こんにちは。
JR高円寺駅より徒歩3分。大学受験専門予備校の武田塾高円寺校です。
開校いきなりの記事が「英検2級MUST!」丁度今、英検真っ最中なのでこんな記事にしてみました!!
侮るなかれ、英検2級で十分メリットは出てきます。まずはここから!!!
10月の第一週及び第二周の金曜日~日曜日、2021年度の実用英語技能検定(英検)第2回が行われます。昨年度は、従来型の英検とCBTとSCBTを各3回ずつ受験することが出来ましたが、今年度からCBTがなくなり、従来型の英検が3回(残り2回)と代わりにCBTは同一期間内に各2回ずつ受けることが出来るようになっています。
リスニングが得意ではない人対策(笑)
その中でも今回注目したいのは、従来型の英検です。リスニングがさして苦手でもない人は、SCBTと従来型のどちらを選択しても変わりありません。でも、あまり得意じゃないというか苦手意識があるひとなら、断然従来型の方が有利です。知ってますか?
もうご存じでしょうが、SCBTのテストは、いきなりSPEAKING(面接)から始まり、次にLISTENING ⇒ READING ⇒ WRITING と続きます。加えて、解答は従来型と同じように解答用紙に記述しますが、問題はパソコン画面上で見ることになりますのでなかなかスクロールしてページを戻して問題を確認することはちょっと大変です。
比べて、従来型の英検は85分の時間制限でREADINGとWRITINGをやります。続けて、LISTENINGに入りますが、問題はすでに手元にあります。つまり、READINGとWRITINGとセットになっているのです。もしあなたが85分の時間をできるだけ余らせて、LISTENINGの問題が聞こえる前に選択肢を確認して問題を予想してください。この作業で、正答率はかなり上がるはずです。例えば、日大レベルの実力があれば、最初は85分ギリギリかかっていたREADINGとWRITINGですが、10回分程度の過去問をやりこなすと、早い人なら60~70分で十分にできるようになります。
そのために必要なのは、単語をしっかり憶えて短時間で反応できるようにすることと、形式になれること。特にWRITINGは、なれさえすればあっという間に時間の短縮が可能です。(ただし、雑にならないように)
英単語は、WRITINGがあるので、通常はやらないですが日本語と英語の逆バージョンを覚えるのも良いと思います。
そこまで乗り切れば、SPEAKINGは約1か月程度先です。面接の練習はまだまだやる時間が稼げます(笑)。
試験の概要
レベルとしては、高校卒業程度といわれています。試験の構成は、リーディング・ライティング・リスニングからなる筆記試験(一次試験)とスピーキングを評価する面接形式(二次試験)からなります。
まずは、一次筆記試験について
一次試験の問題構成
1.筆記試験(85分)
【大問1】 短文の語句補充問題 20問
・単語が問われる問題10問(4択)
・熟語が問われる問題 7問(4択)
・文法が問われる問題 3問(4択)
【大問2】 長文の語句空所補充問題 6問
・2-A 3問(4択)
・2-B 3問(4択)
【大問3】 長文の内容一致選択問題 12問
・3-A Eメール 3問(4択)
・3-B 説明文 4問(4択)
・3-C 説明文 5問(4択)
【大問4】 ライティング(TOPICについて、自分の意見とその理由を2つ書く)
・目安になるPOINTが、3つ書かれている(それ以外のものでもいい)
・語数の目安は、80~100語
2.リスニング(約24分)
【第1部】 対話を聞き、その質問に対して最も適切な答えを選択する
4択 15問
【第2部】 英文を聞き、その質問に対して最も適切な答えを選択する
4択 15問
対 策
大問1
1.とにかく単語力
1にも2にも、とにかく単語力があれば【大問1】をクリアできると思います。センター試験の文法問題とかとは明らかに違って、熟語問題も文法問題も微妙な選択肢もあんまりないようなので何とかなる感じです。
武田塾的に言うと、入塾して最初の3か月で十分終わってしまうレベルです。単語だけなら早い人は3週間でおつりがくる人もいるはずです。同時並行して文法の勉強も進めることになるので、普通に進めば2級の対策はそれで十分です
2.英訳をしながら問題を解く
【大問1】を解くときのPOINTは、ちゃんと問題ごとに英訳しながら考えることです。(邪魔くさがらないで)
大問2~大問3
【大問2】、【大問3】は、レベル的には武田塾の教材で言うと「レベル別4」程度。「やっておきたい300」まではいきません。要は、単語さえわかれば文意は取れるはずです。文法的・英文解釈的に難しいところはほぼありません。なので、【大問1】をクリアできる単語力があれば、【大問3】までは、何とかなると思います。
と言う訳で、対策する場合、短期で攻めるなら単語テストだけに絞ってもいいぐらいです。そのレベルはというと、センターレベル(日大レベル)シスタンで言うならば1~1200で十分です。
ここまでの補足(時間配分に注意)
ただし、時間の落とし穴があります。センター試験ほどではありませんが、やはり時間配分には注意が必要です。一次試験の時間配分を考えると、【大問4】ライティングを考えるとそこで、20分は見ておきたいです。すると残りは65分という事になります。
1.POINTは、過去問をやる(あるだけ。シッカリ時間を図ってね!)
【大問1】20分
【大問2】A、B~【大問3】A 各7分程度(20分)
【大問3】B、C 各10分(20分+α5分)
【大問4】20分
と、言う訳でやはり問題慣れしかありません(笑)。公式HPに問題が3回分あります
大問4:ライティング(大事ですよ!一番点数を稼げる可能性があります)
時間配分でも話した通り、ライティングにかかる時間がKEYになってきます。20分の配分のところを5分縮められれば、ほかの問題を解く特に精神的にだいぶん違ってきます。そのために、事前にできる事をやっておきましょう。
1.POINTは、型を覚えてパターンで、書いていくという事
1.主張ー自分の意見を明示する
2.理由1
3.理由1の具体例など(補足)
4.理由2
5.理由2の具体例など(補足)
6.結論
その中でも1の主張部分については、主題にあったTOPICを利用する。TOPICの文章の前に、I think (believe) とかI do not think を付ければ、冒頭の主張で15~20語は、書けます。
続けて決まり文句の丸暗記を追加。 ⇒ I have two reasons to support this opinion.
※ don't や can't などの省略形は、使いません。英語で小論文を書く場合のルールとして不可です。勿論 I'm や aren't もダメです。
2、4は、First や Second 、To begin with や In addition などで始めます。聞き出しのパターンも覚えましょう。他に、3、5では、For example (instance) とか、In my experience 自分の経験からすると、とかも使えます。
最後に6の結論も同じ感じで、From the above ,とか For these reasons , In conclusion とかで同じ主張を繰り返せば、最大40語ぐらいすぐ書けてしまいます。という事は、あと半分!
※ただし、まったく同じ表現は、繰り返さないように! 冒頭で think を使ったら結論では 最悪でも believe を使うとか。表現を言い換えましょう。(全く同じTOPICをそのまま使わない)
2.型の他にも覚えるべき単語やフレーズ
can=be able to~できる,want to~=would like to~したい、など言い換え表現は、重複表現を避けるためにも有効です。
後は、環境問題(地球温暖化)、エネルギー問題なんかの単語や文も頭に入れておけば、役立ちそうです。
It does not contribute to global warming. それは、地球温暖化に寄与(貢献)していない。
S lead to global warming. Sは、地球温暖化につながっている。とか。
3.とにかく簡単すぎるぐらいの表現で
最初にTOPICについて、YESかNOかを選んだら、後は2つの理由を考えるだけです。ここでは、いきなり英文で考えずにまず日本語で書いてみましょう。多くの皆さんは大学受験を目指す現役生だと思いますので、傾向として結構難しい日本語の表現になりがちです。それをさらに英語の表現に直すことは至難の業です。最初にできた日本語による表現を、どんどんブレイクダウンしてより簡単な日本語の表現に直しましょう。例えばそれが、日本語で考えると幼稚すぎる表現になっていたとしても、躊躇する必要はありません。それから文法的に間違いのない英語の表現を作ってみてください。難しい単語や英語の構文も使うに越したことはありませんが、とにかく文法的に間違えのない表現で書きましょう!
<注意すべき文法のPOINT>
・時制のミス(基本的に現在形と思いますが、時制の一致には注意)
・数のミス(単数、複数、三単現のSなど)
・冠詞の付け忘れ(a、an、the)
4.1~3が出来るようになった人にプラスアルファ。簡単な構文を使うことを意識しましょう。
・It~to~、It~that(形式主語・目的語 構文)
・so~that~(非常に~なのでthat以下)
・too~toー(ーするには~すぎる)
・the more~,the more-(~すればするほど、よりーする)
・関係詞など
実際の問題として、READING(全38問)やLISTENING(全30問)で差はつけようがありません。一番差をつけることが出来るのが、SPEAKINGやWRITINGです。その中で、そんなに時間もかからずにしっかり対策できるのがこのWRITINGです。
リスニングテスト
まず、スピードはさほど速くはありません。「速読英熟語」のおんせいCDの方がの方が早いです。
本文を読み上げられた後、質問文が読み上げられます。その後の10秒を使って、四択の問題の中から検討します。
じっくり落ち着いて検討に入ったとたんに、終わります。必ず、10秒で切っていきましょう。
1.苦手な人は、流れている音源からヒントになる単語や熟語を拾う事から始める
2.耳を慣らすために、テキストを見ながら音源を聞く
この1週間は、毎日テキストを見ながら音源を聞いて、自分の耳から入ってくる音を実際の単語として(文章として)認識する練習をしましょう。1週間程度やるだけでも効果は徐々に出てくるはずです。だまされたと思って一度お試しください。実は、そんなに難しい文章じゃないことが解ります!
<当日・テスト本番(従来型英検の場合)>
1.85分の筆記テストをできれば5分からそれ以上早く終わらせて、その時間を使ってリスニングテストの選択肢を事前に確認する(1回目の確認)。
※どんな選択肢があるのかだけでもいいです。可能なら、どんな質問がされるのかあたりをつけてもらいたい。必要ならメモも取りましょう。とにかく全部で30問あるので時間勝負です。回数を重ねるごとにREADINGのテストは、速くできるようになっていきます。60分~65分で終わって、残り20分かけてLISTENINGの選択肢の確認が出来るようになります。
2.テストの進め方としては、質問文を聞き終えたら即、答えを選びまた残った時間は次の選択肢を確認します(2回目の確認)。あとは、その繰り返しです。
3.2回目の選択肢確認は、MAX10秒ありません。すぐに選んで次の確認に進んでください。優柔不断が命取りになります。一度しくじると、最後まで後を引きます。
GOOD LUCK!
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