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【合格者の通信簿】東京理科大学に合格するまでの1年間の話

こんにちは。偏差値40台から逆転合格でおなじみ、武田塾小岩校です!

本日は、合格者の成績が上がっていく瞬間、上がった理由

通塾期間全ての成績から振り返っていきたいと思います。

合格へのエッセンスがつまっています。

高校2年生、1年生の皆さん、保護者の皆様、ぜひご一読ください!

8

 

入塾前の状況

入塾時期 浪人が始まった3月末
入塾前の勉強時間 1日0時間程度
入塾前の取得資格 なし
当初の志望校 東京理科大学 総域理工学部(偏差値57.5)
合格大学 東京理科大学 先進工学部(偏差値57.5)
立教大学   理学部  (偏差値57.5)
東京電機大学 多数の学部(偏差値45~55.0)
千葉工業大学 多数の学部(偏差値40~50.0)

入塾時、どこから始めたの?

武田塾では、入塾時に「現在の実力」を知るためのチェックを実施しています。

この方が、どのような状態だったのかについて、お話ししていきますね!

対策を開始した科目 英語、数学、物理
英語の状況 システム英単語の1~300までは暗記できていましたが、それ以外については、高校1年生レベルの英文法から知識が抜けていました。そのため、8月~9月の英検2級を中期目標に据え、高校1年生レベルの文法事項からやり直しています。
【開始参考書】
・システム英単語basic
・大岩の英文法超基礎編
数学の状況 数学についても、授業形式の予備校に通っていた1浪目では、ほとんど演習をしていなかったため、数学Ⅲの知識はほとんど忘れていました。数学ⅠAⅡBについても、公式はなんとなく覚えているという状態だったため、武田塾のカリキュラムでも最初から始めています。
【開始参考書】
・基礎問題精講ⅠA
物理の状況 高校物理には、力学、熱、波動、電磁気、原子の5分野あります。こちらについても1浪目では力学にしか触れておらず、そこについても長期間復習をしていなかったため、公式をほとんど覚えていない状態でした。
【開始参考書】
・エッセンス力学波動

推薦入試のコピー (12)

カリキュラムの目的

この生徒さんは、2浪目でしたが、現役1浪目が全落ちという状態でした。

そのため、今の自分の実力がどのあたりなのか

どれくらいの伸びしろがあるのかが分からず、

目標も定まっていない状態でした。

受験相談にいらっしゃった時、生徒さんがおっしゃっていたのは

早稲田大学の理工学部を目指すということでした。

しかし、その時点の彼の実力から、早慶へのカリキュラムは、

体力的にも時間的にも厳しく、仮に早慶を目指して開始すれば、

勉強が嫌になる可能性がありました。

そのため、小岩校として提案したのは、

東京理科大学を第一志望としてMARCHまでを確実に合格し、

余裕が出てきたら早稲田大学を目指すということです。

また、成功体験がないため、受験期間の途中で「合格」という文字を見てもらうためにも、

英検2級を中期目標として設定していました。

――――思い出――――

これは、私の雑談ですが...

この生徒さんの合格発表は、とりわけ記憶に残っています。

現役時、1浪時と全落ちしていたため、武田塾で実力がついた2浪目でも、

合否の確認することはすこしだけ怖かったようです。

小岩校の面談室で、お母さまと本人と私で面談をしているところで、

最初の東京電機大学の合格発表の時間になりました。

―合格―

この文字が出てきた時の、生徒さんの安堵した顔は、いまだに覚えています。

この発表を皮切りに、

千葉工業大学、立教大学、東京理科大学の全てで合格されていました。

推薦入試のコピー (13)

カリキュラムの進み方

入塾後1カ月目

それまで、勉強習慣がなかったことが大きく、

最初の1か月は、毎日勉強することに慣れるということを主眼に置いていました。

というのも、やはり成績が上がる生徒というのは、

短期集中型ではなく、

モチベーションが低くなった時、質が低くとも継続できる生徒です。

継続するための姿勢づくりは、勉強開始の1か月程度で実施する必要があります。

そのため、現役時、1浪時にその姿勢が作れなかったことを踏まえ、

最初の1カ月は、少ない量で構わないから、

「毎日、実施すること」

「毎日、塾に来ること」

を目標に続けていました。

入塾後6カ月目

入塾1カ月目、しっかりと勉強習慣をつけることに成功した彼は、

2カ月目から勉強量を徐々に増やしていき、

5月の時点では、毎日10時間を勉強に使用することができていました。

朝、苦手な英語を終わらせ、

昼過ぎからは、抵抗の無い数学や物理に取り組む。

この時期に決めたルーティンは、受験直前まで変わることなく続けられています。

数学や物理については、7月末に日大レベルの過去問で8割取れるようになり、

MARCHレベルの過去問は、9月末ごろに8割取れるようになっています。

英語についてはかなり苦戦しており、

日大レベルの過去問で8割取れるようになったのは、9月の中頃でした。

〈使用参考書〉

英語:システム英単語、英語長文ポラリス1、パラグラフリーディングのストラテジー、速読英熟語

数学:重要問題集

物理:良問の風

受験直前期

カリキュラムについては、当初想定していた場所まで全教科終了しています。

英語:MARCHレベル

数学:MARCHレベル

物理:早慶レベル

〈使用参考書〉

英語:システム英単語、英語長文ポラリス2、速読英熟語、英文法ファイナル

数学:重要問題集

物理:名門の森

通塾期間の確認テスト平均点

武田塾では、毎週各科目のテストが実施されます。

英語であれば単語や文法、長文。

数学であれば、計算問題や演習問題などです。

このテストは、宿題の中で実施したものと全く同じ問題

ランダムで出題するものです。

人によっては、1年間で500個以上のテストを受験することになります。

合格する人は、この点数がやはり素晴らしいです!

平均点数:93.8点

推薦入試のコピー (14)

難関大学に合格するためには、

毎日の継続した勉強こそが大事!

それを証明するような数字ですね!

模試の点数推移

武田塾では、6月、9月、11月に共通テスト形式の模試を実施しています。

ここでは、実際の成績の推移をご紹介していきます!

時期 R L 現代文 古文 漢文 ⅠA ⅡB 世界史 日本史 地理 倫政 物理 化学 生物 理基 合計
6月 52 32       76 81             74   315(63.0%)
9月 56 47       69 70             81   323(64.6%)
11月 74 52       76 74             72   348(69.6%)
本番 81 45       82 82             73   363(72.6%)

千葉工業大学と東京電機大学は、共通テスト利用で合格しています。

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