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今回は、「私立文系の選択科目の選び方」について解説していきます!
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文系の選択科目は?
今回は、まもなく本格的な受験生を目前に控えた文系の方向けに、どの科目を選べばいいのかを解説していきます。
その前に、そもそも「文系の選択科目ってなんだ?」という人のために、どんな選択肢があるのかを紹介します。
まず、文系の人が受験をするには基本的に、私立志望なら「英語・国語・社会OR文系数学1つ」、国公立志望なら「英語・国語・社会2つ・文系数学・理科2つ」がそれぞれ必要になります。
選択科目とは、上記の「社会OR文系数学1つ」、「社会2つ」、「理科2つ」のことを言います。
社会の選択肢は、世界史、日本史、地理、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政治・経済の7つです。
理科の選択肢は、物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物、地学基礎、地学の8つです。
こう見ると選択肢が多くて、選ぶのも大変そうです。
なので次からは、私立志望、国公立志望社会、国公立志望理科に分けて解説していきます。
なお、国公立の選択科目は、別の記事でまとめていくので、そちらをご覧ください!
私立志望の選択科目(社会OR文系数学1つ)
では、私立志望の選択科目について解説していきます。
私立志望の場合、選択肢となるのは、世界史B、日本史B、地理B、政治経済、文系数学あたりです。
なぜこれだけ絞ったかというと、「大学・学部によって使える科目が限られるから!」です。
例えば、私立のトップ2である早稲田大学と慶應義塾大学の各文系学部で使える科目は以下の通りです。
ご覧のように、使える科目がかなり限定されています。
なのでまずは、志望校がある程度決まっているのであれば、その大学・学部で使用可能な科目を選んでみてください!
ただ、まだちゃんと志望校が決まっていない方も多いと思います。
そんな方向けに、各科目の特徴を簡単に解説します!
日本史B
日本史Bは、暗記量がかなり多いです。
ただ、このあと紹介する世界史Bと比べると少ないと思います。
それは、「小中でやってきた知識を活かせる!」のと「一国のみの歴史」だからです。
ただその分、教科書のコラムや注に書いてあるような知識が出題されることもあるので、深く勉強する必要があります。
世界史B
おそらく、今回紹介する中で1番暗記量が多いのが世界史Bではないでしょうか?
それはもちろん、アメリカ史、ヨーロッパ史、中国史・・・など、様々な国の歴史を覚えなければいけないからです!
さらに日本史と違うのは、高校になって初めて世界史をやることが多いと思うので、「今までやった知識」がほとんど無い!ということです。
なので、最初はかなりゴチャゴチャッ、としてしまうかもしれませんが、流れがわかるようになると楽しくなるようになります。
地理B
地理は、上記2つと比べれば暗記量は少ないのではないかと思います。
ただ地理の場合は、表やグラフから読み取るような問題が多く出題されます。
ですので、「少し理系によった社会」のような科目になります。
またもちろん「地理」というくらいなので、「地図が苦手だ~」という人は注意です!
政治経済
続いては政治経済です。
こちらも、歴史2つに比べたら暗記量は少ないです。
なので、選択科目の中で最も短期間での勝負がしやすい科目と言えるでしょう。
というのも、政治経済の問題には、一般教養があれば解ける、という問題がそこそこあります。
覚える内容も一般常識によったものが多いので、元からそういった知識が多い人はすぐに結果が出るでしょう。
ただ、地理と同じで思考力が必要になるので、ただ暗記するだけの勉強をするとあとで後悔します。
また、私立では使える大学もかなり限られるので、かなり注意が必要です。
文系数学
最後は文系数学です。
「私文なのに数学なんか選ぶかよ!」という方もたくさんいると思います。
確かにそうですが、数学が得意ならば数学を選ぶのはかなりアリです!
というのも、暗記量は社会科目よりもはるかに少ないです。
そのうえ、平均点が低く出やすいので、得点調整の際に有利に働きやすい科目でもあります。
また、問題次第で満点も狙うことができるので、得点を稼ぐにはおすすめです。
ですが、お分かりの方も多いと思いますが、「一つミスをすると全部間違える。」ということにもなりかねないのが数学です。
なので、「本番でケアレスミスをしない。」ことが重要になります。
もちろん、他に比べてはるかに思考力を必要とする科目でもあるので、数学が得意でない限りえらばない方がいいです。
私文の選択科目まとめ!!
いかがでしたでしょうか?
各科目のメリット、デメリットを解説していきましたが、「じゃあどれがいいの?」と聞かれたら結局、
「好みによる」という回答になると思います。
それぞれ得意不得意があると思うので、まずはそこを考慮しましょう。
ですので、選び方としては、
①好みに合わせる!
②科目の特徴に合わせる!
③志望校に合わせる!
この3点を考えながら選んでいってください!
ですが、「それでもなかなか決まらない・・・」「志望校も決まってない・・・」
というような方も多いのではないでしょうか?
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