ブログ

【場合の数を苦手にしないにために】PとCの違いを詳しく解説!【武田塾国分寺校】

国分寺市/小金井市/小平市/国立市/立川市/調布市/府中市/多摩市/東村山市にお住まいの皆様、そして国分寺駅周辺で人気の学習塾・予備校をお探しの皆様こんにちは!

武田塾国分寺校(042-312-0364 です。

→武田塾国分寺校のHPはこちら!

 

今回は、「PとCの違いについて解説していきます!

 

 

「勉強の仕方がわからない・・・」
 
「数学の成績があがらない・・・」
 
「第一志望に受かるかわからない・・・」

そんな疑問や不安を抱えている君!

武田塾では無料受験相談を実施しています。

近隣では国分寺校のほかに、

武田塾立川校042-548-5977

→武田塾立川校のHPはこちら!

武田塾武蔵境校0120-769-977

→武田塾武蔵境校のHPはこちら!

武田塾高円寺校042-548-5977

→武田塾高円寺校のHPはこちら!

でも無料受験相談を行っています!

ぜひ最寄りの武田塾の無料受験相談にいらしてください!

無料受験相談

 

 

はじめに

IMG_1693

 

こんにちは!武田塾国分寺校(042-312-0364 の大石です!

今回も以前から引き続き数学シリーズの記事になります!

ここまで、「絶対値」「必要十分条件」と紹介してきて、今回のテーマは「順列と組み合わせ」です!

これもこれでまた苦手な人が多い分野だとは思いますが、今回もそんな苦手にしている人に向けて解説をしていきます!

 

なお、以前の絶対値の記事と必要十分条件の記事は以下よりご覧ください!

 

【絶対値】

 

【必要十分条件】

 

いつ、どこで習う?

IMG_0017

 

解説を始める前に、今回もいつどこで習うのかどうかを確認していきましょう!

順列と組み合わせは主に、高校1年生で履修する数学Aの「場合の数と確率」という分野で習います。(教科書によってタイトルは様々かもしれないですが…)

共通テストでは選択科目の一つとして出題され、図形が苦手という人は図形の代わりにこちらと整数の問題を選ぶことが多くあります。

また、以前紹介した必要十分条件とは違い、私大入試などでも出題頻度は高いです。

 

順列とは?

IMG_1825

 

ではここからは、順列とは何か、組み合わせとは何か、をそれぞれ解説していきます!まずは順列からです!

順列とは簡単にいうと、「並べ替え」のことを指します。

問題でいうと、「1〜4の4つの数字を並べ替えて4桁の数字を作る。」という趣旨のような問題のことです。

もちろん一概に並べ替えると言っても、一列に並べ替えるものの他にも、円形に並べ替える「円順列」、円形に並べ替えたものをひっくり返して同じになるものを1種類とみなす「数珠順列」などと言ったものもあります。

こちらの順列の問題は、小学生・中学生で習った「樹形図」を用いることで解くことも可能なので、「試験中樹形図書きまくったわ!」という人も少なからず、いや、たくさんいるはずです。

 

組み合わせとは?

IMG_1697

 

では次に、組み合わせとは何かを解説します!

組み合わせとは、いって仕舞えばそのまま「組み合わせ」ということになりますが、順列と大きく違うのは、「ものを取り出す順番を気にしない」ということになります。

問題の形式としては、「1〜4の4つの数字から2つを選ぶ。」といった問題になります。

この問題で注意が必要なのは例えば「「1、3」の組と「3、1」の組は同じ!」ということです。

先も言った通り、「取り出す順番は気にしない」ので、上記の2組は同じものとなるということになります。

なのでこの問題では、同じ組になるものを消していかなければならない「樹形図」を使って書きまくる戦法は通用しないのです!

 

どっちがPでどっちがC?

IMG_1958

 

ここまで「順列」と「組み合わせ」の2つを解説していきました。

ということでここでは、今回の記事の本題である、「どっちがPでどっちがCなのか」について解説していきます!

 

実はこの違い、PとCの由来を知っていれば区別も何の問題もないのですが、PはPermutation、日本語で言うと「順列」という意味の英語の頭文字なのです。

正直「パーミュテーション」と言われてもピンとこない人が多いと思いますが、もう一つのCはCombination、日本語で「組み合わせ」という意味の英語の頭文字となっています。

「コンビネーション」であれば、聞き覚えのある人もたくさんいると思うので、Cはコンビネーション(組み合わせ)のCと覚えましょう!

 

どうでしょうか?意外とどうってことないじゃんと思っていただけたら良いのですが…。

なにはともあれ、これで2つの区別の仕方を解説したので、続いてはそれぞれの計算の仕方を解説します!

 

P(順列)の計算方法

まずはPから説明します!

Pは、先も言った通り樹形図と同じようなものなので、計算も割とシンプルなものになります。

公式として書くと以下のようになります。

「異なるn個のものの中から異なるr個を取り出して1列に並べる順列の個数は、nPr = n(n-1)(n-2).............(n-r+1)=n!/(n-r)! (r≦n)」

ここでの「!」は階乗といって、1から特定の自然数までの自然数を1つずつ掛けていったものの積を表します。(ですので、5!であれば、1*2*3*4*5=120ということになります。)

正直式にされても「?」となってしまうと思うので、先ほどあげた例題で実際に計算をしてみましょう!

 

問. 1〜4の4つの数字を並べ替えて4桁の数字を作るとき、できる整数の数は何個か。

解. 求める個数は、異なる4個の整数から4個を取って並べる順列の総数なので、4P4 = 4*3*2*1 = 24個

 

いかがでしょう?もう少しわかりやすく噛み砕いて説明すると、合計の個数から取り出す個数の数だけ数字を順に掛けていく、ということになります。

ではもう1問やってみましょう!

 

問. 1〜6の6つの数字の中から異なる3個を取り出して1列に並べたとき、できる3桁の整数は何個か。

解. 求める個数は、異なる6個の整数から3個を取って並べる順列の総数なので、6P3 = 6*5*4 = 120個

 

どうでしょう?だいぶ慣れてきたのではないでしょうか?

ここまで来れば、あとは色々な問題に合わせて解き方のパターンを覚えるのみですので、たくさん演習をしていってください!

 

C(組み合わせ)の計算方法

さて、続いてはCについてです!

こっちについては、樹形図で簡単に個数を数えられるものではないので、ちょっと難しいかもしれません。

ですが考え方としては、「1列に並べたものの中に、同じ組み合わせになるものが何通りずつあるのかを数える」というふうに考えてみると、見方も変わると思います。

実際の公式は以下のようになります。

「異なるn個のものの中から異なるr個をとる組み合わせの個数は、nCr = nPr/r! = n(n-1)(n-2)......(n-r+1)/r(r-1).....3*2*1 = n!/r!(n-r)!」

どうでしょうか?先のPよりもだいぶ複雑に見えると思います。この式の構造を先に解説すると、分子にはnから順番に数字をr個並べてあげて、分母には数字を1からr個並べてあげます。

日本語で説明されてもイメージがつきにくいと思うので、実際に問題をやってみましょう!

 

問. AさんからGさんまでの7人から3人を選ぶときの場合の数は何通りか。

解. 7C3 = 7*6*5/3*2*1 = 35通り

 

いかがでしょう?思っていたよりも単純なのではないでしょうか?

念の為、もう1問やってみましょう!

 

問. 9人を4人、3人、2人の3組に分ける方法は何通りあるか。

解. (9C4)*(5C3)*(2C2) = (9*8*7*6/4*3*2*1)*(5*4*3/3*2*1)*(2*1/2*1) = 1260通り

 

どうでしょうか?ちょっと難しかったかもしれませんが、9人から4人を選ぶ「組み合わせ」であるので、この問題でもCを使います。(見やすくするために便宜上括弧をつけました。)

組み合わせも順列同様、色々な問題に合わせて解き方のパターンを覚えることが必要ですので、いろいろな問題を解いてみていってください!

 

まとめ

IMG_1696

 

今回は、「PとCの違い」について紹介していきました!

今回の記事で2つの区別の仕方は意外と簡単だったと思っていただけたのではないでしょうか?

ただこの分野で大事なのは、これらを使って様々な形式の問題を解いていくことです。

そのためには、自分が様々な記事で述べているように、様々な解き方のパターンを覚えて、それを色々な問題に応用していくことが大事です。

「公式覚えられた!」で終わるのではなく「公式を使って問題を解けた!」となれるように頑張ってください!

 

ですが、「他の分野も手こずってる・・・」「定期テストに間に合わない・・・」

というような方もおられるのではないでしょうか?

そんな時は是非!武田塾国分寺校042-312-0364) にご相談ください!

武田塾国分寺校では、「無料受験相談」というものを行っております。

受験や勉強に関するさまざまなお悩みを受け付けております。

ぜひ、お気軽にご相談ください!

皆さんのご来校をお待ちしております!

無料受験相談

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

武田塾国分寺校

TEL042-312-0364 FAX042-312-0364

HPhttps://www.takeda.tv/kokubunji/

 

住所

〒185-0021

東京都国分寺市南町3-17-2東海ビル2F

地図はこちらから!(Google Maps のサイトに移動します)

 

最寄り駅

JR中央線、西武国分寺線・多摩湖線 国分寺駅

南口より徒歩1分

 

受付時間

・月〜土

電話受付時間    10:00〜22:00

自習室利用可能時間 10:00〜22:00

 

毎週ブログを更新中!そのほかの記事はこちらから!

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

 

☆おすすめ記事☆

【シス単、速熟…】1週間で単語を400個覚える方法とは?

【副詞と接続詞の違いを解説!】あやふやではありませんか?英語文法

【行けるなら行け!】「オープンキャンパスってなにをすればいいの?」を解説します!

【1年経っても】野球の強い大学はどこ???【WBCロスです】

 

☆合格体験記ピックアップ☆

【合格体験記 24’】自分流を改善して明治大学に合格!

【合格体験記 24’】部活ばっかから勉強に集中して都立大に!

【合格体験記 24’】量を制して中央大に合格!

【合格体験記 24’】常に目標を持って勉強し東洋大学に!

関連記事

【授業をしないって?】「武田塾ってどんな塾?」を解説します!!【武田塾国分寺校】

「何をしているかわからない」と言われることの多い武田塾、その中身を徹底解説します!

【駅から徒歩1分!】校舎の中を全部お見せします!【武田塾国分寺校】

武田塾国分寺校の中身を余すとこなくお見せします!

武田塾国分寺校の受験相談って何ができるの?【武田塾国分寺校】

「無料受験相談って何をするの?」という疑問にお答えします!

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる