本日は受験相談の時に実際いただいた質問の中から、「参考書で勉強すると何がよいのですか?」について回答していきます。
目次
圧倒的に早い!
学校の授業では1週間に1章しか進まない英文法でも、参考書なら1週間で8章進めることができます。
さらに復習する機会もあるので、ペースが早いうえに繰り返しできるという、量も質も圧倒的に効率のよい勉強法です。
例えば、学校で使用している英文法の教材で『Next Stage』があります。学校ではおよそ1年かけてこの1冊を終わらせますが、1年後まで第1章の内容を覚えていられるでしょうか。たぶん、多くの学生が忘れてしまっていると思います。
参考書を使った自学自習なら最短1ヶ月で終わらせることができるので、完全に忘れてしまう前に2周目、3周目と繰り返し学習することができます。
毎週定期テスト状態!
みなさんが最も勉強するのは試験前ではないでしょうか?
参考書を使って勉強するときは、1週間の締めくくりに、その週に学習した範囲からランダムで同じ問題をテストしてください。
そして、満足のいく正答率だったら合格として先へ進む、不合格であればもう1週間同じ範囲を学習しましょう。(武田塾ではこれを確認テストとよび、80点が合格ラインになっています。)
こうすることで日々の学習に甘えが出るのを防止し、常に緊張感を持って取り組むことができます。
完璧になるまで徹底的に繰り返すことができる!
テストで不合格だったときや、計画通りに課題をこなせなかったときは、次の週も同じ範囲をやり直します。
これまで、「やりっぱなし・解きっぱなし」にしてきた人は、ここで勉強方法を根本的に変えましょう。
できた問題とできなかった問題にそれぞれ印をつけ、できなかった問題は解答と解説を読み、それでも分からなければ先生に聞き、完璧に理解しなおすようにしてください。
その際、間違えた理由も書き込んでください。その日解いた問題をその日のうちに全問正解するまで繰り返すとよいでしょう。
学校の授業では進度の関係で「やりっぱなし」にせざるを得なかった問題も、参考書なら自分のペースに合わせて、完璧になるまで繰り返すことができます。
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