こんにちは。偏差値40台から逆転合格で同じみ、武田塾小岩校です。
英語で高得点を取るためには、速読力が必要です。
本日は、速読力を身につけるシャドーイングをお伝えいたします！
速読力ってどうして必要なの？
近年の受験英語は、これまでに比べて超長文化しています。
2021年から始まった大学共通テスト試験。
一年目の英語リーディング試験と、現在のリーディング試験は、
別物と言っていいぐらいの変化を見せています。
まず、2021年のリーディングは、80分で4500Wordsを読むようなボリュームでした。
しかし、年々増えていき、
2024年1月の共通テストリーディングは、
同じ80分間で6500Wordsを読む必要があるボリュームになっています。
これがどれくらいの早さなのかというと...
高校生の英文を読む速度は、1分間に80Wordsと言われています。
これに対して、ネイティブスピーカーの速度は、1分間に200Wordsと、
日本人の2.5倍の速さです。
そして、共通テストリーディングに振り返って見ると、
80分間で、6500Wordsを読んで問題を回答しなければならないため、
「読む」ことにかけられる時間は50分程度と思っていいでしょう。
とすると、1分間に130Words程度は読めるようになっておく必要があります。
※難関大学などは、1分間に150Wordsと言われています。。。
以上のことを考えると、この大学受験勉強の期間に、
高校生の平均速度の2倍以上の速度で読む力をつける必要があるということになります。
そのために、できることが、以下のことです。
速読のために必要なこと
①単語や熟語を見た瞬間思い出せること
②文構造を一瞬で見抜き、英語の語順で読めるようになること
この二つが絶対に必要な力となります。
本日紹介するシャドーイングは、
②の英語の語順で読めるようになることを身につける訓練となります。
シャドーイングの実施方法
目的
シャドーイングの目的は大きく二つ。
「長文の速読対策」と「listening対策」です。
人は、口で喋ることのできる速度以上の速さで、黙読することはできません。
そのため、口を回るようにする練習です。
※テストにlisteningがないという方でも、
シャドーイングを疎かにすると、
速読力で他の受験生に負けますので徹底的に実施してください。
実施方法
①精読した文章について、英語の音声を聞きながら、１テンポ遅れて追いかけて発音していきましょう。
最初は、テキストを見ながらでOKです。
②1文目を完璧に追いかけられる状態になったら、1文目と2文目を続けて実施。
それができたら、1文目、2文目、3文目と追加していきましょう。
③1日30分～1時間程度の時間を取って大丈夫ですので、実施。前日精読したものを、翌日の朝に実施すると、良い目覚めの体操になるかもしれません。
④慣れてきたら、テキストを見ずに音声だけを聞いて追いかけていく訓練にレベルアップさせましょう。
注意点
シャドーイングを実施する時は、
「精読した文章であること」
「発音が全て正しく分かっていること」
この二つがあって初めて、効果が出ます。
そのため、丁寧な精読を心がけてください。
また、単語帳で発音の分からない単語が無いように、
必ず音声を聞きながら単語を覚えてください。
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