こんにちは、武田塾小牧校です。
小牧南高校で配られて課題にも出されるニューグローバルβについて紹介します。
目次
1 レベルは地方国公立・愛知県内私立大学
志望校が地方国公立・愛知県内私立大学で数学受験を予定している生徒であればこれ一冊と過去問で対策は間に合います。
ただ大学受験の入試レベルでいえば入試の基本問題の集まりになるので、立式までに時間がかかる生徒は数学の基本(受験の基本ではない)が抜けているのでこの問題集をする前により簡単な問題集をした方がよいです。
定義・定理・公式を覚えていない状態でする問題集ではないので段階を踏まえて使用するのが良いです。
そして、ニューグローバルβの問題は問題文に書いてある情報を理解して解くことを目的とするのではなく、こういう問題はこのパターンで解く問題であるということを知ることを目的に扱う方が大学受験においては効率的です。
別冊解答がない場合はめちゃくちゃ時間の浪費になるので、初見で最後まで解答を書ける問題が80%以上ないのであればお勧めしません。
さっさと別冊解答の中古を通販で買ってください。
大学受験は所詮答えが決まっている問題をどう答えまで持っていくのかを制限時間内に争う勝負です。
手順を勉強することが大事であって、手順を探し出す時間はただの無駄な時間です。
2 共通テストの対策にはお勧めしません
以前のセンター試験であれば問題に対しての解法というものがある程度のパターンでなんとかなりましたが、共通テストでは厳しいものがあります。
マーク模試で1A・2Bともに70点を超えている生徒は個別入試の過去問対策に向けてある程度の問題パターンを知るためにすることはありだと思います。
70点取れていない人の場合は共通テスト形式の問題をたくさん解きましょう。
解くためのスピードが全然足りていません。
計算スピードではなく問題文を読んで、どのような形を求められているのかを判断するスピードです。
この問題集や高校2年生までの定期テストでは問題形式の違いでこの手のスピードがなかなかつきません。
問題の答えを見ればわかるけれども、初見で見たときに自分でその可能性を考えて実践して確信することを制限時間内に間に合わせながらするということは時間に追われながら解くということを経験しないと意識できません。
それをこの問題集でするのはめちゃくちゃ理解力があり、問題への応用力がある生徒でないとできません。
そしてそれが初めからできていたら数学で苦労はしていないので共通テストには共通テスト形式の問題で対策をするのをお勧めします。
3 絶対に解答編とセットで使う問題集です
大学への進学を目的としてこの問題集を利用しているのであれば別冊の解答編を一緒に使いましょう。
大学受験の一定のレベルまでの勉強では「どうしてその手順で答えまでいけるのか」を問題を通じて勉強することが大事です。
ニューグローバルβは完全にそのレベルに収まっています。
その上で問題パターンを増やすことが大事なのであの量になっています。
そして、そのために別冊の分厚い解答編があります。
解答編を渡さずにやってこいというのはかなりめちゃくちゃな勉強方法です。
勉強の理想としてはわからない問題をあれこれと調べまて、人に聞いて、そのヒントを元に答えまで辿り着くのはわかります。
しかし、それを実行する時間と復習をする時間が与えられている状況ではないというのが現実です。
成長期の高校生に睡眠時間を削ってまで勉強をさせて、昼間に眠たくなるまで追い込むことはただの虐待です。
ニューグローバルβをする場合はまず解答編とセットで勉強ができる環境作りを最優先にしましょう。
(答えを写して受験に失敗するのは受験生本人です。
当日解説を持ち込んで受験をしたところで上手くいくわけがありません。
そのまま不合格処分です。
ちゃんと勉強して、大学に行きたい受験生に自動的に枠を譲ってくれるいい人になるだけです。
学校は解答編を配布しましょう。
ちゃんと勉強をする人は解答編がある場合とない場合では数倍は時間当たりでの勉強効率が変わります。
この損失を無くすだけでおそらく受験結果はもっと伸びると思います。)
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