こんにちは!偏差値30台から逆転合格でお馴染み、武田塾小岩校です。
今回は、中学生や保護者の方が気になっているであろう、都立高校の推薦入試の仕組みについてお伝えします!
中学校の面談などでも説明されると思いますが、
・実際内申点ってどのくらい大事なのか、
・面接ってどんなことを聞かれるのか、
・そもそも推薦入試ってどのくらい難しいのか
具体的に知ることは難しいですよね…
そこで、今回は都立高校(普通科)の推薦入試の仕組みについて、詳しくご紹介いたします!
大まかな仕組みについて
まず、都立高校の受験は大まかに
・推薦入試
・一般入試
の2種類あります。
推薦入試とは学力検査がなく
①調査書(学校の成績)
②個人面接
③集団討論に加え、
それぞれの学校が指定する小論文や作文、実技試験などの中から1つ以上を実施するものです。
それでは、ここから各選抜方法について詳しくご紹介します!
各選抜方法について
調査書
調査書とは、学校の成績のことで、中学校3年生の2学期の成績が使用されます。
ここで、推薦で使用される成績は一般入試で使用される換算内申ではなく、素内申であることに気を付けてください
※※※※
【換算内申とは】
5教科の成績+実技4教科(体育、美術、技術家庭科、音楽)の成績×2倍の計65点満点
【素内申とは】
9教科の成績の計45点満点。
つまり、一般入試では実技4教科の成績の比重が大きくなりますが、
推薦入試ではどちらも大事になるということです。
個人面接
個人面接は、基本的に学校で書く自己PRカードをもとに、約10分間の面接を行うものです。10分間の中で5~10個ほど質問されます。聞かれる内容としては
・中学校生活の思い出、努力したこと
・志望理由
・高校入学後にやりたいこと
・将来やりたい職業
・高校卒業後の進路
・時事問題
・自分の長所や短所
などがメインになってきます。
基本的に自己PRカードに書いたことに基づいて行われるので、自己PRカードを書く際はその内容が話しやすいのかを考えながら書くとよいですね!
集団討論
集団討論とは、生徒5~6人で30分程度、一つのテーマについて議論を進め結論を導くものです。
基本的に生徒主体で話を進めていくので、
相手の意見を聞きつつ自分の意見も主張することや、
全体の意見をまとめることなどが重要となり、
コミュニケーション能力や思考力、協調性や主体性などが評価されます。
テーマとしては、例えば2020年の小岩高校では
・来年度、2020東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるためにできることとしてどのようなことが考えられますか。また、皆さんが高校生としてできることについて具体的に話し合ってください
・近年、AI(人工知能)の普及が加速し、将来は人の活動の多くがAI(人工知能)に代わると言われています。AIが普及することの利点と問題点について、それぞれ具体的に話し合ってください
・令和元年度10月1日より一部の商品を除いて消費税が10%に引き上げられました。消費税が増税することの利点と問題点について、それぞれ具体的に話し合ってください
など、時事的な問題が多く見受けられます。
次の2022年度の入試では、やはりコロナウイルス関連のテーマが多くなるのではないでしょうか。
また、その他にも学校行事などの学校生活にかかわるテーマが多い高校もあるので、
詳しくはこちらのHPからぜひご確認ください。
その他の検査
小論文や作文などから必ず1つ以上出題されますが、
基本的には偏差値が60以上の学校は小論文、
それ以下の学校は作文となる傾向が多いようです。
字数は100~600文字程度で、1~2つのテーマに従い記述していきます。
具体的なテーマとしては、例えば2020年の小岩高校では
・近年、台風や大雨などによる自然災害が日本全国で増えており、多くの被害が発生しています。あなたは実際に災害が起こったとき、高校生としてどのようなことに配慮し、どのような行動をとりたいと思いますか。自身の経験や体験に触れながら述べなさい
・科学・技術の発展は私たちの生活を便利なものにしてきました。一方で、環境や社会に対して、様々な問題をもたらしてきました。今後の科学・技術の発展はどのようにあるべきだと考えますか。あなたの生活に身近な例を挙げつつ考えを述べなさい
などがありました。こちらも基本的には集団討論のように時事的なテーマや学校生活に関するテーマが多いように感じます。詳しくはHP(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/theme/)からぜひご確認ください。
推薦入試で気を付けるポイント
推薦入試で気を付けるポイントとしては、
① 調査書(学校の成績)がとても重要であること
② 集団討論や小論文などの、特殊な対策をする必要があること
③ あくまでも一般入試の前段階であり、推薦入試だけで受かると思ってはいけないこと
です。
①調査書について
まず、推薦入試では、基本的に総合点のうち約50%が調査書点(学校の成績)であるといわれています。
これは、一般入試では30%であることと比べるとかなり高い値です。
よって、経験上、合否はかなり学校の成績に比例します。
もちろん学校の成績が低くても合格する生徒もいます
実際に僕の高校では、男子の推薦合格の素内申目安は42~44程度でしたが、39で合格した方がいました。
ただ、基本的には小論文や集団討論、面接の結果が著しく良い場合でないと合格は厳しいと思います。
②特殊な対策について
集団討論や小論文などの、特殊な対策をする必要があります。
一般入試しか受けない生徒にとって、小論文や集団討論、面接は不必要であるため基本的には対策をしません。
そのため、推薦入試を受ける場合、受験直前である1月にこれらの対策に時間を割かれ、
一般入試の生徒と比べ勉強時間が少なくなる可能性があります。
③あくまで一般試験の+αで考える
また、推薦入試に期待をしすぎないこともとても重要です。
推薦入試は基本的に定員が一般入試の1/4であるため倍率が高く、
生徒の学力も何段階か高い場合が多いです。
推薦入試を受ける方はほぼ100%一般入試を受けますが、
推薦入試の高校を一般入試の高校のレベルよりも下げる方もいるので、それだけ難しいと言えます。
さらに、一般入試の前にもし不合格となった場合、少なからずダメージは受けるでしょう。
実際に自分は都立高校を受験しましたが、
内申点が少し基準より低いこと、
集団討論などの対策に時間をかけたくないこと、
メンタルが強くないので不合格を見たくないことなどから推薦入試を受けませんでした……
ただ、純粋に考えて推薦入試を受ければ合格する機会が2倍に増えるので、
成績が良い方や学力試験よりも面接や集団討論、小論文や作文に自信のある方はぜひ挑戦するべきだと思います!
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