こんにちは！ 私は現在、早稲田大学教育学部理学科生物学専修の3年です。
本日は志望校選びで迷っているであろう皆さんへ、人気大学の過ごし方をご紹介いたします！
紹介していただくのは、早稲田大学教育学部に通っている理系の講師です！
まず、早稲田大学の教育学部なのに理系？と思う方もいるかもしれませんが、教育学部には数学科と理学科の2つの理系の学科が存在（理学科はさらに生物学専修と地球科学専修の2つに分かれる）しています！
本日は、教育学部というところで紹介していきますね！
学科の詳しい説明については、こちらの記事にまとめてみました！
早稲田大学教育学部理学科生物学専修ってどんなところ⁉現役学生がご紹介！
では、ここから実際の早稲田大学でのこれまでの学校生活についてご紹介していきます。
実際の学生生活
大学1年生
まず、私が入学したのは2020年なので、ちょうど新型コロナウイルスの影響を最も強く受けた時期。
授業開始も5月から、春学期の授業はすべてオンラインという形で、なかなか友達を作るのにも苦戦しました。
さらに、自分が困ったこととしては、「必修で物理の実験があること」です。
通常であれば対面で実験を行い、物理未履修者も多いので原理を細かく説明してくれるのですが、
この春はすべてオンラインで実験ができないため、小テストが多く物理未履修者の自分には地獄でしたね…
ただ、オンラインでTAさんによる質問コーナーなどを設置してくれていたおかげで何とか乗り切ることができました。
また、内部生の割合がとても高いので、内部生の友人を作ることで先輩とつながり、色々教えてもらうことができました！
一年生の必修としては、物理実験のほかにも
・生物の基礎的な授業いくつか
・化学実験
などがあり、化学実験も初めのころはレポートを書くのに慣れないものの、慣れてきたら簡単です。
また、生物の基礎的な授業は、生物未履修者でもできるように難易度は低いので、生物受験した人なら心配いらないでしょう。
さらに、この年はオンラインだったので、テストも教科書参照などが許され（通常対面であれば持込不可のテストが多いです）、その点でいえばお得だったように感じます。
秋学期は必修も少なく暇な時間が多くなるのですが、サークルも思うように活動できない日が続き、結果としてサークルに入っていない友人も多くいました。
よって、自分は秋学期に自動車免許を取ったり、TOEICの勉強（教育学部にはTOEICで690点以上を取ると、英語の単位を免除する素晴らしい仕組みがあるのです）をすることで時間を無駄にしないようにしていました！
大学2年生
対面の授業が増えたことに加え、ここからが生物学専修らしく生物学の実験が始まったり、授業内容も本格的な内容になってきます。
2年生で一番大変だったところはやはり実験です。毎週火曜日に一日かけて実験を行うのですが、
失敗した日は夜八時まで居残ったり、一週間で7000字程度のレポートを書く
のでなかなか慣れるまでは辛い、いや慣れても辛いですね。
ただ、再提出があったりするので提出し忘れたりしなければ単位を落とすことはないと思います。
必修はやはり春学期に固まっているので、春学期の期末試験は大変ですが、春を乗り越えれば1年生の時と同じように暇な時間が多いです。
夏休み～3年生にかけてはレポート以外は遊んだりサークル行ったりと、大学生活の中で一番自由だったかもしれませんね。
大学3年生
3年生になると、必修の講義はほとんどなくなりますが、
実験が2日連続になり、しかも単位を落としたら留年確定になります。
量、質ともに厳しくなるらしいので、頑張っていますがどうなるのでしょう…
ただ、3年生からは研究室のあるTWINS（早稲田キャンパスから歩いて20分くらいのところ）で実験を行うので、より理系感が強まるかもしれません。
また、大学院への進学を考えない場合は就活を始める時期でもあり、
日々のレポートに加えてESを書いたり、インターンへ行ったり、OB訪問をしたりと間違いなく一番忙しい時期となるでしょう。
よって、必修以外はなるべく1,2年生で詰め込むのが良いと思います。
これは生物学専修に限らず、教育学部全体で言えることです！
全体の評価
どうでしょうか、具体的なイメージはつかめたでしょうか？
学科には部活に入っていたり、教職を取っていたりと僕の何倍も忙しい生活をしている人もいますが、
まじめにやっていれば可能なので、
あくまでも個人としての感想ですが理工学部の人と比べると自由度は高いと思います！
また、東京理科大などと比較すると夏休みも長いので、
周りの他の大学の友人の話を聞いても、理系の大学生としては普通くらいの忙しさなのかと思います！
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