてください!
目次
日本の選挙制度
上院(参議院)
・任期:6年(3年ごとに半数が改選)
・定数:245人(2022年から248人)
・選挙方式:選挙区(1または2都道府県ごとに2~12人)74人+比例代表50人
下院(衆議院)
・任期:4年
・定数:465人
・選挙方式:小選挙区(1選挙区で1人)289人+比例代表176人
首相の選び方
①衆議院と参議院で投票を行い過半数を得た者が指名される。
②もし過半数を得た者がいない場合は上位2名で決戦投票を行い多い方が指名される。
③もし衆議院と参議院とが異なった指名の議決をした場合は両議院の協議会を開く。
④もしそこでも意見が一致しなければ衆議院の議決が優先される。
アメリカの選挙制度
上院(元老院)
・任期:6年(2年ごとに1/3改選)
・定数:100人
・選挙方式:小選挙区制(各州2人ずつ)
下院(代議院)
・任期:2年
・定数:435人
・選挙方式:小選挙区制(人口比率に応じて各州1~53議席)
大統領の選び方
①各州で投票を行い最も得票数の多かった政党がその州の(上院+下院)の議席数と等しい数の選挙人を獲得する。また、ワシントンD.C.からも3人選出する。
②選挙人を過半数(270人)を獲得した候補者が当選する。
③もし、過半数を獲得した候補者がいない場合は下院で各州を1票とした投票を行い、過半数(26票)を得た候補者が当選する。
日本とアメリカの選挙の違い
さて、ここまで日本とアメリカの選挙を簡単にまとめましたが日本とアメリカの選挙はどのように違うのでしょうか。
そもそも、日本は「日本」という一つの国である単一国家です。対して、アメリカは50の国(州)が集まった連邦国家です。なので、日本と違いアメリカは上院、下院、大統領選すべての選挙は各州ごとに行われます。
日本の首相は衆議院と参議院で決められ国民が直接選ぶわけではありませが、アメリカの大統領は国民の投票によって決められます。
日本では特別な場合を除いて、投票所での期日前または選挙日の投票しか認められていませんが、アメリカでは投票所での投票のほかに郵便での投票が認められています。
このように同じ「選挙」でも国によって大きく違います。
どちらの方法もメリット、デメリットがあり、また選挙には歴史的背景が大きく関わってきます。もし興味が湧いてきたら、是非大学で専門的に学んでみてください!
関連記事
無料で武田塾の勉強法を学べる!
武田塾では『無料受験相談』を実施しております。
- 志望校に逆転合格する勉強法
- あなたにぴったりの参考書紹介
- 武田塾の詳細や料金説明など
入塾義務はございませんので、お気軽にお近くの武田塾までお問合せください。