こんにちは!
偏差値30台から逆転合格でおなじみ、武田塾小岩校の森山です。
さて、模試も続き、メンタル的にも体力的にもきつくなっていませんか?
適度に休息をとり、しかしここでくじけないように続けましょう。
続けることだけが、成績上昇の秘訣です!
さて、本日は小岩校が誇る偏差値70オーバーの理系講師
金尾先生に受験期を語ってもらいました。
浪人時代、金尾先生はどのような受験期を過ごしたのでしょうか?
金尾駿 担当:物理、数学、英語、化学
こんにちは。
武田塾小岩校 講師の金尾です。
私が伝えたいことは、理系科目、特に数学への取り組み方についてです。
私は高校1年生の冬頃から受験を意識して勉強に取り組むようになりました。
いつ勉強を始めたか
医学部を目指していた私が、まず力を入れて取り組んでいたことは、数学と英語の勉強です。
どちらもZ会の教材を使って1ヶ月に1度テストを解いて添削してもらって解き直しを繰り返していた。
誰かに添削してもらうことで自分の修正すべきことがはっきりと分かったので為になっていた。
しかし、毎週遠征に行くような忙しい部活に入っていたので添削問題に取り組めずに、溜まってしまうこともしばしばありました。
その他にやっていたことと言えば
・青チャート
・シス単
・ネクステ
を中心に勉強していました。
ここに、一つ注意点があります。
青チャートで数学ⅠAはよく取り組んでいたので模試でも解けていました。
しかし、ⅡBとⅢは解答を覚えるだけになってしまい、考えて解くということが全く出来てなかった。
考えて解く、ということの重要性に気付いた瞬間です。
ここに気付けたことが、大きな転換点となります。
高校3年生になり理科や社会科目をやり始めましたが、部活の引退が12月ということもあり十分に実力がないまま入試に入り全く歯が立たなかった。
国立受験には、それほど時間がかかるということをここで気づきました。
浪人時期の勉強
浪人時は数学と英語はそれぞれ専門の塾に通い、それ以外の科目は自力で学習していました。
その数学の塾では、授業はありませんでした。
毎日塾に着いたら先生からその日に解く問題を2~3題指示されて、自力で解いて、先生のところにノートを持っていき丸付けしてもらいます。
解答を見せてもらえることはありません。
そのため、色んな解法でその問題に対して問題にアプローチし、考え続けて何とか解答にたどり着くとく癖がつきました。
一問解くことに、平気で5時間を超すこともしばしばでした。
また、あの問題は京都大学の問題でしたが、その1問を解くのに1週間かかったこともあります。
しかし、このように自力で考えることを続けていくうちに、どんな問題でも解けるようになっていました。
時間はかかってしまったが、受験生の最後の年には偏差値で70は超えていた。
この「考える」という力が、自分の大きな財産になったと確信している。
理系浪人生の皆さん!
「参考書でやった問題は解けるけど、初見の問題は解けない」
そんな状態に陥っている人はいませんか?
その状況を脱するには、金尾先生の過去の経験に大きなヒントが隠されています。
時間が無い中で焦る気持ちは分かります。
焦って、すぐに解答に飛びつきたくなる気持ちも、、、
しかし、そこで一拍おいて、自分で考えるというクセをまずはつけてください。
そうすることで、難しい初見問題でも、必ず解けるようになります!