こんにちは。偏差値40台から逆転合格でおなじみ、武田塾小岩校です。
本日は、偏差値50台の高校に通う方が大学受験にチャレンジする場合、
いつから勉強を始めればいいのか、ご紹介していきます！
受験にフライングスタートはありません。
危機意識を持った方は今すぐにでも勉強を始めましょう！
現在、塾や予備校を探している高校1年生、2年生の方、
大学受験はまだまだ先だけど、
高校受験を考えている小岩駅周辺の中学生の保護者の皆様、必見です！
江戸川区にある偏差値50台の高校は？
高校一覧
江戸川区には偏差値50台の高校が3つあります。
・江戸川高校 偏差値59
・関東第一高校 偏差値41~57
・小岩高校 偏差値51
小岩校にも、この三つの高校から毎年1名～5名の生徒さんが通ってくださっています。
では、それぞれの高校の進学実績はどのようなものでしょうか？
進学実績
ここでは、早慶上理、MARCH日東駒専、4年生大学進学率に絞ってご紹介していきます。
合格者の人数については、一般試験の合格者です。
では、4つの高校を比較していきましょう。
※公表されている合格者数は、同じ人がMARCHに複数受かっている場合がありますので、
参考程度にみてください。
とくに、江戸川高校と関東第一高校は進学者ではなく延べ合格者の公表なので、
注意が必要です。
この数字を見て、皆さんどのように思いましたか？
このグラフをみて、
「江戸川高校にいれば、100位くらいまではMARCHに行けるぜ！」
と思った方、要注意です。
江戸川高校、関東第一高校の数字は延べ人数です。
1人の生徒が、明治大学と法政大学に合格した場合、2人と換算されているのです。
そのため、実際の進学者の数は、グラフの数字の1/2~1/3程度になると予想されます。
江戸川高校や関東第一高校、小岩高校に通う方で早慶上理に合格するためには、
校内順位でも10番内程度にいる必要があります。
これを考慮した場合、MARCHに合格するためには
江戸川高校では40~50番内にいる必要があり、
関東第一高校では10~20番内にいる必要があると予想されます。
小岩高校の場合は、10番内が目標です。
数字だけ見ると、しっかりと勉強をしなければ届かない大学です。
受験業界の標語で、
「合格大学は、高校偏差値－10の大学」という言葉があります。
興味のある方は、こちらの記事もお読みください。
【受験コラム】合格大学は高校偏差値－10？ 高2が知るべき受験の現実
では、決して到達できないかというとそんなことはありません。
みなさんと、高偏差値の高校に通っている方との違いはただ一つ。
これまでの勉強時間です。
それを取り戻すことさえできれば、難関大学への合格も可能です
下に載せる写真は、私が指導した江戸川高校の生徒さんの進学実績です。
では、皆さんはどのように勉強していけばいいのでしょうか？
江戸川高校に通っている方
早慶上理に合格したい場合
まず、勉強期間は1年半~2年間です。
1年で逆転合格を狙うことは、できないことはないと思いますが、
成功確率は数％と思ってください。
早慶上理への合格が多い高校の生徒さんは、
学校のカリキュラムがとても速いことが多く、
例えば近くの市川高校などは高校2年生の終わりの時点で、
高校3年生までのカリキュラムが終わっていることもあります。
彼らと戦うためにも、高校2年生終わりの時点で、
ある程度の実力をつけておく必要があります。
目安としては以下の通りです。
文系の場合、高2の終わり時点で、MARCHレベルの英語で7~8割取れるようになる。
理系の場合、高2の終わり時点で、MARCHレベルの英語と文系数学で7~8割取れるようになる。
この基準を満たすための行動が重要になります。
MARCHに合格したい場合
MARCHに合格したい場合、必要な時間は1年~1年半程度になります。
MARCHに位置する大学は、どの学部も偏差値57~65程度の難しさがあります。
これは、受験生の上位15~20%程度を占めており、
大学受験をしない人を含めると上位10%になってきます。
「とりあえずMARCH」なんて言葉もありますが、
これは大いなる間違いです。
MARCHはしっかりと対策をしなければならない難関校です。
関東第一高校、小岩高校に通っている方
早慶上理に合格したい場合
2年~2年半程度を見積もりましょう。
小岩高校や関東第一高校に通っている場合、
日々の勉強習慣が無いことが最大の問題となってきます。
習慣を身に着けることはとても難しいことで、
科学的にも半年から1年はかかると言われています。
そのため、まずは英語などに絞り、
一日15分でもいいので毎日勉強する習慣をつけましょう。
その後、高校2年生の終わりまでにMARCHレベルの英語や文系数学で
点数が取れるようなカリキュラムを実施しましょう。
また、学校カリキュラムが遅すぎる場合があるため、
数学や理科などについては独学が必要になる場合も多いです。
そのため、高1、高2の時点で、「もう自分は受験生なんだ」と覚悟して、
一日の勉強時間を他の高校3年生と同じくらい取り組みましょう。
MARCHに合格したい場合
MARCHに合格したい場合は、1年半～2年間を見積もりましょう。
やはり、勉強習慣をつけるという意味での半年間が必要になり、
そこから実際の受験カリキュラムを始めていきます。
道のりは長いですが、
受験は必要なことを必要な量実施すれば、
誰にでもチャンスがあります。
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