こんにちは!
神戸市兵庫区にある武田塾神戸湊川校です!
今回のブログでは
武田塾の参考書ルートと定期テストのバランス
について徹底解説していきます!
今受験生の方の中には、
「受験のために参考書ルートをやるのはいいけど、学校の定期テストとのバランスはどうしたらいいの?」
という疑問を持っている人も多いと思います。
高校生からすると中間テスト・期末テスト・課題テスト...と、かなりの頻度でやってくる定期テストですが、今回はこれらと
参考書の勉強のバランスについて、特に高1・2生が早めに意識し始める英語・数学に絞って、皆さんの疑問を解決していければ
と思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
また、神戸市兵庫区にある武田塾神戸湊川校では
いつでも受験相談を受付しておりますので
お気軽にご相談下さい!
今回の話の前に...
前提として、大学受験において合格することを目的とするならば、極論ですが
定期テストは完全に忘れて大学受験のための参考書で学習を進めることが最適
だということをお伝えしておきます。
ただ、「定期テストを対策しないと赤点になってしまう...」「先生に怒られて勉強どころじゃなくなる...」といった生徒がほとん
どだと思いますので、今回は英語・数学の2科目をベースに、もっと現実的な観点からお話していきます。
学校のレベルに遅れない
まずは数学です。
結論から言うと、難関大学を合格するなら定期テストは解けてほしい所です。
つまり、定期テストが解けるということは、学校に遅れないということです。
定期テストの対策をバッチリやらなければいけないというわけではありませんが、定期テストでさえ点をしっかり取れないのであ
れば、受験勉強として学習内容を先取りすることはもっと難しいことになってくるので、
学校の内容に遅れないということが最低ラインだと捉えた方が良いでしょう。
最低限で学校の学習ペースに追いつきつつ、もっと自分でその先を頑張りたいのであればそれは自由ですが、学校に遅れをとった
ままで参考書を頑張り続けるのは順序がバラバラです。
また、定期テストが難しい高校やレベルの高い難関高校であっても条件は同じで、やはり平均点を取れていなければ遅れをとって
いると考えなければいけません。
難関高校であっても、最上位の国公立大学などを目指すのであれば、その中でもさらにトップを
目指していきましょう。
高1・2生であれば、そのためには、「入門問題精講」は理解を含めて仕上げるのは当然です。
「基礎問題精講」までで平均点はとれるレベル、さらに高得点を狙うのであれば、「チャート」シリーズが配られている学校なら
ば類題を解くか、または「4STEP」や「サクシード」で演習を積んでいくことを定期テスト前までやって仕上げるのも良いでしょ
う。
すでに遅れている場合
この記事を見てくださっている高1・2生の中には、「すでに学校の内容に遅れている...。でも今から頑張りたい!」という人も
いるかもしれません。定期テストだとすでに先の内容になっているので、忘れてしまっている部分も多くあり、途中から追いつく
ことは難しくなっているでしょう。この「参考書を進めたいのに定期テストに追いつけない」パターンは難しいですが、実は一番
重要な部分になってきます。
「学校の範囲と同じぐらい勉強の理解が進んでいて、定期テストでもそれなりに点数を取れる」というケースを基準とした場合、
「前回・前々回の定期テストの範囲からできていない」「高1の範囲からできていない」などの基準から遅れているケースと、
逆に「学校の範囲には追いついておりもっと先に進みたい」というケースも同様で、定期テスト前では数学に関して言えば、
2週間前からではどうにかならないケースが多く、1ヶ月はかけたいところです。となると、復習や先取りはいつやるべきか
というと、定期テスト終了直後から次の定期テスト1ヶ月前までの間の期間です。
参考書学習が指すものというのは、学校のペースに合わせることではありません。
「参考書学習で今まで取りこぼしたところをフォローアップしたい」「学校より早めに進めたい」みたいなケースだと、
定期テスト前は厳しいと思います。ですから、定期テスト対策をしたくなる気持ちがあると思いますが、その対策をしたいの
であればその期間に突入する前に勉強を稼ぐしかありません。
時期によって勉強方法を分けるということを器用にできると、一番良いでしょう。
数学の状態について少しまとめると、
・まず学校のペースに遅れないことが重要
・先取りをする場合は定期テスト前以外でする
となります。
英語は数学と比べると熱量は落ちる
見出しにもある通りですが、定期テストに関して英語と数学を比べた場合に、英語に対する熱量は数学よりも落ちる傾向にありま
す。理由としては、数学は定期テストの内容がそのまま使えるからです。例えば、2次関数を定期テストで仕上げると基礎と
しては問題ありません。しかし英語では、高1から英文法と長文の学習を同時並行するので、最初の頃は文法どころか単語すらも
ほとんど覚えていないような状態のまま、定期テストで急に長文が出てきてしまってわからないという人が多くいるでしょう。
こうなってしまうと、定期テストの対策をしようにも「何からするべきかわからない」状態になってしまいがちです。
ですので、結論として英語に関しては参考書学習になるべく優先して時間を割いてほしいところです。
参考書学習で基礎の部分を
上記の英語のところでは、特に英単語には重点的に時間を作っていきましょう。
初めは「システム英単語Basic」、または「ターゲット1400」や「ターゲット1900」を使う場合でも、まずは800番あたりまでの基
礎的な部分を覚えることを目指してみましょう。
また「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」や「関正生の英文法ポラリス1 標準レベル」などの基礎的な参考書を
使って、文法事項も頭に入れていきましょう。
「単語」と「英文法」のこの2つがいかに早くできるかによって、高校での英語生活全体が変わるレベルといっても過言で
はありません。
結局、学校の定期テストを最大限しのぐためには、英語の実力がないときだと定期テスト対策に時間を取られるのをどうしても
避けられません。「テストに出る長文の単語や和訳を丸暗記して、構文のポイントだけを理解して...」と、このようなことをやら
ざるを得ないタイミングが出てきてしまいます。赤点を逃れるためにはやるしかなくなってくるわけですが、この上でやるべきこ
とは定期テストが終わった瞬間から基礎の英単語や英文法の勉強をガッツリ始めることです。これを次の定期テスト
まで一生懸命に頑張って、定期テストが来たらその期間だけ対策をし、それが終わればまた実力養成を図る、ということの繰り返
しです。
そして最終的に英語の実力が高まっていくと、定期テストのために割く時間がどんどん減っていきます。例えば、「英文法ポラリ
ス」を全て理解して定着させれていれば、学校では基本的に一度見たことのある内容を毎回やることになるので、定期テストで困
ることはほとんどなくなるというわけです。夏休みや冬休みなどの時間が取れるタイミングで、とにかく基礎を一気に仕上げきれ
れば、その休み明けからの定期テストは楽になるはずです。英語の場合は「単語」「文法」ができるようになれば、
「熟語」「解釈」までできればさらに良いでしょう。実力養成がどれだけ行えるかで、定期テスト対策とのバランスを
見てあげることが重要です。実力養成をしないまま、定期テストのたびにその範囲だけを焦って勉強していると、定期テスト
に追われて高校生活が過ぎてゆき、気づけば受験直前....なんてことにもなりかねませんので、早めから手を打っておきましょう。
定期テストの対策を特別しなくても点数が取れるというこのラインが理想になってくるので、このラインを目指して頑張っていき
ましょう。
理科と社会について
高1・2生は、理科と社会に関してはそこまで時間をかけて取り組む必要はなく、定期テスト前にできる範囲で行っていくことが
ベストです。サボり過ぎてしまうと後々危うくなってしまうケースもありますので、ゼロにならないように心がけつつも、
英語・数学に優先して時間をかけていきましょう。
今回のまとめ
今回のまとめはこちら!!
① 高1・2生は最低限学校のペースには遅れないようにしよう!
② 先取りは定期テスト直後からの1~1.5ヶ月の間に取り組もう!
③ 英語は基礎的な単語と文法をしっかり勉強しよう!!
参考動画
今回の参考動画はこちら!
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